子供の頃聞いていた、一生口づさめるような曲や、一過性の流行歌、漫画の主題歌、大人の世界を扱った歌、意味不明な変な歌と、結局はいつの時代も歌は世につれ、世は歌につれ、なんだね!
この「真夜中のギター」も心に染み入る名曲。
1969年の作品。
ホントに真夜中、しんみりとした気分で聞いたら感動も倍化しちゃう。
素朴なアコギによるアルペジオ、ハスキーな歌声、共感を呼ぶメロディライン。
文句無しの名曲です。
千賀かほるさんはこれ以外の曲は知らないけど…。
私の叔父さんは彼女の大ファンでした。
千賀かほるさんの本名は 「村上千賀子」というんだね!
歌手の佐川満男さんが亡くなった…
と言ってもほとんどの方は佐川満男さんの事を歌手だとは認識していないのかも?
映画やドラマにおける名バイプレイヤーの印象が強いからね
朝ドラにも多数出演しているし
俺が小学生の頃「今は幸せかい」が大ヒットした
切ない男心を歌ったこれは名曲だよ
当時、佐川満男さんは全く売れない歌手だった
あの中村泰士さんも限界を感じ歌手を諦めて作詞、作曲家へ転向
あの「スター誕生」で審査員を担当していた巨匠だ
大親友の2人がこの曲に勝負をかけレコーディングして大成功を果たしたんだね
1968年10月の事
写真の佐川満男さんは当たり前だけど髪がフサフサ、当時としては珍しい髭をたくわえた渋いルックスだった
その後は伊東ゆかりさんと夫婦でもあった
2020年に中村泰士さんが亡くなった際のインタビューで佐川満男さんがこの曲のエピソードを感慨深げに語っていた
アレンジは小林亜星さん
70年代、あの男性化粧品のコマーシャルでチャールズブロンソンは人気急上昇した
「顎に何か付いてるぞ」
知らないで顎を触ると…
「うーむマンダム」
かくいう私もブロンソンにハマったのをキッカケに本格的洋画ファンとなり今に至る
ブロンソンブームは日本でもあらゆる方面へ影響を及ぼした
森進一のヒット曲「さらば友よ」はブロンソンが初めて大ブレイクした映画のタイトル
ハスキーボイスの新人アイドル演歌歌手、小川順子さんもデビュー曲、二曲目共モロにブロンソンからで
「夜の訪問者」「男の世界」だもんなあ
ヒットしたよ
曲も良かったし歌も上手い
気になる友達の女の子が小川順子さんに似てるのもあり、密かに応援していたんだけどあっさりと引退してしまった…


オールマンブラザーズ バンド!
私が動画で初めてこのバンドの動画@を観たのは高校一年生の時。
シカゴがシカゴⅥ発表時、アメリカのテレビ局が制作した番組に出演。
前半をカッコよくブラスロックが吹き荒れました。
と、次の瞬間に犬とにこやかに戯れるグレッグオールマンが登場。
番組の後半はオールマンを中心にマーシャルタッカーバンドやウェットウィリーなどのサザンロック系バンドが演奏をしました。
懐かしいなあ(*^_^*)。
南部の誇りにかけてソウルフルな歌声を披露していました!
1992年、一度だけオールマンはサッポロにやってきました。
なんと真冬の札幌市民会館にね。
センター間近の席で本物のサザンロックを存分に堪能しましたよ
かなりラフな演奏をするのかと思っていたら、緻密で素晴らしい貫禄ある渋いライブを披露してくれてとても感動しました。
当時どこのバンドもやっていたアンプラグドコーナーなんかもあったりしてね(^ ^)。
でも満席なのに、観客のノリが静かなことに、ディッキーはかなり苛立って最後に客席へとバンダナを投げつけていましたが。
観客は皆、実際には震えがくるほどに衝撃を受けすぎて固まっていたのですよ。
迫力あるサウンドと存在感が半端なかったなあ
ライブ前後にブッチが何食わぬ顔して、ステージに出てきてドラムを丹念に調整していた姿が今も鮮明に焼き付いています。
そのブッチも、巨漢ベーシストのアレンウッディもグレッグもその後亡くなってしまった…。
そして今度はディッキーも鬼籍に入りました…
唯一の素晴らしい札幌コンサートを忘れない
1992.1.28
外は豪雪なのにホール内はめちゃくちゃ熱気が渦巻いていた
ありがとうございました🤠‼️
ここでは敢えてディッキーベッツバンドを
ウォーレン、ブッチも参加しているよ


