(つづき)
時は二日前。
Cold CaveのウェスにL.A.に来たら行くべきと言われたけど言われなくても行くつもりだったMount Analogへ。

カセットを少々。
やっぱりインターネットって酷だな。
買えるか、と思っちゃってせっかく海外に来ても買う気が失せる。
やっぱりBIG LOVEは実店舗をさらに超贔屓しよう。
レコード屋もアーティストも編集者も己から仕掛ける義務があるのだ。
などとL.A.でも脳内苦悩中の顔。
いやしかしびっくりしたのは、ちょっと前のVatican ShadowとかThobbing Gristleのカセットとか値段みたら30ドルとか50ドル!
コッチじゃちょっとしたのはすぐ50ドル100ドルとかで売ってる。
そしてコペンハーゲンチームが来てと言っているというので今回のフェスのライヴ会場となる(この時点では)Churchへ向かう。

犬が出迎えてくれた。
奥ではAge Coinがリハ中。
Age CoinはLowerのKristianとSimonのユニット。
KristianはVårのメンバーでもあったので東京以来の再会、Simonは復活したGirlseekerのメンバーでもあります。

犬に襲われる。
みんな近くのパブにいるというので移動。

IceageのJakobとLowerのドラマーAntonがいた。
AntonはMarching Churchそして今回のライヴで解散となるSexdromeでも叩いてます。

IceageのDan発見。
着物!?
なんかすでにみんなキテる感じがする...
にしてもDanは段々男前になってるよね。
何故そっちへ!?

Eliasとも再会。
そしてこのあたり位から様子がおかしくなった。
まだ昼の3時過ぎだというのにカウンター飲んでいた地元のおばちゃんおじちゃんたちがなんだかアガってきたのだ。
「デンマーク人から日本人までって、もういったいこの街が出来て以来のインターナショナル空間になってるじゃないの!ちょっとアナタなに飲むの?」
となぜかオレにだけ聞いてくる。
「じゃ、ビールを」
と言ったのにショットが運ばれてくる。
ゲゲ、向こうのショットでかい....
なんだよこれ日本の倍はあるよ。
44歳の窒死量。
結局、この後まったく記憶なくこの日が終わる。
そういうわけで時はまた戻り4日目です。
またあのおばちゃんまたいるんじゃねーか。
二日前の悪夢にドキドキしながらChurchに到着。
メンバーはChurchの裏庭にいるという。
落ち込んでるのかミーティングか。
行きづらいな。
と躊躇しながらドアを開ける。

プールにビール…?
その先を見るといた、コペンハーゲンチーム30人に加えなんだか大量の人達が。

そうここはバーベキュー大会。
悩んでなかった、昨日と同じそう飲むのだ。
悩んでたのはいつものようにオレだけだった。
右奥でBig Loveのロゴマークも作ってくれたTeenage TeardropsのCali DeWittのおじさんVicがめっちゃ肉焼いてる。
あの人、2日前はChurchの柵作ってたはずなんだけど肉も焼くんだな...

LFYのHannesとあなたのリアルYumi ZoumaことDashaもいた。

LowerのヴォーカルAdrian。
Lowerってコペンハーゲンチームの中では比較的冷静な方だと思ったんだけど、彼はまるでショーン・ライダー。
Lower、Happy Mondays説あり。

日が暮れても肉を焼くVic。
その時だった。
走ってドアを開けたデンマーク人がデンマーク語で叫ぶ。
「おまわり来たどぉ=!」
....僕は捕まりませんように。
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