オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

アメマスとオショロコマの闘い

2024-03-27 12:24:00 | 渓流魚、蝶、自然
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アメマスとオショロコマの闘い





20XX-7-26 (日) 曇り 一時雨 25℃

北海道東部オホーツク海に注ぐ網走川のオショロコマを探して、長年かけておびただしい数の支流群を調査してきた。





網走川水系支流の源流域はどこも小型アメマスはとても多いがオショロコマはいくら探しても見つからなかった。



アメマスのほかには孵化放流事業に由来する小型のヤマベがとても多い。
















小型ヤマベは多いが 小型のアメマスはさらに多い。
































網走川の大きな支流のひとつ津別川水系では放流ニジマスが自然繁殖して在来のアメマスを脅かしていますが力関係は今のところ両者伯仲していると思います。。



一時は網走川水系にはオショロコマはいないのではないかと考えたが、やがて極めて局所的だが網走川水系支流源流域に、やっと二箇所のみだがオショロコマの生息域を確認できました。



いずれも、アメマスばかりが多い中、奇跡的に生息していたと言っても良いほどに局所的な最源流域の狭い水域です。



アメマスは下流・中流域から多数みられるがオショロコマは最源流域のせいぜい数百m の狭い区間にしかみられず数も多くない。



状況的にはオショロコマは数で圧倒的にまさる強大なアメマス軍団に押されて上流へ上流へと追われ、最後は現在の最源流域にまで追い詰められてしまったかに見える。孵化放流事業に由来する小型のヤマベたちもオショロコマはとても嫌うので、最終的にはオショロコマに勝ち目はなさそうに思われます。












また、地球温暖化に伴う気象変動( 猛暑、渇水、水温上昇、大雨、大増水、川底環境破壊 など ) でより低水温を好むオショロコマがジリジリと狭い源流域へと移動せざるを得なくなっている可能性もあります。







     この項、続く。




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