オショロコマの森ブログ5

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2017年初冬、福岡への短い旅。あまくさ料理と天皇献上コーヒーと電気自動車

2021-03-26 20:47:39 | 旅行
2017年初冬、福岡への短い旅。あまくさ料理と天皇献上コーヒーと電気自動車

2017-11-30(木)  女満別は晴れ


9:15 JAL で羽田へ。 




離陸してすぐ眼下に原始の湖チミケップ湖がみえた。




日本海からの湿った大気や雲は大雪山系、および日高山系の山並みにぶつかり大量の雪を降らせる。そのため北見・オホーツク、道東方面は滅多なことでは大嵐や大雪はこない。 飛行機からみるとこれらの山脈の日本海側はびっしり雲に覆われてはいるが、これら山脈のオホーツク・道東方面はピーカンになっているのがはっきりとわかる。





羽田に無事着陸。





午後13:10 JAL で福岡へ順調に飛んで  飛行機は人口が密集した福岡市街地の上を低く飛び、街中にあるとしか言いようのない、大都市用にしては決して広くはない飛行場に 15:10 着陸した。




福岡市内は近年交通渋滞がひどいようでどこへ行くにもとりあえず地下鉄利用が圧倒的に早くて安いとのこと。



さっそく地下鉄を利用。地下鉄などで近くまでゆき、そこからタクシーを利用するのが福岡では一般的。



地下鉄に乗るまで、福岡市は受験用学習塾や予備校の広告がいたるところに目立って驚かされる。生徒の学力テストの点数全国ワースト?位の北見市では考えられない光景だ。




地下鉄 西新(にしじん)駅近くの ザ・レジデンシヤルスイート・福岡 へチェックイン。



コンドミニアムとして作られたと思われる20畳はありそうな広い部屋でキッチンもついており調理道具もあった。ちょっとしたマンションの一室みたい。ホテルの部屋はウソみたいに広いが一泊豪華朝食付きで8500円と格安。かなり空いているようで福岡中心地からややアクセスがよくないせいでしょうか。窓の下には大きな星型のプールが見える。






夕食を食べに中州方面へ出た。もつ鍋関係、お肉関係、鮮魚、ふぐ関係、鳥料理屋が多く、ラーメン屋さんがやたらと多い。それ以外は、東京あたりと同じような店ばかりで、やっと決心して入ろうとする魚料理店はどこもひどく混んでいて全部断念。通りの人の多さにもびっくり。あまりにも店が多くて目移りして店を決められず、繁華街をうろうろすることなんと一時間。歩き疲れて足首が痛い。






最後はなんだか面倒になって、ふぐ料理のコースあたりにしようかといった気になった。



疲れ果て、札幌の狸小路みたいな商店街に迷い込んだ。人通りは急に少なくなった感じ。




とある料理店の前で立ち止まってしまったら自動ドアが開いた。私は夢遊病者みたいにその店に吸い込まれるように入ってしまったのでした。他の店みたいに客がわいわいあふれて一杯でなかったせいかもしれない。 



和食料理店で新装開店6か月の あまくさ天慎 中州川端店。




カウンター席の奥のほうでは宴会のようでみなさん、のりのり状態。入ってすぐのテーブルが空いていてそこに座った。



すぐ前のテーブルには芸能人で似たような人がいる男性と、その愛人とおぼしき後ろ姿の長い髪がとてもきれいなフィリピン人女性、 そのむこうついたてのかげには、どこかの大学教授さんと若い女性と教室員風の若い男性といった不思議な組み合わせ。



