工務店オヤジのブログではありますが、今回ばかりはまったくプライベートな北海道ツーリングの記事を書かせていただきます。やっぱりぼくの『いのちの源泉』は旅の中にあるのだと、実感を繰り返す一週間でした。普通の社会人として一週間も現場を離れるということは有り得ないほど大変なことだと、ぼくなりに承知しています。その間会社を守ってくれた社員、何より妻にはどれほど感謝してもしきれません。台風が上陸するという事態もあり、即対応が是の工務店にとってお客様にもご迷惑をおかけしました。そのような大きなリスクも丸抱えで臨んだ北海道ツーリングでした。
ながーい記事になりますが、よろしかったらご覧下さい。
ぼくが初めて北海道の一人旅に出たのは高校一年生の時。当時は夜行列車が青森まで走っていて、青函連絡船で函館に入り、無人駅に寝泊まりしながら人々の温情に浴し、旅の醍醐味を堪能したのでした。二十歳の時にオートバイ日本一周旅行、翌年日本縦断徒歩旅行とぼくの『放浪癖』はどんどん進行していったのでした。
そして今回47歳、一週間の旅です。
10月1日午前3時からその旅は始まりました。目指すは『八幡平アスピーテライン』。一気乗りで最高のお天気に恵まれました。
十和田湖の夕景は、ことさら美しかった。
八戸からフェリーに乗り、いよいよ北海道です。
『ニセコパノラマライン』のワインディングを快走!。その後道東へ一気乗りし、阿寒湖畔でエゾシカ丼を食す。道内ではいたるところに『シカ飛び出し注意』の看板があります。実際事故も多いらしく、特に夜や早朝はたいへん危険だと聞きました。『バイクはセンターラインに寄って走ったほうがいいよ』なんていう助言もいただきました。
釧路湿原を見渡す『細岡展望台』。35Kmで5mの高低差しかない地形なのだそうです。
厚岸ではこの日から『牡蠣祭り』が始まりました。なんとこの特大焼き牡蛎が3つで600円。
そこからまた思い切って走って、納沙布岬。ここからは歯舞諸島がはっきりと見えました。
大好きな場所、美幌峠の日の出。
まさに『北海道ツーリング』的遠景。
走りたかった『知床横断道路』のワインディング。国後島もくっきり見えました。羅臼岳の三段紅葉もすばらしかった。
和琴半島湖畔キャンプ場にベースを構え、北へ南へあちこち走り回りました。
静かな焚き火の時間は、まさに『至福』です。
ここは24時間入れる露天風呂があります。月明かりが美しかった。
釧路のB級グルメ『スパカツ』。想像を超えるうまさとボリューム。
なんと言っても楽しかった『岸壁炉端』。地元の方々と酔っ払って語りあいました。
10月7日最終日、釧路湿原に昇る朝日を拝みました。雲がまるで翼のようで、『よっしゃ、またがんばるぞ!!!』というエネルギーが湧いてきました。
苫小牧からフェリーに乗り、あっという間に大洗。
自宅に帰ると妻がお風呂を沸かしておいてくれました。『有り難し』とはまさにこのこと。
走行距離3288Km。とにかくとにかく、すばらしい北海道ツーリングでした。旅はいつも期待を超えます。出会った風景、出会った人々。いったん娑婆から離れると、見えなかったものや感じなかったものが内側から湧き上がってきます。
旅はまこと、すばらしい。
今日からまた『娑婆』です。期間中現場ではいろいろなことが起こっていました。工務店オヤジ、頑張りがいがあります。
ではまた。
おさむ
ながーい記事になりますが、よろしかったらご覧下さい。
ぼくが初めて北海道の一人旅に出たのは高校一年生の時。当時は夜行列車が青森まで走っていて、青函連絡船で函館に入り、無人駅に寝泊まりしながら人々の温情に浴し、旅の醍醐味を堪能したのでした。二十歳の時にオートバイ日本一周旅行、翌年日本縦断徒歩旅行とぼくの『放浪癖』はどんどん進行していったのでした。
そして今回47歳、一週間の旅です。
10月1日午前3時からその旅は始まりました。目指すは『八幡平アスピーテライン』。一気乗りで最高のお天気に恵まれました。
十和田湖の夕景は、ことさら美しかった。
八戸からフェリーに乗り、いよいよ北海道です。
『ニセコパノラマライン』のワインディングを快走!。その後道東へ一気乗りし、阿寒湖畔でエゾシカ丼を食す。道内ではいたるところに『シカ飛び出し注意』の看板があります。実際事故も多いらしく、特に夜や早朝はたいへん危険だと聞きました。『バイクはセンターラインに寄って走ったほうがいいよ』なんていう助言もいただきました。
釧路湿原を見渡す『細岡展望台』。35Kmで5mの高低差しかない地形なのだそうです。
厚岸ではこの日から『牡蠣祭り』が始まりました。なんとこの特大焼き牡蛎が3つで600円。
そこからまた思い切って走って、納沙布岬。ここからは歯舞諸島がはっきりと見えました。
大好きな場所、美幌峠の日の出。
まさに『北海道ツーリング』的遠景。
走りたかった『知床横断道路』のワインディング。国後島もくっきり見えました。羅臼岳の三段紅葉もすばらしかった。
和琴半島湖畔キャンプ場にベースを構え、北へ南へあちこち走り回りました。
静かな焚き火の時間は、まさに『至福』です。
ここは24時間入れる露天風呂があります。月明かりが美しかった。
釧路のB級グルメ『スパカツ』。想像を超えるうまさとボリューム。
なんと言っても楽しかった『岸壁炉端』。地元の方々と酔っ払って語りあいました。
10月7日最終日、釧路湿原に昇る朝日を拝みました。雲がまるで翼のようで、『よっしゃ、またがんばるぞ!!!』というエネルギーが湧いてきました。
苫小牧からフェリーに乗り、あっという間に大洗。
自宅に帰ると妻がお風呂を沸かしておいてくれました。『有り難し』とはまさにこのこと。
走行距離3288Km。とにかくとにかく、すばらしい北海道ツーリングでした。旅はいつも期待を超えます。出会った風景、出会った人々。いったん娑婆から離れると、見えなかったものや感じなかったものが内側から湧き上がってきます。
旅はまこと、すばらしい。
今日からまた『娑婆』です。期間中現場ではいろいろなことが起こっていました。工務店オヤジ、頑張りがいがあります。
ではまた。
おさむ