白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****
果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****
「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」
この時、すでに石やんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
「ウィ~~~ン・・・・・・」
マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)
マサが石やんの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ユーちゃん、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動。
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている。
いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか。
疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い!
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)
あるバンドは「STAはスペシャル軍団」
パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」
あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」
あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」
あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」
あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」
マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。
石やん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。
ギターが堂々とスポットライトを浴びる場面になると、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張。
やはり花形楽器だもんね。
各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。
この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。
ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。
アッキーも延々と、エキサイティングなジャンピングを披露しての挑発。
以前に礼儀正しく優しいルチュも、アッキーの超絶技巧パフォーマンスをスターライトで称賛していたっけねえ。
誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。
もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。
STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。
更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。
ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。
石やんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
これにはビックリ!
「まさかクールでポーカーフェイスの石やんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったぜ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
オフステージの時にマサは石やんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われた石やんもまんざらではない様子)。
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー
そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを石やんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。
トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める。
トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
難攻不落なパートなど何のその。
パワフルでバカテクの管楽器が4人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。
オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。
ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた。
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。
最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた。
恐るべきアバンギャルドな究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。
メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。
何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。
マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。
尚も石やんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。
照明スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに点滅してと希望提出しておきました。
無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。
プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる。
不気味に舞台を覆いつくすように漂うスモークの波がドンドンと効果を倍増する
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。
多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。
あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!
極めつけのフィニッシュは
「YEAH!!」一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、豪快なるジャンプ一閃!!!


喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
まだこれからも素晴らしいバンドが登場します
存分に暴れてもらいましょうよ」
****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
2番手のバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****
会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」
温かい拍手に感謝です。
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・
これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄。
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました。
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ。
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・。((´∀`*))
一致団結の賜物。
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい。
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう。
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね。
新体制でのホットタイム初進出は、手ごたえも良好。
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)
この後には珍しくステージ裏の控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。
興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力。
一体、現実を把握している者はいるだろうか?っていう曲あったよねえ、ってこの間友達と会話したばっかりだったからビックリしちゃったあ。
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ。
ある対バンからも後日のラインで「一体、現実・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた。
だからこそこれ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ。
身の引き締まる思い。
油断大敵。
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね。
わかる者には、難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。
確実にSTAは良い方向に向かっている。
バンド内の輪を台無しにする人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。
耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧に更なるステップアップを図っていきましょう!
方々からも、心温まるメッセージを送ってくれました。
励みになるなあ。
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します。
これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))
とりあえずは・・・・益々の鋭気を養っていきましょう。
ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))
さあ、早くもニューラインナップによるSTAが212回目のライブに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ。
要注目だ。
2024年のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は進行中!
(秋まではほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね。
予告編・・・・・
来月は地元・札幌のライブハウス「キューブガーデン・ライブイベント」にて、初志貫徹の志で再びSTAが戻ってきますよ。
ああ・・・・また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!
VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&MR,KENNETH&CHIECHAN&NOBUSAN&TAIYOH-PARKING&YUMICHAN&COCA-COLA&FRIED CHICKEN&CURRY RICE&NON-ALCOHOLIC BEER&TEKUZOHKUN&IKU&KEI&SASSA&SUSUKINO-HAGUREGUMO&MENDONCA&MICKEY&SENACHAN&MIKITY&TETCHAN&YUKICHAN&KANEKOKUN&AYASAN-HUSBAND&WIFE&DAICHIKUN&TAIYOH-WHALES!!!



正に、その通りだよ。
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている。
この日のトップバッターを飾ったG-NOTEの歌姫セナちゃんもアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****
やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ。
最新導入の照明機材が半端なく熱いので、皆、すでに全身汗まみれながらも、すこぶる気持ちがよさそう。
(回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。
「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。
これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります。
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。
さあ、さっそく曲目もこれまたご機嫌なメドレー。
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、うってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は半端ない。
メイクもバッチリと施している
更に全身をワイルドな黒ファッションで統一しているではないか。
赤いソックスに、スカートはロッカー風の情熱的なET柄
胸にはジェリーがでっかくプリントされている
これは彼女最大のチャームポイント。
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。
裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが当時STAに在籍していたニシヤンや久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やん達もこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。
これが生命線なんだから。
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)
もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。
それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。
モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。
石やんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。
この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。
ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求。
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。
世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。
満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ。
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。
バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。
エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(前回から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした。
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ。
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
マサ&モッチン渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。
ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
彼女も毎回シックなで黒スーツ姿で佇んでいるんだけど、胸元も露わに着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
センスの良いネールや髪型もいつもオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう
あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態。
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている。


サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
OH,YEAH!
頑固一徹、ブラスロ
してのライブということでスターライトは申し分のない箱だ。
ということでして、本日はスペシャルな内容でお送りしますよ。
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック。
その中でまずは1曲、これをカバーしているバンドはまずいないでしょう。
熱冷ましとばかりに場面転換です・・・・・
じゃあ、調子にのってまだまだ、シカゴの名曲をお送りしたいと思います!!
聞いてください・・・・・
いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの
「・・・・・・DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?」
一瞬の静寂を打ち破るように間髪入れずモッチンがスティック4カウントを打ち鳴らす。
なるほど、イキイキとしているね。
邦題は「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」
直訳すると「本当の時間を知っている人っているの?」だ。
日本ではシングルのB面だったけど、海外ではヒットして今でもシカゴのライブ曲。
「時間に対する哲学的固定概念の意義を真摯に全人類へ問いただす」という、何やら小難しい、そしてカッコイイ曲。
(メンバーらもスタジオリハ中にスコアを覗き込んで、原題の長さに驚いていたしね。)
これは、先月に引き続きの披露だ。
アキ、マサ、ミツがズッとライブ用に熱望していた曲なんだけど諸事情によりズッと埋もれていたのだ。
それが再度、陽の目を見たのだ。
遂に願いが叶った!
良かったねえ。
エディット・ヴァージョンだけど・・・・・。
イントロだけでも数パターンのリズムに変化する、一切の無駄がない濃厚すぎる、ほどよいホーン・ポップ・ロック。
(何人かのメンバーは小節数にも手こずっていたね)。
ハマピーによる、巧みで張りのあるトーンのトランペット・ソロ。
なかなかにやるじゃんかあ。
小刻みにヒットするピアノの躍動感。
ポール・マッカートニー直伝のピーター・セテラによるベース・ヒットが印象に残るパートを経て本題へと突入。
この曲も正直な話、ずっと消化不良気味で不満の種が山積みだったのですが(お蔵入りの原因)、ここにきてかなり本家本元に迫る勢いで嬉しくなっちゃうよ。
スローガンは「地道に小さなことからコツコツと」だね。
マサのメイン・ボーカルに絡む、モッチン&アッキーの個性的なコーラスも渋い。
完璧主義者だけあって有言実行。
発音も最高にしっかりしているよ。
マサとアッキーは時折、牽制しあいながらもニンマリ。
「中々にやるじゃあねえか!」ってなあ感じでね。
今度は3番のナレーションまでをも堂々と決めてほしいなっと。
それって欲張り!!??
芸が細かくて驚愕なんだけどなあ。
エンディングではミツが、珠玉のトロンボーン・ソロでまとめ上げた。
(多少長めのアドリブ吹込みで自己主張を図る憎い男。
臨機応変に対応処理する手腕は惚れ惚れするほどだ・・・・
モッチンはスタジオバージョンを参考に「もっと早めにジャンプして。
伸ばしすぎ・・」と言うのだけどライブでは更に長いんだけどなあ・・・・)
マサは水を飲みながらも、黙ってミツの方を眺めながら猛アピール。


YEAH!!」
アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂。
「見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後まで楽しんでいってください。
よろしく!!
ALLRIGHT?
ALLRIGHT??
NEXT NUMBER
・・・・MAKE ME SMILE !!!」
(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く。
この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。
実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。
(この日は残念ながら、いなかったけど・・・・)
でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ。
(先月に引き続きの演奏)
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てしなき無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね。
最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)。
この曲でもリード・ボーカルはマサ。
近年トライ中なんだよ。
すこぶる苦労しましたよ。
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??。
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘。
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいのことなんてお茶の子さいさい。
ダンディーなタカは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む。
真横で負けじとハマピーもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく戦慄を覚えるのだとか。
4管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン4人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる。
エンディングでは石やんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)。
石やんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね。
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達。
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)。
フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す。


2021年4月18日(日)の小樽ビール園ライブイベント以来のプレイ。
延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
ドラマティック・チャレンジ・ソング
恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸。
マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと見た
厳かなる重量級なタッチで、ベースがメロディアスだけれどもごく控えめに奏でられます。
前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ。


それがこの「今こそ自由を」
先月から重要なレパートリーとして晴れて演奏に組み込まれた
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル。
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関。
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた。
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ。
テンション漲るシーンだ。
何度も訪れるユニゾンの見せ場だ。
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる。
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ。
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能な曲。
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン。
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう。
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ。
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです。
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
正に阿吽の呼吸とはこのことさ
気合も十分にバッチリ
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切ればもうこのライブはいただいたも同然。
大船にのったつもりで、突破していこう。
まだまだ続くデンジャーゾーン!


