花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

極小花のザクロソウに挑戦したが、アカネ、ハナイバナ、他。

2023-10-20 | 野草(花)
またまた地味な野草からです、少なくとも私の家近くでは一番小さな花だと思う
ザクロソウ等です。

ザクロソウ(柘榴草)
ザクロソウ科ザクロソウ属、1年草、花期:7月~10月、
高さ10〜25cm。下部の葉は3〜5個ずつ偽輪生し、披針形で長さ1〜3cm。無柄 。
花被片は5枚、楕円形長さ1.8mm、黄緑色。兎に角小さい花、コンデジで写すは大変です。
今は花が咲いているのは殆どなく良い被写体のものもなく不満足でした。

クルマバザクロソウ  花期:7月~10月、 2019/10に撮影分です。
ザクロソウとクルマバザクロと大変似ていますが、違いは葉の輪生につく形。
 

アカネ(茜)   アカネ科アカネ属 つる性植物 花期:8-10月
名の由来は由来は、根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたと 。
多数の淡い黄緑色や淡黄色の目立たないごく小さな花が咲く。
花冠は5裂して、雄しべが5本つく。アカネの花は多数分岐した枝の先に咲く。花径は約4mm


ハナイバナ(葉内花)
ムラサキ科ハナイバナ属、1,2年草、花期3月~12月、
枝の上部の葉腋に淡青色の花を付ける、花冠は径2~3mmで5裂する。

                                                                 何処に咲いているのかわかりませんね。

コゴメギク(小米菊)   別名:ハキダメギク(掃溜菊)
キク科コゴメギク属 1年草、熱帯アメリカ原産、花期:6月~10月、
葉は対生し、葉、茎ともに毛が多い、頭花は5mm程で、5個の白い舌状花が
可愛らしい。


オオニシキソウ(大錦草)
トウダイグサ科トウダイグサ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。
腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。
花序は長さ約1.5mm
さく果は直径約1.7mmの卵球形で無毛。(腺体とは、蜜などの分泌物を放出する部分)
花の時期は既に過ぎ去っています。

▼地面を這うニシキソウも花の時期は終わっていました。


ミズヒキ(水引)
タデ科イヌタデ属、多年草、花期:8月~10月、
上から花穂を見ると赤く、下から見ると白いので水引にたとえた名、花柱の先はかぎ状に曲がる。
花被片が全部白色もある。鈎状になった花柱以外は萼に包まれ、長さ約2.5mm。


ナス科の似た花を幾つか載せておきます。
ナス科野草花の実20/11/12で、ホオズキの各種の違は参照してみて下さい。
アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、、テリミノホオズキが似て見分けが難しい、
一番実がなった時の形や照り具合で判断すのが分かりやすい、ここでは花びらの切れ込みが、
基部近くまであるのと、葉や茎に毛があること、小果柄が1カ所からでていることで判。

ワルナスビ    これも花だけ見ればよく似ている。
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。


ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
ナス科ナス属、多年草、花期:8月~10月、
他の樹木等に絡み付いて繁茂する。 全草に柔らかな毛を持つ。
葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって大きく変形する。
まばらに集散花序をつけ、小さい白色で花冠(径1cm)5裂、反転した花がつきます。

小さな花は毎度ですがマクロレンズで撮れない限りは無理を感じています、
印象だけでも残せたらのつもりですので、ご容赦願います。
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