みなさんそうとう出来上がって大きな声で話すのでつい聞き入ってしまう。



腹減った。面倒なのでコース料理5500円というのを頼んだら、とてもかわいい店員さんが、このコース、お客さんきっと食べきれないですよ と囁いた。



彼女のおすすめは 2500円のコース料理。それではと、私は中をとって 3500円のコースを注文。


せっかく私が一番高いコースを選んだのにこのかわいこちゃんは商売下手なのか良心的なのか。


































10品ほど出てきたが結論から言うととてもおいしくて各々の料理のボリュームはさほどないのだが食べ終わったら腹一杯状態でした。



コハダを使った料理が逸品。味も最高、手のこんだ繊細な外観も芸術作品みたいで女性が喜びそう。



コースなので頃合いを見計らっては料理が運ばれてくる。その間、前述のお客さんたちの会話や、やりとりがおもしろくて退屈しなかった。面白い話の内容はちょっとここでは書けません。いやはや、フィリピン女性は恐ろしく強い。




どうもごちそうさまでした。料理は美しくておいしかった。価格も手ごろでこの店、おすすめです。









この店の二階に、昭和天皇に献上したというコーヒーを出す喫茶店があるというので、食後のコーヒーをいただきに入ってみました。






コーヒーは意外なほどあっさりした味と香りで、なんとなくまろやかな感じがする。一杯500円。お孫さんにあたる店長さんが色々と説明してくれた。コーヒーを献上したのは彼のおじいさんで、このとき使用したとても小さな美しいコーヒーカップがガラスケースに入って飾られていた。












天皇陛下にこの店のコーヒーを飲んでいただいた経緯を説明してくれた店長さん、なんとなく天皇みたいな雰囲気があった










中州の船着き場では観光遊覧船の呼び込みを盛んにやっているが、寒いのでこの夜のお客は少なそう。熱心な呼び込みで一瞬心が動いたがあまりに寒そうなのでやっぱり遊覧船に乗るのをやめた。




2017-12-1 (金) 福岡は晴れ


泊まり客がいないのか、朝食バイキング会場は私一人。











ザ・レジデンシヤルスイート・福岡をチェックアウト。


今回の旅行目的である学術集会の会場、ヒルトン福岡シーホークへ行く。



今回、事情でどうしてもこの学術集会にでなければならなかった。同じ理由で知り合いの多くの人々のお顔が見える。




会場前に展示してあった最新型電気自動車の 大きな NAVI 画面にびっくり。







ドアはまさに高級車そのものに大きく跳ね上がる。我が家の車庫には無理だ。
 



電気自動車はCO2 を出さず地球温暖化対策に有用であるという。




一回充電で600Km走行可能だが 北海道の−20度Cの低温でもバッテリーは大丈夫かな。



将来、世の中の自動車の殆どが電気自動車になった場合、その電力はどうするのか。



その電力をおぎなうためにさらなる火力発電が必要になったら、炭酸ガス放出がさらに増えるのではと冷ややかな意見もある。



これ、買おうかなといった顔をみせる知り合いの O氏。しかし、ひどく高価な車です。





講演会終了後 天神までエアポートアクセスバス700円でゆき そこから地下鉄10分で福岡空港へ。




バスでゆくと この時間帯は交通渋滞がひどいので1時間ほどかかるというので 天神の地下鉄入り口で特別にバスを止めて降ろしてもらったのであった。




20:00 のJAL で 22:30 羽田着。東京新橋の常宿へチェックイン。



翌日、女満別へ飛び、短い福岡への旅行は終わりました。




東京新橋の宝くじ売り場は長蛇の列でした。




新橋のコーヒー店椿屋でモンブランとコーヒーをやるのが好きです。




以上、当時のコンピューター日記より。



久しぶりになつかしい旅行のブログ記事になりました。






コロナが流行するようになり、2020年1月から北見を出たことはありません。 それまでは毎月のように本州各地や札幌へ出かけていたのですが パッタリとそれがなくなり、案外それでも、ほとんど不自由なく過ごしていることに気づきました。毎月のように飛行機にのっていた生活とは一体何だったのだろうかと思う昨今です。




PS : このブログ記事をアップしてからなんとなく胸騒ぎがして本日 ネット検索してみたところ あまくさ天慎中洲端店 は 2021-3-30 やはり現在 閉店中とのことでした。






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