おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

ひつじさんのコメントから

2014年09月19日 10時33分53秒 | 家づくり
ネット社会って、すごいなぁ。。。

昨日のブログに『ひつじさん』という方からコメントをいただきました。感じるものがあって勝手に転載させていただきます。ひつじさん、ごめんなさい。

『はじめまして。
ランダムで偶然飛んできました。

いいなぁ、こういう工務店さんがご近所にいらしたら…。
うち、先々週 地元の工務店にリビングのドアをリフォームしてもらったら
ドアノブの土台が曲がってたんです…
しかも壁も新しく作り直してドアをつけたのに
もう、傾いてきました…
玄関先でタバコを吸ってご近所からクレームは出る わ、通路は真っ白に水浸しにして帰るわで
私がご近所と管理組合に謝りに回って
ほんとに泣きました…
こんな工務店なので やり直ししてくれと電話するのもイヤで、多分このイヤーな気持ちのまま使うしかないのかなーと悲しくなってます。
工務店さんって、ご近所の評判を頼りに探すしかないのでしょうか。。』



なんともなんとも、、、身が詰まる思いがしました。

ぼくもいいことばかり書いているけれど、実際にはうまくいかないこともある。お客様に叱られることもある。お恥ずかしながら、関係を回復できずにいるお客様もいらっしゃる。つらいなぁ、そこはほんと。

営業担当者がいくらいいこと言っても、有名で看板がでかくて保証が付いていても、結局は『人の手』で作るんですよね、お家は。特にリフォーム工事は工場で品質管理して云々というわけにはいかない。現場の職人がすべて。

リフォーム工事でお世話になっているお客様で、たいへんな心労をされた方がいらっしゃいます。ご近所で評判の大工さんに作ってもらったのですが、雨漏りカ所は数知れず、そのあとの対応はまるでなし。近所だから悪口も言えず、まさに泣き寝入り。娘さんのお家を建てさせていただいたご縁でメンテさせていただくようになりました。

もう一軒は、やはりすぐ隣の大工さんに建ててもらったのですが、打ち合わせと違うお家になっていってしまい、何度言っても直してくれず、現在は全くの断絶状態・・・。

そんな情報は巷にあふれているから、生活者の家づくりに対する疑心暗鬼は募るばかり。我々工務店も、比較されたりネットの情報を聞かされたりするとお客様に対して腹を割ってお話しができなくなっていく。お客様に対して疑心暗鬼になっていく。悪循環ですね。でもこれは家づくりに限ったことではないですね。学校でも同じことが起きている。病院でも、ご近所関係でも、否、暮らしそのものがなんか、こじれている。歪んでいる。

ぼくにとっては、

家づくりは『仕事』だけれど、

この『家づくりという仕事』を通して、実現していきたいものがある。

それは、

少々歪んでみえる現在の人間関係を、

自分の身の回りから、

ほんの少しでもいいから、ほんのわずかでもいいから、

人間らしい、あたたかな血の通った関係性にしていきたいんだ。


・・・あぁ、ひつじさんのコメントとは掛け離れた内容になってしまったな。(^_^;)

ひつじさんがまたお家のことで計画された時、いい工務店に出会われることを切に祈ります。

ではまた。

おさむ









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