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The Courtneysニューシングル入荷(そろそろ)

2014-10-12 21:29:24 | 新入荷 JUST ARRIVED




昨年発売されたアルバムが大人気だったThe Courtneysのニューシングルが出ます。
限定500枚。
しかも世界で当店限定オレンジ・ヴァイナルです!






ていうか、なんか知らない間にレーベル側が「これはBIG LOVE限定だから」勝手に作られてた...
ありがたい話ですが、これまでもだいたいエクスクリューシヴとか限定とかウチから話すことはなく、なんか勝手になってる場合ばかり。
プレッシャーだわ...
でもまあ前回も話したようにこれからはちょっとやっていくつもりです。

で、これに限らずウチは基本予約はやってません。
ていうか、実際予約なんてお客様のためなんかじゃなくただ店側が都合良くなるビジネスな理由しかないと思うし、それはそれでいいのだけど、ウチみたいな小さな専門店がそれやると僕は自分がやってることがつまんなくなるからやれないだけです。
いやそれ以上の理由として、ウチのお客さんは予約とか面倒なのかこれまでBIG LOVEのやってもなかなかしてくれないんだよっ(笑)
予約だけでめちゃ買ってくれるならオレみたいなイヤラシイタイプはやってると思う...(本音)
いや僕と一緒で店頭でも通販でもみんな現場主義なんだと思います。





だけど外人って予約大好き。
それとは逆に店頭も大好きでめちゃ買うんだけど。
あれは違う層なのか一緒なのかどうなのか知りたいものです。

それにしても今週のBIG LOVE TVでも言いましたが外人の来客数がここんとこヤバい。
1年くらい前から本当に多くなったけど、もう先月から半分くらい外人のお客様。
しかもめちゃ買う。
オーストラリア人とか北欧人、もちろんアメリカやイギリス人もだけど、最近は台湾やインドネシア人とか!
ちょっと前だったらわかりやすい少し前のクラクソンズとか半メジャーなものを買っていってくれたけど、いまはYouth Codeの新しい12インチとかLust For YouthのLPとか、そういえばインドネシア人もLust For Youth買いに来た。
あとBIG LOVEのTシャツを必ず買っていってくれるんで、みんなわかって来てくれてるんだと思う。
(だからLサイズとXLサイズが全然ないんです。今週末再入荷予定です。)

かと言って僕は外人相手にこの仕事をする気はないし、日本の人たちに買って聴いてもらわないといけないので、ひとまず日本だけレコード・ブーム(?)が完全にまだ来てないし(HMV渋谷さんが出来たのさえちょっと忘れるくらいだよ)がんばりましょう!(誰と?)





まだアップしていないみたいなので、前の曲を



The Courtneys - "Social Anxiety"








さてBIG LOVE TV、日曜日生配信になりましたが、ただいま撮りたてホヤホヤのアーカイブあります。




BIG LOVE TV VOL. 41




テーマはテーマは
「なぜ今、外人のイケてる美人はBIG LOVEが売ってるような音楽をいま聴くのか」
です。
今回はいつも以上に必要以上にということはいつも通りにしゃべってます。









輸入レコード屋の話 -その1-

2014-10-10 13:18:33 | SHOP




今回はレコード屋の話。
よくどうやってレコードを仕入れているんですか?って聞かれるので、それを。
中古盤じゃなくて新譜の話です。




90年代初頭からバイヤーみたいなことをさせてもらっているのですが(途中数年レーベルの方で休んだりしたけど)20年前の当時はUKやUSそして日本の卸業者からインフォメーションがファックスなり郵送なりで送られて来て(もちろんメールなどありません)それをみてまたファックスで返信オーダーする、という感じでした。
とにかくジャケット写真もないもちろん音がまったくわからないものだから、ひとまず1枚とかオーダーして良かったらまたオーダーする感じ。
あとは海外の業者から国際電話で聞かせてもらったり。
電話代の方が儲けより高いんじゃないかなあ、と心配になりながら聴いてたけど。
イギリスに買い付けに行った時に出会ったラジオのDJとかに「新人のオアシスというのがヤバい」とか情報を聞いたり、あとタクシーのラジオでかかった曲をドライバーにコレ誰って言ってる?って聞いたのがワナダイズの「You and Me Song」だったり、前も言ったそういうのも稀にあったり。
しかしこんなこと書いてると思うけどやっぱりインターネットって凄いな。

で、00年代はそのインターネットがレコ屋業界をも大きく変えていきました。
色々な情報を得れストリーミングでサンプルを確認してオーダー出来るようにもなり、2005年くらいになるとMY SPACEが出て来たりちょうどUKインディ・ブームもあったりして限定7インチとか細かくたくさんリリースされているものを各レーベルやバンドに直接メールしてオーダーするのが仕入れの主流になりました。

というわけで

1. 海外や日本の卸業者から
2. レーベルから
3. バンドやアーティストから直接

基本当たり前のようにこの3つが仕入れルートなのですが、面白いことに2014年の今はまた1の卸業者からというのがメインになっているのです。
その理由は、Big CartelやBandcampなどの登場によりレーベルやアーティストが直接世界中のリスナーに販売することが安易になって、流通を限定する行為が特別なことじゃなくなったからなんじゃないかと思っています。
たとえばウチで扱っている限定300枚の7"や限定50本のカセットでさえ流通会社から入荷するものがほとんどなのです。
なので「BIG LOVEにしか入らない限定のレコードがある」とかよく言われるのですが、でも実はそんなことはなく、そう言われるもののほとんどがどの輸入盤店さんでも入荷できる商品だったりするのです。
BIG LOVEのイメージで言ってくれてると思うのでウチにとってはありがたい話ですが、そんなにたいした店じゃないんですよ...
しかしだからこそレコード店は各々純粋にその品揃えで個性を出すことのできる時代なんじゃないかと身が引き締まる思いでもあります。

