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ヤマトイワナの現状 田中篤
私はヤマトイワナの生息状況の調査を2004年から2011年まで続け、
木曽川水系110河川、天竜川水系10河川、飛騨川水系4河川、長良川水系1河川の調査を行ってきました、
最初は木曽川水系を調査し、自分の行ける所はほとんど行きつくし、次に天竜川水系や飛騨川水系の調査に入りました、
しかし現在は体を壊して調査は続けられない状況になっています。
調査方法としましては、在来種のヤマトイワナの調査ですから、私が行ける限り河川の最上流部を釣り、
釣ったイワナの全てを斑紋が識別できるように写真におさめていきました、
後に第3者が見て判断できる資料として残すことが目的です、
基本的に単独日帰り釣行で、私が安全に行ける範囲のみの調査になります。
目的は当時すでにあまり釣れなくなっていた木曽川水系のヤマトイワナの生息状況を知るためでした。
ヤマトイワナとは?
ヤマトイワナとはどのようなイワナでしょうか?
本州の中部の太平洋側の河川の上流部に生息するイワナで、東は富士川、西は紀伊半島までに生息している、
特徴は白点が皆無、体側に着色班のみがあるイワナです、(木曽の場合は柿色に近い着色班である)
ただし幼魚は体側に白点があり、成長とともに白点は着色班に変わります、
木曽川水系の純粋なヤマトイワナは幼魚の時から背中の白点はありません。
対してニッコウイワナは背中に白点があります、
したがってヤマトイワナとニッコウイワナは素人でも容易に見た目で区別がつきます、それほど見た目で違う姿をしているのです、だから私のような素人が見ても在来種と放流起源種が容易に区別ができるのです。
ヤマトイワナもニッコウイワナも魚の種類としてはイワナ、同種になります、イワナの中の亜種という関係です、だから容易に交雑します、
人間にたとえれば、黒人と白人のようなものです、同じ種族ですから交雑してハーフが誕生します、
人間の場合は民族意識が強く、人種差別などの差別意識が強いのであまり交雑は進みませんが、
私が調査した範囲のイワナの場合は博愛主義なのか、差別意識というものは薄く、どんどん混じりあっていきます。
混じりあった魚はちょうど中間の姿になります、
ニッコウイワナをN型、ヤマトイワナをY型、中間型をNY型と呼び、
N型の強い中間型をN+、Y型の強い中間型をY+と呼びます。
最も一般的な判別方法は背中の白点の分布で判断します、
ヤマトイワナとニッコウイワナの中間だと背中の背びれから後ろに白点があります(NY)、
ニッコウと中間型の中間は、頭と背びれの中間から後ろ側に白点があります(N+)、
ヤマトと中間型の中間は背びれの周辺に少し白点があります(Y+)。
調査結果
結論としては木曽川水系で純血ヤマトイワナのみの生息する河川は、
私の調査した範囲では110河川中4河川のみ、
うち一本は保護禁漁河川の味噌川、水産試験場の調査に同行して写真だけ撮らせていただきました、
他に支流全体が完全ヤマトの川が1本、残りの2河川は最上流部の小滝の上流200mだけに生息しているという状況です。
私の調査の範囲では純血のヤマトイワナの河川としてはこの4本のみですが、実は他の河川でもヤマトイワナは釣れます、ニッコウイワナが放流されていてもまだ混じりきっていない、あるいはニッコウイワナの放流量が少ない河川では、まだ混じっていない(と思われる)ヤマトイワナが現在も見られます、こんな場合は色々な中間型イワナが釣れる中に純血と思われるヤマトイワナが混じります、
ただし時を経れば綺麗に混じって純血の魚はいないくなるはずです。
とにかく、林道のある河川は全てにニッコウイワナが放流されています、
その放流は本当にまめで、こんな隠れ沢のような所は、と思った所もしっかりとニッコウがいます、
釣行の帰りに温泉で出会った人から、イワナの放流の話を聞いた事があるのですが、
林道のない川の滝の上までイワナを担いで行って放流しているそうです、(源頭放流)
それほどの努力をしてまで在来ヤマトイワナを絶滅させているのです。
(だからどこまで行ってもニッコウがいるわけだ!)
