おさむのブログ

日常考えていることや、感じた事を書いています!!

東京思風塾10月例会レポート

2013年10月05日 17時52分15秒 | 自分のこと
二カ月に一度の東京思風塾が開催されています。そのレポートを添付します。内容についてはわたし自身の偏見が多分にありますので、思風先生の感性論哲学が本質的に伝えているものと異なる場合がありますので、ご了承ください。


東京思風塾10月例会
『時流独創の精神』

歴史というものは、風土を移し替えることによって発展してきた。風土とは、その地域を文化的な価値として表現したもの。逆に言うならば、風土を変えることによって新たな文化、新たな文明が生まれる。

世界文明の中心はいま、アメリカからアジアに至る。その入り口である日本の真上に世界文明の中心がある。アメリカ⇒日本⇒(韓国)中国⇒(東南アジア)インド⇒地球文明

なぜ日本が世界の中心とならねばならないのか。
世界がいま最も求めているものは『平和』である。世界平和の象徴は『ヒロシマ』である。日本はその『平和の盟主』として世界の中心となる。それが歴史から与えられた日本の使命である。

日本は近代科学技術文明の過渡期を担う民族。ギリシャ人は古代文明をルネッサンス人は宗教文化(中世)を過渡期の民族として担った。日本人は近代科学技術文明をその質において完成させてその文明終わらせる。そして近代科学技術文明に代わる新しい根本原理を創造し世界に発信していくという役割を担っている

⇒・・・・ぼくとしてはあんまり興味が湧いてこないんですよねぇ。だからここまで1時間の講義でこれだけしか書けなかった。。。

とにかくいま、あらゆる領域で原理的変革が求められている。

よく、『変化対応能力』というが、それは変化の後についていくようなもので、後手後手の生き方といえる。変化が起こることを待っているのではなく、『時流独走』時の流れを俺が創るんだ、という先駆けのような生き方こそ、日本人には求められている。

人間とは『歴史をつくるために』生まれてきたといえる。過去の人間がやったことのないような創造的な仕事をするために生まれてきた。

生まれたいのちは、両親からもらった二人分の遺伝子が有機的に絡み合って相乗効果として働くから、生まれただけで両親以上の新たな時代をつくる可能性をもっている。

それぞれのいのちには『天分』という、その人だけがもつ歴史をつくり得る使命がある。あらゆる人に個性ある能力がある。顔が違うという意味は、その人だけが持つ能力があるということ。顔が違うということは、他人と全く違う能力があるということを証明している。

ではどうしたら自己の個性を生かした『天分・使命』と出会うことができるか。

人間の人生とは半分は遺伝子によって決められている。しかし半分は生まれてからの体験によって変わる。遺伝子の働きと生まれてからの体験との相乗効果でこそ、天分・使命のツボにはまったような人生を生きることができる。

いま与えられている仕事との出会いは、人知を超えた天の計らいであるから、とにかくまずはその仕事に没入して、がむしゃらに真剣にやり抜いてみよ。やがて『問い』が生まれる。それこそが『天分・使命』との出会い。『必ず出会える』という意識を意図し続けることが大切。天分・使命の発見方法5つ。
① やってみたら好きになるか。(能力・才能は『物質』であるから、肉体を通してしかわからない。)
② やってみたら興味関心が湧いてくる。
③ やってみたら得手だ。
④ やってみたら人よりうまくいってしまう。
⑤ 真剣にやったら問題意識が湧いてくる。

時代は『変化』を求めている。激しく『変化』を求めている。その変化を起こす人間たれ。変化を起こす『創造』は理性能力ではできない。理性能力は学習して現実化する力。

現実の原理的変化を起こすためには、理性がつくった現実に対して感性が『異和感』や『感性の実感』として感じなければならない。

自分の心を本当に満たしてくれるものを求め続ける。妥協しないで、ほんとうに納得させてくれるものを求め続ける。ついつい『まあまあそこそこ』で終わってしまうことが多い。⇒『求め続ける』ってのがミソですよねー。ゴールはあるかもしれないしないかもしれない。とにかく『ほんとうに』納得させてくれるもの満たしてくれるものがあるんだ、ということを信じて求め続けるという生き方をしていくんだ。求感性的生き方。

経営とは、①利益の出る仕組みをつくり続ける。『こんなもんでいい』と思ったとたんに衰退していく。②より良い方向に変化を起こし続ける。③問題を乗り越え続ける。問題には意味と価値がある。④最高の満足を与え、最高の信頼を獲得する。⑤本業を通して、会社と社員を成長発展させ続ける。その可能性は無限大である。(2時間目終了)

現実への異和感⇒これ、ちょーー大好き!!
自己の天分・使命は、『現実への異和感』から生まれる。いまある仕事にもっともっと真剣に取り組めば、『あれ?』『もっとこうしたほうがいいんじゃないか?』『おれだったらこうするなぁ。。。』という、感性のささやきとも言うべきものが必ず湧いてくる。⇒『必ず』、というのがミソ!!!

常識『で』考えるのではなく、常識『を』考える。⇒これも即日々の暮らしに生きる

物質文明から精神文明へ。これからは人間性を成長させる時代。いのちを輝かせるような生き方を人類全体として考えていかなければならない。多くの先進国で過剰福祉が労働意欲をそぎ、人間性の成長を阻害している。西洋人は、能力のある人や経済的成功者をすばらしいとするが、アジアは『人間的にどうあるか』で評価する。

かといって、過去にさかのぼって倫理道徳宗教を活かすということは、2千年前の精神から抜け出せないということであり、心理的閉塞感や終末感を生み出す。釈迦から学びキリストから学ばなければならないけれども、倫理道徳は大切であるけれども、それ以上の新しい文化文明を創造していくんだ。

いまや人類は、『千古の教場を去るべき時』なのだ。⇒うぅ~、しびれるぅ~!!!

無我無欲無心は、人間を人間として評価していない。我はなくならない。欲はなくならない。雑念はなくならない。否、なくしてはならないのだ。人間らしい生き方とは、108つの煩悩を生かし切ってこそ!なのだ。人間は人間らしく生きるのが母なる宇宙の祈り、摂理であるから、神や仏のような、まして動物の様に生きようとするのは、母なる宇宙への反逆であり謀反である。『倫理道徳がなんぼのもんじゃ。釈迦がキリストがなんぼのもんじゃ。おれたちは倫理道徳から学び、釈迦やキリストから学び、未来に向かって新しい時代を創造するのだ。』

古い教えは、『欲』を否定し抑圧する。しかし、『欲』を生かし切ってこそ人間らしい生き方。『小欲』を『大欲』に成長させていくんだ。

小我 小欲 小心
有我 有欲 有心
無我 無欲 無心
大我 大欲 大心
⇒自在的自我の世界


現代は『激動激変の時代』といわれるが、これは歴史が『激しく変われよ!!』『激しく変えろよ!!』と人類に問うているのだ。





ではまた。

おさむ





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