いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

私に聞かないで…って言ってるのに。

2016年04月12日 | 自然観察
よいお天気だったので、甲山周辺をぶらぶらしていました。

なんか、変わった蛾がいたので、草原のあたりをのぞき込みながら歩いていると
おじいさんが近づいて来ました。

おじいさんは、
「ねえちゃん、ねえちゃん。あの、あれ、セリやんなあ。」
と、池のほとりあたりを指さしました。

「はあ、そうみたいですねえ」

「あれ、食べれるセリやろか」

「さあ、どうでしょう」

「ねえちゃんは、どう思う?」

「はあ、野草は詳しくないので・・・。
 抜いてみて太い根が一本あったらドクゼりだとは聞いたことありますけど」

「そうか。抜いてみようかなあ。ねえちゃん、どう思う?」

知らんやん、そんなん。勝手に抜いてみいな。

おじいさんは、水辺に降りて、そのセリのような草を引っこ抜こうとしました。
が、なかなか抜けません。

「あれ。あれ。ねえちゃん、抜けんわ。」

知らんがな。私に手伝えと言うのか。

おじいさんは、何本かその草をぶっちぎって持って来ました。

「匂いはな、ええ匂いがするわ。ほれ」

「ほんまですねえ、いい匂いですねえ」

「ねえちゃんは、食べれると思うか?」

だから、知らんやん。

「どうやろか。」

「私が食べられると思うとか言って毒にあたっても、責任とれませんし」

「そりゃ、そんなこと思わへんけど、ねえちゃんは食べれると思うか?」

知らんやんか、そんなこと!
私に意見を求めないでくれ!

そりゃ、私だっていろいろ挑戦はしてますけど、他人様のことまで責任持てませんし
だいたい、ねえちゃん、ねえちゃんって、お宅どなた様?


でも、なんだか、おもしろかった!
やっぱり、里山はおもしろい!

いまがいちばん、あしたもいちばん!

「無害ですが食べられません」とは。

2016年04月12日 | 消費生活
思ったんですけど、食品と一緒によく入っている「品質保持剤」。
これについて、
「無害ですが食べられません」とよく表示されている。

無害なのに、食べられないだと?

なぜだ。

食べられる、食べられない、は、
食べて害があるか、ないか、がまずその判断の基準となるであろう。

したがって、
「無害だ」と言うなら、食べられるものだと言うことができるのではないだろうか。

それを「食べられません」とは、おかしい。

つまり、事業者は、
「無害だけれど、食品ではありません」ということが言いたいのではないだろうか。

さらに言えば、
「無害だから食べられないこともないけど、苦いだけでおいしくありません(個人的な感想です)」とか
「無害だから食べられないこともないけど、なんの腹の足しにもなりません(個人的な感想です)」とか

そういうことではないだろうか。

無害なんだから、食べるか食べないかは、個人の判断に委ねちゃったらいいじゃないか。

よくないか。


いまがいちばん、あしたもいちばん!