原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
「バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノン」というドラマティックなる濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
(これも先月お披露目したよん)
目まぐるしい変化に富んだ独走態勢を誇るアート
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&ユーちゃん&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた。
念願成就。
想いは叶うものなんだねえ。
それも2パートもさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック。
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ。
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲。
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態。
一息入れてから拍手が。
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合ってジャンプでTHE END
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた。
そうなのです、難しいのですよ(笑)。
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ。
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・。


「 フリー!!!
(邦題は、自由になりたい。
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太く延々とドラム音が不気味に爆発。
強烈なドラムロールを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
実はこのイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの。
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン。
「おお!これは、かっこいいねえ。
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、改めてモッチンの実力を痛感した次第さ。
素直にリスペクトしちゃうよ。
だって、今までにこの難攻不落で癖のあるフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・。
感動モノさ。
2022年12月8日(日)ソリッドでのフレンズライブイベント以来のお披露目。
その時はあまりにも悲惨だったから、今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う。
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入。
世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。
時折ファンキーでゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる。
厳かなる重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます。
疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂。
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所。
ホーン隊は何度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね。
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとイシヤン、モッチンとで意見を交わす。
完全パートスコアをマサが送ると石やんがコードを把握。
これにて光明が見えてきた。
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す。
これでパーフェクト。
石やんの切れ味鋭い采配で見事に問題をクリアした。
大した男だぜ、彼は。
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。
息も絶え絶え・・・・
ワイルドこの上ないね。
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ。
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた。




チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****
早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているBGMはシカゴ&EWFのジョイント・ライブ映像で「ダイアログ」だ!!
その時代に青春を送った人たちにとっては感涙ものだね。
めっちゃムード満点。
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。
いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
セカンドアクト、先述通り我らがSTAが登場・・・・
このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****


