いまがいちばん、あしたもいちばん

まいにちたのしい日々でありますように。。。

コヤイケドンの牙か爪

2013年10月13日 | 息子たち
神戸の灘で、小6の男の子が青銅鏡の破片を見つけたことがいま話題になっています。
あの子
なんだか、みなみと仲良しになれそうな風が吹いてるんだよな~。

ま、それはおいといて。


実は、うちにも、
前から、国宝級じゃないかと思われるモノがあるんだな~。

それは、3年前
みなみと伊丹の昆陽池公園で、ウロウロとカブトムシを探していたときに見つけたんだな~。

黒い、恐竜の牙のような形。

絶対、これ、恐竜の牙の化石だよ!
そう言ったのはワタシだ。

違うよ!
そう言ったのはみなみだ。
これは、恐竜の爪だよ!

うん、たしかに、爪かもしれない。

私たちはそれを大事に持ち帰り

それから3年間、
それは、みなみの机の引き出しの中に奉納されたり
リビングのペン立てになってるマグカップの底に、使い古した消しゴムと一緒に休んだり
玄関の靴箱の上に置き去られたり
テレビやエアコンのリモコンと一緒に棚の上に寝転んだり

探してもないけど、なんとなくいつも目の前にある存在だった。


しかし、いよいよ、
この化石にも日を当てやる時が来たようだ。

神戸の少年のニュースをみて、
みなみは、学校の大好きな理科の先生のところに
その恐竜の爪の化石を持って行った。

理科の先生は、
すごい!
どこにあったの?
教育委員会に持って行って、くわしく調べてもらおう!

と言うに違いない!




ところが、先生は
あ、これは、黒曜石だね。
神戸の子みたいになれなくて残念だったねー。
と言われたらしい。
一緒にいた非常勤の理科の先生も
気の毒そうに
うん、これは黒曜石ですね…。
と言われたらしい。


えー!違う!絶対恐竜の化石だってば!
そう言ったのはワタシだ。
博物館に持っていて見てもらおうよ!

しかし、みなみはエライんだ。

でも、そこで、これが恐竜の化石だってことがわかったら
先生の立場がないでしょ。
ぼくが取材で、
「理科の先生は黒曜石だって言ったけど」
って言ったら、みんな、理科の先生のくせにって言うやん。
そんなことになったら、先生がかわいそうやん。


そうかー。


なので、うちにある恐竜の牙か爪の化石は
ふたたび、みなみの机の引き出しの中に奉納された。

ちなみに、この化石を見つけたのは本当は私だけど、
取材では、みなみが見つけたことにしよう
ということになっている。


いまがいちばん、あしたもいちばん!