とか言いながら、僕らだけが持つ特別なコネクションや独自で見つけたルートで仕入れるモノももちろんあります。
でもそういうのをなんかこれみよがしにエクスクリューシブ!とかってやるのなんか気がひけちゃうんだよなあ、とか言ってたら、なにをいまさら!すでにBIG LOVEはそういう店でしょ!ってお客さんに怒られましたけど(笑)
たしかに中には数週間から何ヶ月もかけてコンタクトして発送や配送業者の手配の仕方まで教えてあげてようやく入荷させたものが、いとも簡単に後日ほかでしかも(ここが大事)大幅に安く売られてるというのを聞くと自分も含め情けなくなり買ってくれた人には申し訳なくなるけど...
確かにビジネスとしてはその対抗策をするべきで自業自得の話ですけど、でも暗黙のルールってあるじゃーんって情けなるわ...というのも何回も味わってるし、しょうがない、そろそろそういうのもちゃんとやるか。
と今日準備運動をしないままプールに入り足をつって溺れそうになっている自分に言った。




なんだか本筋とずれたけど、とにかく今後もBIG LOVEを宜しくとお願いするのと同時にご期待いただきたい。
というだからこそのアイスエイジのニューアルバム「Plowing Into The Field Of Love」のヴァイナル盤のご紹介です。





ツイッターでは言いましたがBIG LOVEにはやはりの本家デンマークのESCHOオリジナル盤が入荷します。
しかも限定500枚のファースト・エディション(なにかが違うかは不明)
UKとUSのMATADORのヴァイナル盤はどうやら10月の下旬に発売が遅れたみたいですが、ESCHO盤は6日にちゃんと発売した模様です。
もう送ったと連絡がありました。
来週かな?
というところに本人たちから連絡が。

「ポスター作ってレコード分送っといた」

!!!涙。
なんて優しい人達なんだ…
これぞエクスクリューシブですね。





で、何度も言いますがCDはホステスさんの日本盤を買ってください。
私の素晴らしい解説が封入されているからです。
この作品がどんなに素晴らしいかという文章も大事だけど、なにか時代的にもそれ以上に情報をが欲しいと僕なら思うのでだいぶその辺ブッこんでます。
電車で読めるタイプ。
日本に限らず音楽サイトも音と映像だけコピーしアップしてるのばかりだもんね。
情報に溢れてるはずの時代なのに世の中には情報がありゃしない。





Iceage - Glassy Eyed, Dormant And Veiled



あ、19日の日曜日からLowerに会いにニューヨークに行ってきます。
どこか良いレコード屋と服屋とクラフトビールの店あったら教えてください。


































Champions Leagueデビュー・シングル"Ebiza"

2014-10-08 21:40:09 | 新入荷 JUST ARRIVED








Champions League - Ebiza

前にいたBOAT CLUBよりリアル。
コペンハーゲンだけで満足してたら聴けないリアル。
ポップだけ聴いてても聴けるフェイク。
とにかく例え未熟でも何かすれば時代は動かせる。
このレコードは本気で重要です。
ただ得したい人は別として。







Lowell - The Bells


当店のモニターですでに何百回かかってるのやら。
もうすぐリリースかな。
結局今年のベストMVでしょうか。
メンヘラとエロと正しさがスペシャル。
目がさ、Pharmakonと一緒なんだよね。
女子中高生が彼女のことを知っていれば、自ら死んだりもしないだろうし友達を殺したりもしないと思う。
そんな簡単なことレコード買う前にするんじゃない。



そのPharmakonのニューアルバムもそろそろ到着です。




Pharmakon - Body Betrays Itself


生きてます。













PUZZLEの新作7インチ本日発売!

2014-10-07 19:51:22 | BIG LOVE RELEASE





ザ・ガーデンのFletcherのソロPUZZLEの新作7インチ、本日発売!




PUZZLE - PREY


大人に違いないけど彼らはコレを未熟といってしまうのだ。
パンクの時もロックの時もいたんだろうな、そういうの。
僕も随分ごまかしたりしたけど
(自分がただ生きていただけの時代を疑えなかった)
30過ぎたら新しいものに全面服従すべきです。
ほんとはもう用無しなのに生きてる実感得れたりする。






こういうような感じのこと書くと今の時代無駄に謎に店の敷居が高くなって
「あの時はまだBIG LOVEは無理でした」
みたいなこと言われて、ちょっとその時から金落としてくれよ!
遠回りしないで(どこで?)ぜひ直線できて欲しかった...
と過去も未来も後悔するのでもうやめる(やめれない)



ということでいかに我々が優しい生き物かと証明するために、この前のGirlseekerのJonasの誕生日の日の模様。




おめでとう。





そのJonasもDJ。





Jonasの彼女Miriamとチロ。
チロがまあ恐い。





無理矢理かぶせられた三角帽にどうすればいいか戸惑う面々。





こういう状況でもやはりレコードを漁る女子。









いつも注意書きしますが、ここにいる人最初はみんな独りで来てくれた人なので、常連さんですけど常連さんぽくない感じ。
みんなレコード買ってるだけが共通点というのがそうしてるのかも。
普段こういうことやらない人間嫌い(だけど好き)な人たちばかりが好きです。
外人日本人関わらず。



というわけで、とにかくレコード買いに来るのだけはお気軽にどうぞ。