花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の花木のネコヤナギの花穂、大きいから小さいもの

2018-03-15 | 花の写真

 春の花木で少し毛色が違うと言えば、

 ネコヤナギですね、花が終わればあまり見向きもされず、

 花⁽穂)の時だけネコヤナギに惹かれる。

 しかしネコヤナギは雌雄異株であるから雌花、雄花が違うとか。

 

 ☆ ネコヤナギ(猫柳)

 ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、雌雄異株、

  河川の土手など、湿り気があり水はけと日当たりの良い場所に自生する。

 我が家の小さいネコヤナギ

  

 

 銀毛ばかりで雄シベ、雌シベが良く分からずはがしてみたが。(多分雄花かな)

 

  * 

   *3日後に雄しべが見えるようになりました、雄花です。18/03/16写真追加。

 

 以下散歩途中で撮影のものです。

  

 小川を挟んでのもの、何かネコヤナギと違う雰囲気です、(雄花、雌花不明、雌花かな)

 キヌヤナギにも似ているが葉が出るまで確認の方法がない。

 

 大きいネコヤナギがありました。 (お宅の庭植え)

  

  

 雄株の花穂は尾状に蜜に花を付ける。

 花の開花が進むとオレンジ色の葯(やく)の雄しべに黄色い花粉がつく。(雄花)

 

 雌花は、雌シベひとつに、長く突き出て咲きは2列、子房に白毛を密生。

 花穂は雌花より雄花の方が多い。

 園芸店の店先に並ぶ苗木はオスばかりだそうです。オスの方が花穂が大きく

 美しいからだそうです。

 

 シダレヤナギは、

 (17/4/10撮影)

 

 ヤナギとはヤナギ科ヤナギ属の樹木の総称で、世界で約350種、日本では35種以上で

 日本でヤナギと言えばシダレヤナギを指す事が多いですが、

 ヤナギの仲間では最も早くネコヤナギが開花する。

 

 <一口メモ> ヤナギについて

 ヤナギの表記を、柳、楊とも書きますが、

   柳は、枝が垂れ下がるものを、(シダレヤナギ、ウンリュウヤナギなど)

   楊は、枝が立ち上がるものを、(ネコヤナギ、イヌコリヤナギなど)

   万葉集でも区別しているようです。(じゃ~猫柳はおかしいの??)

 ヤナギは再生力はかなり強靭なので、昔から護岸工事に植栽されている。

 水分を好むこともあるが、川岸や河川敷でよく見るわけですね。

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