実りの秋、さすがに木は花より実がなっているのを多く見るようになりました。
☆ ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、
紅葉の美しさを「錦」にたとえて名付けられた、日本庭園の脇役。
古い枝は周囲にコルク質の「翼」が出来ることで知られている。
秋にできる実は10月頃に熟すと自然に破裂し、中からオレンジ色の種子が顔を出す。
ニシキギの変種のコマユミと花も実の付き方もそっくりで、枝に翼があるかないかの違いです。
☆ モチノキ(黐の木)
モチノキ科モチノキ属、常緑高木、花期:4月~5月、結実期:10月中旬~12月、
秋に熟す果実が美しいことから庭園樹として広く栽培される。 雌雄異株の為に、
果実は雌木にしかならない。庭木のモッコク、モクセイと共に三大名木の一つ。
よく生育すると樹高は10m以上になる。
実が多く付いているので、クロガネモチかなとも思いますので、間違っているかも?
☆ カナメモチ 別名:アカメモチ
バラ科カナメモチ属、常緑小高木、花期:5月~6月上旬、生け垣向き。
モチノキに似ているが、大きく違うのは、葉の周囲に鋸歯があり、5月頃に円錐花序に白色の
5弁花が多数開く。果実は楕円形で約5mm程で赤く熟す。
撮影日は18/11/05なので、まだ赤くなっていない。
☆ トウカエデ(唐楓)
ムクロジ(カエデ)科カエデ属、落葉高木、中国原産からの名前、花期:4月~5月、
紅葉が美しいので、公園樹、街路樹、庭園に盆栽にと利用されている。
葉は上部が3浅裂する、翼果は殆ど平行か鋭角に開く。
☆ ヒメリンゴ(姫林檎) 別名:イヌリンゴ
バラ科リンゴ属、落葉高木、花期:4月~6月、鉢植えや庭植えで親しまれている園芸品種。
実は渋みが強く甘味もないので、食用にならないが、たわわに実る色付きが良いので鑑賞用。
果実酒として使うことはあるようです。
☆ キズタ(木蔦)
ウコギ科キヅタ属、常緑つる性木本、
常緑性で冬でも葉が見られるのでフユツタとも言う。
☆ カクレミノ(隠蓑)
ウコギ科カクレミノ属、常緑小高木、花期:7月~8月、
日陰に強い植木の代表で和風庭園や飲食店の軒先に多い。木が大きくなっても横に張らない。
幼木の葉は、切れ込みがあるが、成長すると切れ込みが浅く大きくなる、紅葉するのもある。
葉の形の変化は、小さい時は日陰でも少しでも日が当たるようにのようです。
☆ スイカズラ(吸葛) 別名:ニンドウ(忍冬)葉が冬でも残っていることから。
スイカズラ科スイカズラ属、常緑つる性木本、花期:5月~6月、
果実は液果、直径5~6mmの球形で2個並んで付く。9月~12月に黒く熟す。
☆ タラノキ
ウコギ科タラノキ属、落葉低木、花期:8月~9月、
果実は液果、直径約3mmの球形、9月~10月に黒く熟す。
☆ ロウヤガキ(老爺柿)
カキノキ科カキノキ属、落葉低木、中国原産の渋柿、花期:3月~4月、
果実は液果、小さく尖った楕円形で熟すと橙に色付く。 雌雄異株、
☆ ローズヒップ
ローズヒップは、バラ科バラ属の果実を言う。種類も色々で、ハマナス、ノイバラ、
オールドローズ系等。
ローズヒップティーは女性に嬉しい効果が期待出来る(爽やかな甘い香りとフルーティーの
程好い酸味が特徴でビタミンC等が豊富に含まれている)ようです。
☆ ラクウショウ(落羽松) 別名:ヌマスギ(沼杉)
スギ(ヒノキ)科ヌマスギ属、落葉高木、北米南部原産、花期:4月、公園樹、
公園の水辺や沼地に生える。
メタセコイアに見た感じは同じようですが、メタセコイア属が異なる。
枝、葉は、ラクウショウは互生で、メタセコイアが対生、果麟の先の形が異なる。
☆ モンステラ
サトイモ科モンステラ属、熱帯アメリカ原産、観葉植物、草丈は30cm~2m程度。
果実は美味しく、味はバナナとパイナップルを合わせたような味ということですが、どんな味
なんでしょうかね、南の島では八百屋などで売られているようです。(フラワーハウス等でも)
花は中々開花しないが、成長すると白い花で形はサトイモ科の花の形で、肉穂花序を包む仏炎苞と
呼ばれる襟を持っている。雌雄同株な為に結実する事がある。
誰かさんのマネをして大きな木を撮ってみましたが、なかなか難しいです。
上の方に小さい実がなっていますが、この写真では判別出来ず。
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