国内外来魚とDNA汚染
外来魚と言えばブラックバスやブルーギル、雷魚などをイメージするかと思いますが、
日本に棲む別の地域の魚を新たな場所に放流しても、同じ問題が発生します、魚が外国から来たか、国内の別の地域から来たかの違いだけで、その害は全く同じです。
ブラックバスの場合は他種を食害したり排除したりするかもしれませんが、
全くの別種ですので、交雑しません、その点ではある意味安全な生物です、
しかし国内外来魚で同種の亜種の場合は交雑します、(養殖イワナやヤマメが該当する)
放流されて十分な時間が過ぎれば、その地域の魚は全て交雑し在来の種は失われます、
これがDNA汚染です。
ブラックバスやニジマスは在来種の生息数を減らし、絶滅にいたらしめる場合もあります、
しかし確実に絶滅させるとは限りません、移入種の方が絶滅したり共存する場合もあります、
ところが同種亜種の放流は交雑するので、放流した瞬間、将来的にはその地域の在来種は絶滅が決定してしまうのです、
在来魚を確実に絶滅させる外来魚としては最強無二の存在が同族亜種(養殖イワナやヤマメ)です。
北海道以外の渓流では養殖魚の放流がさかんに行われ、
木曽川水系においては上記の状態ですでにほぼ絶滅状態です、
天竜川水系や飛騨川水系も調査した範囲では全く同じ状態で、
どの河川にもニッコウイワナが放流され、ほとんどがハイブリッド(交雑種)の川になっていました。
元々ニッコウイワナの生息する地域では放流魚もニッコウイワナですから、
我々素人が見た目ではそこの魚は在来であるか否かは判断できないのですが、
おそらく同じような状況だと予想されます、
昔からイワナは谷が一つ違えば魚が違うと言われてきましたが、
現在は養殖魚放流によって全てが画一的な魚になってしまったと思われます、
つまり遺伝的多様性のない状態になってしまったのです。
ヤマトイワナ復活?
絶滅した種は二度と元には戻りません、
しかし現在、ヤマトイワナは養殖に成功しています、
ここ数年間、木曽川漁協は養殖ヤマトの放流試験をしてきたようです、
将来的には放流魚をヤマトイワナに変えて、
木曽川水系をヤマトイワナの川に戻すことができるかもしれません。
ところで木曽川水系も大きな支流が何本かあり、私の調査では各支流毎に少しずつ形態の違うヤマトイワナが住んでいます、
私はヤマトイワナの写真を見れば大体水系がわかります、
ところが養殖ヤマトを放流すると、全てが画一的なヤマトイワナになってしまいます、
遺伝的多様性のない状態です。
現在の養殖ヤマトのルーツは味噌川、味噌川のヤマトはパーマークが非常に薄く、朱点の濃いタイプ、
典型的な木曽ヤマトの形態ですが、他の支流にはパーマークのはっきりしたタイプも生息しています、
ようするに養殖ヤマトイワナでさえ国内外来魚になってしまうのです。
本来は味噌川起源の魚を他の川へ放流する事には問題があるのですが、
すでにヤマトイワナがほぼ絶滅してしまっている状況においては、
養殖ヤマトイワナ放流によるヤマトイワナの復活という方法もしかたないのかもしれません、
ただし、現在各支流に残された純血ヤマトイワナの河川にだけは放流しないようにしてもらいたいものです。
