春の花木で少し毛色が違うと言えば、
ネコヤナギですね、花が終わればあまり見向きもされず、
花⁽穂)の時だけネコヤナギに惹かれる。
しかしネコヤナギは雌雄異株であるから雌花、雄花が違うとか。
☆ ネコヤナギ(猫柳)
ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、雌雄異株、
河川の土手など、湿り気があり水はけと日当たりの良い場所に自生する。
我が家の小さいネコヤナギ
銀毛ばかりで雄シベ、雌シベが良く分からずはがしてみたが。(多分雄花かな)
*
*3日後に雄しべが見えるようになりました、雄花です。18/03/16写真追加。
以下散歩途中で撮影のものです。
小川を挟んでのもの、何かネコヤナギと違う雰囲気です、(雄花、雌花不明、雌花かな)
キヌヤナギにも似ているが葉が出るまで確認の方法がない。
大きいネコヤナギがありました。 (お宅の庭植え)
雄株の花穂は尾状に蜜に花を付ける。
花の開花が進むとオレンジ色の葯(やく)の雄しべに黄色い花粉がつく。(雄花)
雌花は、雌シベひとつに、長く突き出て咲きは2列、子房に白毛を密生。
花穂は雌花より雄花の方が多い。
園芸店の店先に並ぶ苗木はオスばかりだそうです。オスの方が花穂が大きく
美しいからだそうです。
シダレヤナギは、
(17/4/10撮影)
ヤナギとはヤナギ科ヤナギ属の樹木の総称で、世界で約350種、日本では35種以上で
日本でヤナギと言えばシダレヤナギを指す事が多いですが、
ヤナギの仲間では最も早くネコヤナギが開花する。
<一口メモ> ヤナギについて
ヤナギの表記を、柳、楊とも書きますが、
柳は、枝が垂れ下がるものを、(シダレヤナギ、ウンリュウヤナギなど)
楊は、枝が立ち上がるものを、(ネコヤナギ、イヌコリヤナギなど)
万葉集でも区別しているようです。(じゃ~猫柳はおかしいの??)
ヤナギは再生力はかなり強靭なので、昔から護岸工事に植栽されている。
水分を好むこともあるが、川岸や河川敷でよく見るわけですね。
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