30年前の縁

我ながら、『工務店は、入りずらい』　と思っています。それを何とか克服したいと、カタロ活動やＨＰ、リブラ店の出店などをしています。その甲斐あってか、最近ではストレートに事務所にお越しくださるお客様が増えてきました。今日もそうでした。

ガチャッとドアが開き、『あのー、増築を考えているのですが・・・・』と！！

まずはどうぞお上がりください、と打ち合わせ室にお上がりいただきました。

私が一番興味があるのは、どんなご縁で北澤工務店に起こしになったか、です。早速尋ねてみました。

『失礼ですが、北澤工務店はどのようにしてお知りになったのですが？』　と私。

『いやぁー、北澤工務店はよく知らないんだけど、おさむくんを知っているよ』　とお客様！！

どひゃー、、っという感じです。びっくりしました。いきなり『おさむくん』ですからねー。

話を進めていくうちに楽しくておもしろくて、やめられないとまらない状態でした。お客様は、３０年前の小学校時代の先輩だったのです。

ほんとうに、うれしいものです。こうしてお越しいただけるということは、ほんとうに、うれしいことです。

早速ご自宅にお邪魔して、増改築の打ち合わせをさせていただきました。お役に立てるよう、これから打ち合わせを進めていきます。


改めて強く感じたことがあります。それは、『過去の私が今の私をつくっている』という、まぎれもない事実です。まだガキンチョの３０年前の私が、もし相手に不快感を与えていたら今回の縁はなかったわけで、、、。

その発想からすると、未来の私は、確実に今の私がつくるのであって、ぴょこんとそこに現れるのではないのですね。これって、ぼくにとってはすごく大きな気づきです。『今の私が未来の私をつくる』　そう思うと、なんとなく背筋が伸びます。時間を大切に、ひとつひとつを丁寧に生きようと思います。

３０年ぶりの、とっても素敵な出会いでした。

ではまた。

おさむ