これはこのブログの読者で、いつもいろいろとご教示いただいている、日本の在来渓流魚研究家、田中篤さんに特にお願いしてヤマトイワナの現状 2011年頃 について書いていただいたものです。 河川を大破壊して多数の魚道付きダムを造った結果、オショロコマが激減した羅臼川に、他の渓流からのオショロコマを放すことの問題点がご理解いただけると思います。私自身は本州のイワナについてはまったくの素人です。しかし、ヤマトイワナは日本古来の生き物代表みたいなもので、今回 純系ヤマトイワナの美しい写真を見て改めて感激しました。こんなすばらしい生き物を何故本州の人たちは大切にしないのでしょうか。北海道と同様に、これまで、在来種や生態系に対する知識や啓蒙があまりにも少なかったのが、大きな理由のひとつかもしれません。これからは、そうも言ってはいられない時代にさしかかっていることは、今回改めておわかりいただけたと思います。田中篤さんの啓蒙は、本州各地の漁協、釣り人たちにとって、不都合な真実として無視・無関心をよそおう段階ではない、今そこにある重大な危機を示していると思います。
と、えらそうな事を言ってはおられないのが北海道のニジマスと絶滅危惧種オショロコマの関係です。
北海道のニジマス釣り愛好家たちも、ここまで在来種に対するニジマスの害( 特にオショロコマについては最大の脅威 )が、明らかになっている現在、ニジマス遊漁のありかたを根本から再検討すべき時期にさしかかっていると思います。
アメリカで非在来種のトラウトたちを移植したことによりオショロコマが消滅ないし絶滅寸前の状況になり、現在その復活や保護に苦心惨憺している現状を教訓とすべきです。
本来、在来種を守るべき立場の行政も、北海道における在来種の生態系を守るためには何が大切かを充分に把握し、及び腰になってはいけません。勝手気まま、無制限の放流を行ってきたニジマス釣り愛好家の方々も、この後におよんでは口をつぐんでいる段階ではないとおもいます。状況は100万人もの大署名が集まったブラックバス容認派の意見をとるか、対するに人数的には圧倒的に少ないが在来種保護を訴える人たちの意見をとるかで日本中が割れたつい少し前の出来事に何故かそっくりです。
待ったなしです。
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ヤマトイワナの現状 田中篤
私はヤマトイワナの生息状況の調査を2004年から2011年まで続け、
木曽川水系110河川、天竜川水系10河川、飛騨川水系4河川、長良川水系1河川の調査を行ってきました、
最初は木曽川水系を調査し、自分の行ける所はほとんど行きつくし、次に天竜川水系や飛騨川水系の調査に入りました、
しかし現在は体を壊して調査は続けられない状況になっています。
調査方法としましては、在来種のヤマトイワナの調査ですから、私が行ける限り河川の最上流部を釣り、
釣ったイワナの全てを斑紋が識別できるように写真におさめていきました、
後に第3者が見て判断できる資料として残すことが目的です、
基本的に単独日帰り釣行で、私が安全に行ける範囲のみの調査になります。
目的は当時すでにあまり釣れなくなっていた木曽川水系のヤマトイワナの生息状況を知るためでした。
ヤマトイワナとは?
ヤマトイワナとはどのようなイワナでしょうか?
