各駅停車で

日々の出来事を綴っていきます。
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杉原千畝ユネスコ世界記憶遺産登録申請報告会

2015-11-21 | Weblog
オープンカレッジ(社会人講座)の授業も、あとわすかになっています。土曜日の講義は、12月5日が最後となります。今回の授業に入る前に、講師から来年度の内容の報告がありました。授業が始まる前に、法人事務局によって、昨日出し忘れた会議の出欠確認のはがきを渡してきています。

さて、今日は、午後に2つの講演会が行われます。どちらも聞きたかったのですが、同じ時間ではどちらかにしなくてはなりません。そこで、杉原千畝ユネスコ世界記憶遺産登録申請報告会に参加をしてきました。同時に、登録申請特別展も開催されていたので、見てきました。杉原千畝に関しては、第2次世界大戦時に、欧州避難民(ユダヤ人)救済のため日本通過ビザを大量発給し、多くの命を救ったことで知られています。今回、報告会が開催される経緯は、杉原の出身地であり「杉原千畝記念館」がある岐阜県八百津町が、戦後70年を迎えた今年、ユネスコ世界記憶遺産に登録するため日本ユネスコ国内委員会に申請をしました。その結果、2017年の登録を目指す国内候補に選定されてます。

この申請に当たって、ビザ発給を受けたパスポートの翻訳・解読作業を大学外国語学部の5人の教授が担当したことから、報告会の開催が決まったとのことです。講演会に先立って、八百津町から感謝状の贈呈が行われました。続いて大学を代表して、翻訳・解読作業にあたった副学長から、作業の経緯と挨拶があって、報告会となっています。講演者は、杉原美智氏(NPO法人 杉原千畝 命のビザ 理事)、白石仁章氏(外務省外交史料館)、国枝大索氏(杉原千畝記念館 館長)の3名でした。講演会場は、500人収容の大講堂で、ほぼ、満席に近かったです。2時間の予定でしたが、30分ほど延長されています。これを皮切りに、各地で報告会が開かれることになるとのことでした。

今日の1枚は、会場前に出されたたて看板です。