熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

歴史は繰り返す。 愚かな国のリーダー(指導者)を持つ国民は不幸だ。

2009-07-23 | 亀君の”人間学”
国のリーダー(指導者)たる者は、本来、国民の幸せを常に考える人で
ある筈だが。
権力を持って、国の中で色々な特権や、特別意識に包まれてしまうと、
どうも人間は同じような行動するみたいだ。

「1人1発の銃弾を」…北朝鮮、国民に呼びかけ(読売新聞) - goo ニュース 
(記事引用)
【瀋陽=牧野田亨】北朝鮮が7月に入り、米国などとの「死闘」を強調し、「1人が銃弾1発を寄付しよう」とのスローガンを掲げ、全国民に鉄製品などの供出を求める国民運動を展開していることが22日、中朝関係者の話でわかった。

 この関係者によると、運動は 金日成主席の死去から15年にあたる8日から開始。「各人が肉弾となり、米国を筆頭とするすべての反動派との死闘を決意しよう」と訴え、「銃弾」の呼びかけに加えて「10人で砲弾1発を、1000人でミサイル1発を」と続くという。

 住民たちはくず鉄などを供出。食事に使うスプーンを出す小学生もいる。住民の間では、「銃弾何発」を提供したかが話題になっているという。


金総書記の豪華ヨット?伊当局が差し押さえ 英紙報道(朝日新聞) - goo ニュース 
(記事引用)
ロンドン=土佐茂生】英フィナンシャル・タイムズ紙は23日、イタリア政府が今月、北朝鮮に納入される豪華ヨット2隻を差し押さえた、と報じた。国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議で禁じられた、ぜいたく品の輸出にあたるためだ。イタリア経済発展省は、証拠はないとしながら「この種のぜいたく品や北朝鮮の国内状況からみて、納入先は金正日(キム・ジョンイル)総書記ではないかと考えている」と同紙に語っている。

 同紙によると、摘発されたのは伊アジムット社製の全長約29メートルと約32メートルの2隻のヨット。価格は合わせて約1250万ユーロ(約16億8千万円)相当。すでに手付金が支払われ、伊中部ビアレッジョの造船所で造られていた。

 注文は今年2月、オーストリアの企業からあったが、契約者が中国企業に代わるなど不審な点があり、経済発展省と財務警察が調べたところ、最終納入先が北朝鮮であることを突き止めた。




【熟年ドラキチ】
「1人が銃弾1発を寄付しよう」とのスローガンを掲げ、全国民に鉄製品などの供出を求める国民運動を展開。

これは今、北朝鮮で行われ始めた事だが、日本も第二次世界大戦中に、
似たような事があったと聞く。
石油や鉄の資源の調達をアメリカの戦略により、完全に止められてしまった
日本が、戦争を続けるために日本の国民に強要したのが、
今の北朝鮮と同じように国民に「鉄の拠出」を求めるものだった。

庶民の家庭の鍋や包丁、そしてお寺の鐘も、船を作るための鉄の材料に
回されたと聞く。

冷静にこの様な事態を眺めるてみると、直ぐに解る事であるが。
この様な事が行われ始めている事自体が、もうその国の滅亡・崩壊の
末期的現象であると。
日本もそうだった。 多分、北朝鮮も崩壊への道をまっしぐらに進んでいると
見える。

本当に一番可哀相なのは、そのような国の国民である。
国の当局からの指示で、そのような「愚かな施策」にも、従わなければいけないからだ。

と、国民全員に「1人1発の銃弾を」と呼びかけて、アメリカをはじめ日本やその他
ヨーロッパ諸国は敵だと、北朝鮮国民に異常なまでの「戦闘意欲」を高揚させて
北朝鮮という国の国民を一体化しようとしている。

ところがそんな国民への呼びかけの裏では、イタリアに金正日の贅沢生活のための
豪華ヨットが2隻も発注されているのである。
国民には「とことん節約や無理」を強いても、権力を持った指導者である金正日は
今までどおりの贅沢三昧の生活は、止めるどころか継続が当たり前。

こういう事が本当に平気でできてしまうのが、国を誤らせる指導者の典型。

これは国の指導者の振る舞いには、解りやすく現れる。
ただ、これと本質的に似たような事は、私達日本の社会の身近なところでも
よく見られる。
例えば、会社の社員だけには節約を一生懸命に説いたり、薄給で働かせるが、
経営者自身は今までどおりの特権的贅沢は、何ら改める事はしない。
特に同属家族経営の会社には、こんな事がよく起こるように思える。

北朝鮮という国も、指導者自らが今までの「贅沢三昧」の生活に終止符を打ち
自分自ら国民と同じように、ひもじい食糧事情の苦しさを味わうという「勇気」を
もった行動を自分もし始めたら、意外に国全体が良い方向に変わり始める
一番の近道ではと、つい、私は思ったりもしてしまう。

以前の私のブログにも書いたが、食糧事情が極めて悪く、餓死する国民も
いるのに、 金正日がイタリア料理が好きで自分が食べたいから、ピョンヤンに
新しくイタリア料理店を開いた北朝鮮。
イタリアからイタリア人シェフも雇ってである。

今の北朝鮮国民にとっては、本場イタリアの美味しいパスタなんか食べれるわけがなく、 そんなのを国の予算で作るくらいなら、国民に充分に行き届いていない
米を買い付けて、それを北朝鮮国民に行き渡らせる事のほうが、余程大事である
という事すら感じる事ができないくらい、国民の痛みを解っていない北朝鮮の
指導者およびその取り巻き連中。

程度の差こそあれ、これに似たような事が日本でも、天下り官僚への「超高額な
退職金」とか、無駄な地方空港建設、地方港湾設備建設、無駄なリゾート施設
建設というように起こっている。
その一方では、財源が足らないから「消費税」を何とか上げなければいけない
という宣伝も意識的に情報発信されて。



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