Kirin J Callinanのアルバム「Bravado」のラストを飾る今年最大のキラー曲"Big Enough"を、アメリカのあの有名司会者Jimmy Fallonが笑いのタネにしての話。
Kirin J Callinan - Big Enough ft. Alex Cameron, Molly Lewis, Jimmy Barnes
盟友Alex Cameronとの掛け合いがおしっこ漏れるほどカッコ良い、そして大物Jimmy Barnesの大声、レーベルSiberia直系女子Molly Lewisが参加したと今年最大の元気曲。
これを本当に素直にカッコ良いと思えるかどうかでこの2017年を生きたかどうか判断されると散々言ってきましたが、どうやらJimmy Fallonはたくさんの素晴らしいバンドを招いているにも関わらず、今を生きてはいなかったようです。
その辺のおっさんの脊髄反応レヴェルですが、ただそれは例えば多くのファッション関係者のだれもがノームコア期にそれを率先しなかったのにも関わらず、今ではVetementsのスポーツ・ブランドやDHLとのコラボを自慢げに着てる感覚と全く同じで、つまり3年後にはレディガガもBIGBANGもEXILEも大声で叫んでKirinとAlexのようなポーズを決めているであろうということです。
で、このJimmy Fallonの行為に 怒ったのがオーストラリアのDavid Campbell。
知りませんでしたが彼はこちらの曲で例の大声を出してるJimmy Barnesの息子とのこと。
そしてJimmy Barnesといえばオーストラリアではとても有名なロッカーで、彼と言えばこちらも母国のスーパー・バンドだったあのINXSと1987年にやった"Good Times"。
INXS - Good Times (with Jimmy Barnes)
この時も全開シャウトです。
ちなみにこの INXSのヴォーカリスト、マイケル・ハッチェンスが主演した映画「DogsIn Space」は高校一年生の時に観た青春の一本なのですが、日本版は廃盤になっており全く入手できません。
誰かください。
むかーしのブログでも紹介したかも。
このオープングが最高なんだよなー、David Bowieのライブに夜から並んでるところに時代遅れのロンドンブーツ野郎に絡まれてもマイケルは寝たままで代わりにパンクスの彼女や女子たちがやっつけてくれるとこ。
これに憧れていては ダメな男になるはずです。
さてこの騒動、多くのイギリスやアメリカのニュース・サイトでも取り上げられはじめ、果たしてどうなることやら。
おそらくJimmy Fallonの番組にKirinを招いてこの曲を演奏して一件落着となる予感100%。
そして知らぬ間にこの曲のMV、300万再生!
Kirinは本国ではすでに相当なカリスマですがついに来る予感、まさに神に選ばれた男!
TOMBOY - PRINCESS NOKIA
さて新入荷の紹介です。
Princess Nokiaってどうしてこんなに良いのだろう。
ついに出た、フィジカル・ヴァイナル盤、もう泣ける。
そしてAbraはXL、彼女はRough Trade、と、この手がインディ・ロックなレーベルとサインしていることを日本人は気づくべき!
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マルくんが、こちらはどうしても欲しいと懇願した、ウクライナの女性3人組バンド。
Buttechnoをリリースしていた同国のレーベルなのだけど、前にButtechno本人にもらって彼らの取り扱ってよと言われたので連絡したけど返事もなかったので躊躇してたのだけど、今回は即返答即納品。
どうやら前回のメールは見逃していたよう...
ただとにかくこのバンドの新しさ、異次元で楽しめる。
ちょっと前で再入荷ですがCARMEN VILLAIN新譜が前作の356倍好き。
Carmen Villain - Red Desert
元スーパーモデルというのにこの視聴回数の少なさは一体。
でも今作はまるでCocteau TwinsのSimonが絶頂期にプロデュースしたかのような耽美が雰囲気だけでなくウェイヴしていて好み。
Jenny Hvalの参加曲もありです。
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