本州の中部の太平洋側の河川の上流部に生息するイワナで、東は富士川、西は紀伊半島までに生息している、
特徴は白点が皆無、体側に着色班のみがあるイワナです、(木曽の場合は柿色に近い着色班である)
ただし幼魚は体側に白点があり、成長とともに白点は着色班に変わります、
木曽川水系の純粋なヤマトイワナは幼魚の時から背中の白点はありません。
対してニッコウイワナは背中に白点があります、
したがってヤマトイワナとニッコウイワナは素人でも容易に見た目で区別がつきます、それほど見た目で違う姿をしているのです、だから私のような素人が見ても在来種と放流起源種が容易に区別ができるのです。
ヤマトイワナもニッコウイワナも魚の種類としてはイワナ、同種になります、イワナの中の亜種という関係です、だから容易に交雑します、
人間にたとえれば、黒人と白人のようなものです、同じ種族ですから交雑してハーフが誕生します、
人間の場合は民族意識が強く、人種差別などの差別意識が強いのであまり交雑は進みませんが、
私が調査した範囲のイワナの場合は博愛主義なのか、差別意識というものは薄く、どんどん混じりあっていきます。
混じりあった魚はちょうど中間の姿になります、
ニッコウイワナをN型、ヤマトイワナをY型、中間型をNY型と呼び、
N型の強い中間型をN+、Y型の強い中間型をY+と呼びます。
最も一般的な判別方法は背中の白点の分布で判断します、
ヤマトイワナとニッコウイワナの中間だと背中の背びれから後ろに白点があります(NY)、
ニッコウと中間型の中間は、頭と背びれの中間から後ろ側に白点があります(N+)、
ヤマトと中間型の中間は背びれの周辺に少し白点があります(Y+)。
調査結果
結論としては木曽川水系で純血ヤマトイワナのみの生息する河川は、
私の調査した範囲では110河川中4河川のみ、
うち一本は保護禁漁河川の味噌川、水産試験場の調査に同行して写真だけ撮らせていただきました、
他に支流全体が完全ヤマトの川が1本、残りの2河川は最上流部の小滝の上流200mだけに生息しているという状況です。
私の調査の範囲では純血のヤマトイワナの河川としてはこの4本のみですが、実は他の河川でもヤマトイワナは釣れます、ニッコウイワナが放流されていてもまだ混じりきっていない、あるいはニッコウイワナの放流量が少ない河川では、まだ混じっていない(と思われる)ヤマトイワナが現在も見られます、こんな場合は色々な中間型イワナが釣れる中に純血と思われるヤマトイワナが混じります、
ただし時を経れば綺麗に混じって純血の魚はいないくなるはずです。
とにかく、林道のある河川は全てにニッコウイワナが放流されています、
その放流は本当にまめで、こんな隠れ沢のような所は、と思った所もしっかりとニッコウがいます、
釣行の帰りに温泉で出会った人から、イワナの放流の話を聞いた事があるのですが、
林道のない川の滝の上までイワナを担いで行って放流しているそうです、(源頭放流)
それほどの努力をしてまで在来ヤマトイワナを絶滅させているのです。
(だからどこまで行ってもニッコウがいるわけだ!)
国内外来魚とDNA汚染
外来魚と言えばブラックバスやブルーギル、雷魚などをイメージするかと思いますが、
日本に棲む別の地域の魚を新たな場所に放流しても、同じ問題が発生します、魚が外国から来たか、国内の別の地域から来たかの違いだけで、その害は全く同じです。
ブラックバスの場合は他種を食害したり排除したりするかもしれませんが、
全くの別種ですので、交雑しません、その点ではある意味安全な生物です、
しかし国内外来魚で同種の亜種の場合は交雑します、(養殖イワナやヤマメが該当する)
放流されて十分な時間が過ぎれば、その地域の魚は全て交雑し在来の種は失われます、
これがDNA汚染です。
ブラックバスやニジマスは在来種の生息数を減らし、絶滅にいたらしめる場合もあります、
しかし確実に絶滅させるとは限りません、移入種の方が絶滅したり共存する場合もあります、
ところが同種亜種の放流は交雑するので、放流した瞬間、将来的にはその地域の在来種は絶滅が決定してしまうのです、
在来魚を確実に絶滅させる外来魚としては最強無二の存在が同族亜種(養殖イワナやヤマメ)です。
北海道以外の渓流では養殖魚の放流がさかんに行われ、
木曽川水系においては上記の状態ですでにほぼ絶滅状態です、
天竜川水系や飛騨川水系も調査した範囲では全く同じ状態で、
どの河川にもニッコウイワナが放流され、ほとんどがハイブリッド(交雑種)の川になっていました。
元々ニッコウイワナの生息する地域では放流魚もニッコウイワナですから、
我々素人が見た目ではそこの魚は在来であるか否かは判断できないのですが、
おそらく同じような状況だと予想されます、
昔からイワナは谷が一つ違えば魚が違うと言われてきましたが、
現在は養殖魚放流によって全てが画一的な魚になってしまったと思われます、
つまり遺伝的多様性のない状態になってしまったのです。
ヤマトイワナ復活?
