おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

木の家

2016年06月04日 11時16分41秒 | 家づくり
33年前に新築工事でお世話になったW様から『ちょっと見てもらいたいんだけど‥‥』というお電話をいただきました。

早速おじゃますると、障子の敷居に貼られた敷居スベリが劣化して剥がれている。材料を準備して改めておじゃますることになりました。

『たまにはお茶飲んでいく?』とW様。せっかくですからいただくことにしました。

茶の間に通されると、13年前に亡くなられたご主人のお仏壇。先ずはお線香をたむけさせて頂き、お茶を飲みながら世間話。

40代でこのお家を建てられ、いろいろな体験を通して家族が成長し、それぞれが新しい家族を育み、そして今はおひとり暮らし。『来る人みんなにこのお家はほめられるのよ。あなたのお父さんがしっかりつくってくれたから。』

回りを見渡すと、あめ色に光る柱や長押。いやほんとに木の家というのは時間が経つほどに味わい深い。新築の時よりもはるかに美しく感じます。

こうして長年おつきあいいただけることが本当にうれしい。

家づくりの仕事って、素敵です。

ではまた。

おさむ