いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

原発とわたし。

2014年03月22日 | いろいろ
原発について、難しいことを書くつもりはまったくなくて
私と原発とのつながりをメモ代わりに。


子どもの頃、父がよく会社から山陰名物「板わかめ」を買ってきてたなあ。
父は、付きあいで買ってるって言ってたわ。
電力会社に勤める父は、島根の原発近くの海で採れるわかめを
「原発は安全です」っていう証拠代わりに買うんだって言ってたわ。
それを平気で私たち子どもに食べさせてたってことは
本当にその海が安全だからなのか
父に知識と意識がなかったのか
今となってはよくわからん。
ただ、子どもだった私は、父がわかめを持って帰ってくると
「わ~い!原発わかめだ~!」と喜んでおりました。


中学のときに大陸は動いているっていうことを学んだり
高校の地学の時間にプレートテクトニクスについて学んだり
そのたびに、この地球上で地震のない地域なんかどこにもないんだって思った。
高校生でも考えたのに、世の中の賢い大人たちは、なんで作っちゃったんだろうねえ。


先日甲山のなかよし池でバードウォッチングをしていたら
公園を整備しているおじさんが来て話してくれました。
「福島の原発事故でたくさんの人が避難してるけど
 人間と違って、野鳥たちは避難できない。
 放射能も人間には影響ないレベルとか言ってるけど
 人間よりずっと小さい野鳥たちにどんな影響がおきているのか。
 これから野鳥の数がどんどん減ってくるんじゃないかと心配してる。」


自然についての雑誌のバックナンバーを読む機会があった。
2009年とか2010年とか、福島の原発事故の起きる前の雑誌。
特集は東北の自然や野生動物やそれとともに伝わる文化。
そこには「原発」の文字はひとつもない。
共存していたわけではないだろう。
ただ黙認していただけなのかな。


みなみのクラスに、原発事故以来、
給食は食べずに毎日お弁当を持ってくる子がいた。


数値の意味も理解しようとしてないし
原発事故のその後の様子も自分で知ろうとしてないし
知ったとしてもそれが正しい情報かどうかもわからないと逃げたり。
それで、東北のお米を買えないでいる。
東北の魚を買えないでいる。
無責任な自分。


無責任においしいとこだけ持ってってる自分。



いまがいちばん、あしたもいちばん!

にするには、どうすればいいのかな。