シルバー・ウィーク連休中ですが本日も新しいレコードが入荷しますよ!
税関はお休みなしです、ご苦労様です。
運送会社によってはお休みもしくは特別料金になるので入荷がないように未だ勝手に思っているのはレコード屋勤務数十年の私だけだった。
働かなければ...
そして連休も中日を過ぎると特に原宿の外れの方は田舎のように寂しくなるので、今日からなんとなくダブル・ポイントです。
昨日来てくれた人も来てください。
トリプル・ポイントにしてあげる。
ところでCali Thornhill-DeWittはじめ8-Ball ZineのNatことNathaniel Matthewsなどの仲間と春果さんが出張出展していたニューヨークのアート・ブック・フェア同様、昨日まで東京でもアート・ブック・フェアが開催されていたようですが、BIG LOVEでは今週末よりお待たせいたしましたZine Fairの第二弾開催です。
今回はレコード・ショップ側全体を使ってフェアしたいと考えてます。
そうまだ考え中、いまはデストラクション・ユニット疲れと犬の世話で動くことはできないのだ。
で、いつもの入ってすぐの奥のスペース、こちらにてニューヨーク・アンダーグラウンド・シーンでいまもっとも注目される女性Jane "Pain" Cardietの個展も同時開催します。
彼女はSacred Bones ~ Ascetic House周辺はもちろん現在のニューヨークのインダストリアル・ノイズそしてハードコア・シーンの中心に存在する女性です。ライター及び写真家としてニューヨークのリアルなアンダーグラウンド・シーンを記録発表しながらZineの制作さらにCiarra BlackとのデュオAppetiteとしてAscetic Houseから作品をリリースする音楽家でもあります。
Appetiteのインタビュー「Wondering Sound」
Appetite
Appetiteはすでにエディ・スリマン先生もお撮りになっているようです「V Magazine」
Appetite
Janeによるシーンを牽引する有名なサイト「JANE PAIN」
JANE PAIN
彼女の作品の展示及び販売そしてもちろん彼女の新作Zineも。
いつも思うことなのですがそこにアート・ブック・フェアがあっても、今の東京のその場所には「音楽がない」じゃないですか?
とにかくなにやってもこれが不思議、そしてこの15年において日本の一番の問題だと思うのだけど、同時期に開催されていたニューヨークでは音楽が直接的でも結果でも絡んでないものなんて本当まずないと思うんです。
日本には凄く才能ある若い人が多いと思うけど、例えばゴシックだったりホラーだったりのようなテーマの素晴らしい作品があったとしても、でもベースやバックボーンには音楽が全くなかったりして。
ゴスとかブラック・メタルとか全く知らなくてできちゃうという。
いやそれは逆に凄いと思うけど、そこが海外の人たちが本当に不思議がっているところでもあります。
またこうやって音楽っていうと「いやジャズが好きですよ」とか「ストーンズとポール観に行ったから!」とか「クラシックはマニアばりに好きだから」とか「海外でライブやったから」とか言われて、いやそういうことじゃなくて…なんて両親からプロらしき人にまでそんな話が通じない状況なんだと外人に話しても、これほどまでに先進国の日本がまさか冗談だなハハハと理解さえしてもらえません。
この現状が世界にバレたらリーマン・ショックどころの騒ぎじゃない、実は日本人は人間を食べていた、というくらいのショックだと思うよっ(笑)
と最後は(笑)でしめておけばなんとかなるのですが、いやしかしでもそれもこれも私が随分サボってきたなによりあの時日和ったせいであります(なにもかにもすべては大人が日和ってるだけの問題だと思う)。
そう、わたくし仲真史には日々反省修復しかございません。
というわけで、もちろんBIG LOVEのZine Fairは激「音楽」絡みモノばかり揃えてます。
ただいま春果さんがニューヨークの仲間から渡されたモノをたんまり空輸中であると思います!
ご期待ください。
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