絶滅した種は二度と元には戻りません、
しかし現在、ヤマトイワナは養殖に成功しています、
ここ数年間、木曽川漁協は養殖ヤマトの放流試験をしてきたようです、
将来的には放流魚をヤマトイワナに変えて、
木曽川水系をヤマトイワナの川に戻すことができるかもしれません。
ところで木曽川水系も大きな支流が何本かあり、私の調査では各支流毎に少しずつ形態の違うヤマトイワナが住んでいます、
私はヤマトイワナの写真を見れば大体水系がわかります、
ところが養殖ヤマトを放流すると、全てが画一的なヤマトイワナになってしまいます、
遺伝的多様性のない状態です。
現在の養殖ヤマトのルーツは味噌川、味噌川のヤマトはパーマークが非常に薄く、朱点の濃いタイプ、
典型的な木曽ヤマトの形態ですが、他の支流にはパーマークのはっきりしたタイプも生息しています、
ようするに養殖ヤマトイワナでさえ国内外来魚になってしまうのです。
本来は味噌川起源の魚を他の川へ放流する事には問題があるのですが、
すでにヤマトイワナがほぼ絶滅してしまっている状況においては、
養殖ヤマトイワナ放流によるヤマトイワナの復活という方法もしかたないのかもしれません、
ただし、現在各支流に残された純血ヤマトイワナの河川にだけは放流しないようにしてもらいたいものです。
これはこのブログの読者で、いつもいろいろとご教示いただいている、日本の在来渓流魚研究家、田中篤さんに特にお願いしてヤマトイワナの現状 2011年頃 について書いていただいたものです。 河川を大破壊して多数の魚道付きダムを造った結果、オショロコマが激減した羅臼川に、他の渓流からのオショロコマを放すことの問題点がご理解いただけると思います。私自身は本州のイワナについてはまったくの素人です。しかし、ヤマトイワナは日本古来の生き物代表みたいなもので、今回 純系ヤマトイワナの美しい写真を見て改めて感激しました。こんなすばらしい生き物を何故本州の人たちは大切にしないのでしょうか。北海道と同様に、これまで、在来種や生態系に対する知識や啓蒙があまりにも少なかったのが、大きな理由のひとつかもしれません。これからは、そうも言ってはいられない時代にさしかかっていることは、今回改めておわかりいただけたと思います。田中篤さんの啓蒙は、本州各地の漁協、釣り人たちにとって、不都合な真実として無視・無関心をよそおう段階ではない、今そこにある重大な危機を示していると思います。
と、えらそうな事を言ってはおられないのが北海道のニジマスと絶滅危惧種オショロコマの関係です。
北海道のニジマス釣り愛好家たちも、ここまで在来種に対するニジマスの害( 特にオショロコマについては最大の脅威 )が、明らかになっている現在、ニジマス遊漁のありかたを根本から再検討すべき時期にさしかかっていると思います。
アメリカで非在来種のトラウトたちを移植したことによりオショロコマが消滅ないし絶滅寸前の状況になり、現在その復活や保護に苦心惨憺している現状を教訓とすべきです。
本来、在来種を守るべき立場の行政も、北海道における在来種の生態系を守るためには何が大切かを充分に把握し、及び腰になってはいけません。勝手気まま、無制限の放流を行ってきたニジマス釣り愛好家の方々も、この後におよんでは口をつぐんでいる段階ではないとおもいます。状況は100万人もの大署名が集まったブラックバス容認派の意見をとるか、対するに人数的には圧倒的に少ないが在来種保護を訴える人たちの意見をとるかで日本中が割れたつい少し前の出来事に何故かそっくりです。
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