花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

秋の野草花 コシオガマ、ヤマハッカ、コウヤワラビ、他。

2023-10-29 | 野草(花)
秋らしい花を載せるつもりでいました、順に並べたら最初のつもりと違った
ものになってしまいました。

コシオガマ(小塩竈)
ゴマノハグサ科コシオガマ属 半寄生 1年草 花期:9〜10月 
葉は対生し、三角状卵形で羽状に裂片は深裂する。
秋には淡紅色の可愛い唇形花が咲く。

ヤマハッカ(山薄荷)
シソ科ヤマハッカ科 多年草 花期:9〜10月 
枝先に長い花穂を出し、青紫色の小さな花を数個ずつ数段につける。
花冠は長さ7~10mm。

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
 キク科アキノキリンソウ属、多年草、北米原産、花期:10月~11月、
今は何処に行っても見られ、各地の土手や荒れ地に群落をつくっている。 
種子でも繁殖するが、地下茎が地中にはびこり植物に害になる分泌物をだす。
猛烈な繁殖力などのゆえ各地で話題にされる植物。
草丈は2~3mにもなる。茎の先端に大きな円錐状の花序を付け、黄色の頭花を多数開く。
 
 

フユノハナワラビ(冬の花蕨)
ハナヤスリ目ハナヤスリ科ハナワラビ属、多年草 見頃:11月~12月 、
シダ植物なので、葉に見えるものは栄養葉(えいようよう)、
花に見えるものは胞子葉(ほうしよう)という。
オオハナワラビと似ていますが,こちらは小形で、栄養葉の羽片の頂片は鋭くギザギザしていない。

これもフユノハナワラビかと似ていましたが、、

コウヤワラビ(高野蕨 )
コウヤワラビ科コウヤワラビ属
湿った場所でよくみられる夏緑性の地生シダ。
葉に2つの形があり、胞子葉と栄養葉はふゆのハナワラビと同じです。

近くに葉が少し違うものも混在していました、
イヌワラビ(犬蕨)
イワデンダ科メシダ属 多年草 ワラビには食べられるものもありますが、
イヌワラビは食べられない品種なのが名の由来とか。

茎と葉の区別がない葉状体の葉は小羽片の形が卵形の長楕円で、
葉の縁にはたくさんの鋸歯(デコボコ)があり葉柄からまばらにはえます。
葉の裏側には三日月形や馬蹄形をした胞子嚢があり、
葉の中間~中助(葉柄に添う形)寄りに群をなして発生。
葉の裏側比較です。左:コウヤワラビ、右:イヌワラビ

シダ植物を載せるつもりでないでしたが、フユノハナワラビのいきががり上
変な終わり方になってしまいました。
ルコウソウやセンニンソウなどのつもりだったのですが、又の機会回しです。
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