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さようなら銀塩

2005-06-08 18:27:42 | モノ
 私のカメラの歴史は高校時代に知人のつてで頂いたPentax SPOTMATICから始まり学生時代になって報道写真の授業をとったためCanon A-1、Minox型番は忘れたが小型の35mmと変遷し、卒業と同時に体調不調のためそれらを全部売り、3年ぐらいのブランクがありContax 167MTを宇都宮のカメラ店で買い求め以来、167MTを愛用し続けCanon G2を買ってからもここ一番というときには167MTを使い続けてきました。
 先月に後輩の結婚式の為ドライボックスから取り出し、単4電池を4本入れ起動したところ起動はするがシャッターを切るとエラーがでてシャッターが切れない状態になってしまった。そういえば12月に使ったときも同じような状況でこのときは単に電池切れだと思い放っておいたがもう既に壊れていたかもしれない、そういえば最後に撮ったのは雨の中国道294号線をクラシックカーが通るというので使って、メンテナンスもせずにドライボックスに突っ込んだままだったが、よくなかったかと反省しました。それでちょっと考えましたが多分修理に最低3万円、最近は年間2、3回の出番でほとんどが待機中のカメラ、しかも'93年に買ってからというもの故障のオンパレードで一度は交換もしてもらった機種である。最近はフィルムで撮ることもめっきり減ってG2,Limixが表舞台に登場した。というところから私はコンタックス167MTを修理せずに殿堂入りさせようという気持ちが固まりました。
 これからはCanon G2、Pentax Lumix DMC-FX2が後継にあたりますのでどうぞ殿堂入りしてください。テクノロジーの進歩とともに過ぎ去っていったものでした。

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遺作となった写真です。
ついでに遺影も見てやってください。
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