満を持してこのブログの主人公でもある我らが「the sapporo transit authority(S・T・A)」の出番が来た
****このライブレポートもあっという間に最終章に突入です!!
心してお読みください!!****
バンドの入れ替え時間中は、常に例の白スクリーンがおろされてステージが見えなくなります。
心してお読みください!!****
バンドの入れ替え時間中は、常に例の白スクリーンがおろされてステージが見えなくなります。
でもSTAは9人編成
詳細の打ち合わせ段階でバンド内において色々な意見が出た
「ブラス隊を前面に」「いやキーボードが下に降りる」「パーカッションも!」
「ドラムが前に出たい」
ホーン隊とパーカッション&キーボードが降りる案も浮上
結局は妥当な線でホーンの4人がモニター前に横一列並びで落ち着いた
PAやモニターの返しがどうなるかはわからないけれどね
ホットタイムに打診相談したら即オーケー!
もうSTAの要望ならばほとんど受け入れてくれるから心強い
以前ならば「ステージに全員が収まるのか?・・・・」とライブ・ハウスのスタッフさんは危惧していましたが、S・T・Aは臨機応変すっかりと手馴れたものです。
よって先の白いスクリーン下げは、バンドを2つに分断する形になるので無しとなりました
何とホットタイムはトモちゃんがSTAに加入して初のライブ出演した思い出深い箱
トモちゃんの応援にお友達も3人来てくれたよ
写真撮影もしてくれた
嬉しい限りさ
トモちゃんは「目の前に観客がいたら緊張する~~」
大丈夫さ
ミツが太鼓判を押してくれたでしょう
先輩格のミキティともご挨拶をかわし友好を温めたことだしね
胸元のピンバッジはトモちゃんはサックス、マサはヘフナーのバイオリンベース
お互いにチェックしあって「よしっ!!」((´∀`))
ミキサー&照明担当はノブ君が一人でこなしている。
まさにスーパーマンとは彼のような男のことを言うのだろうね。
STAはこの日が来るまで、色々なトラブルがあっただけに力の入りようが半端でない。
この日1番の大人数で臨む、飛びっきりにやかましいブラスロック
(まあ、いつものことではありますが・・・)
他のバンドで吹く楽器が所属しているのは、ミキティ所属の太陽ほえーるズのみ
STAはこの日が来るまで、色々なトラブルがあっただけに力の入りようが半端でない。
この日1番の大人数で臨む、飛びっきりにやかましいブラスロック
(まあ、いつものことではありますが・・・)
他のバンドで吹く楽器が所属しているのは、ミキティ所属の太陽ほえーるズのみ
(ナカハマダイスケのところではキーボード走者が鍵盤ハーモニカを吹いていたけどね)。
どこでやっても浮きまくりのバンドですが、この日はちょっと事情が違った。
何と言ってもマサのバンド仲間でもある盟友達が一同に集うホットタイム主催「ライブ!ライブ!ライブ!」の集大成というイベント。
よって客層はほとんどが、熟練のロック通で占められているわけです。
うるさ型が大挙しての総動員。
こりゃあ、初心者みたいに下手な演奏をやらかしたら、速攻で袋叩きにあっちゃうという危険も孕んでいる。
初心に舞い戻り、気持ちを引き締めて、ライブに取り組みました。
結果ですか?!
もちろん大成功!!
大受けでした。
それはこれからのレポートで堪能してね
(ところどころに,またもや反省点は勃発しているけど)。
で、このホットタイムに以前STAが出演したのは2023年の10月22日(SUN)同じくライブ・ライブ・ライブ企画でした。
早いもので半年近くが経過していたんだ・・・・。
(まあ、途中、他のバンドを見に来たり、パープルブリンガーで出演はしていましたが)
その間も、メンバー達、スタッフ達、オーディエンスからホットタイム出演の要望が殺到したため、この度急遽、めでたく舞い戻ってきたわけです。
毎度の事ではありますが、相変わらずメンバーの出入りは激しく、人数やらパートやらの移動も頻繁だった。
どこでやっても浮きまくりのバンドですが、この日はちょっと事情が違った。
何と言ってもマサのバンド仲間でもある盟友達が一同に集うホットタイム主催「ライブ!ライブ!ライブ!」の集大成というイベント。
よって客層はほとんどが、熟練のロック通で占められているわけです。
うるさ型が大挙しての総動員。
こりゃあ、初心者みたいに下手な演奏をやらかしたら、速攻で袋叩きにあっちゃうという危険も孕んでいる。
初心に舞い戻り、気持ちを引き締めて、ライブに取り組みました。
結果ですか?!
もちろん大成功!!
大受けでした。
それはこれからのレポートで堪能してね
(ところどころに,またもや反省点は勃発しているけど)。
で、このホットタイムに以前STAが出演したのは2023年の10月22日(SUN)同じくライブ・ライブ・ライブ企画でした。
早いもので半年近くが経過していたんだ・・・・。
(まあ、途中、他のバンドを見に来たり、パープルブリンガーで出演はしていましたが)
その間も、メンバー達、スタッフ達、オーディエンスからホットタイム出演の要望が殺到したため、この度急遽、めでたく舞い戻ってきたわけです。
毎度の事ではありますが、相変わらずメンバーの出入りは激しく、人数やらパートやらの移動も頻繁だった。
現実問題として、毎月、S・T・Aという名前のもとに新しいバンドを組んでいるような事態が続いていた。
いつになったら演奏のみに集中できる日が訪れるのか。
それを追い求めてただひたすらに、前進あるのみだった。
周囲からは「よくもまあ、19年もの間、一時たりとも休みなく活動できるね。
それを追い求めてただひたすらに、前進あるのみだった。
周囲からは「よくもまあ、19年もの間、一時たりとも休みなく活動できるね。
コツを教えてほしいくらいだよ」と感心されちゃうくらい。
わかったらこんな苦労しないよお・・・私が教えてほしいくらい。
もうこれは単なる意地です。
わかったらこんな苦労しないよお・・・私が教えてほしいくらい。
もうこれは単なる意地です。
でも去年の初夏から最強の布陣が揃ったのだ
我々自身でも驚愕している
テクニックはもとよりコミュニケーション力や人格も最高です
これって奇跡に近い快挙
苦節19年目にしてやっと花開いた
今までが一体全体何だったんだろう?・・・ってなあ具合さ
どのパートも歴代中ピカイチ。
チームワークもバッチリで、やっとこさ理想の布陣が整った次第。
長かったなあ・・・・・
「継続は力なり」を実感。
チームワークもバッチリで、やっとこさ理想の布陣が整った次第。
長かったなあ・・・・・
「継続は力なり」を実感。
ずっと崖っぷち状態で孤軍奮闘だったもんなあ
マサが唯一のオリジナル・メンバーとして気を吐きながらバンドを運営していますが、今度こそは心機一転ニューS・T・Aで再起動する所存であります。
今回も顔ぶれや担当楽器、ライブハウスの空気感、イベントの主旨、客層、出演時間などを慎重にマサが吟味しつつ、メンバーらの意見を取り込んでタイム計測のもとセット・リストを慎重に組み立てました。
そういった意味でも大きなヒントともいえるライブだったのが、今回のホットタイム。
普段は癒しのムードメーカーですが、やるときにはバッチリと決めてくれますよ。
他のメンバー達も強力この上ない。
とにもかくにも、通算211回目のターニング・ポイントを迎えた感が強くて武者震いしちゃいました。
新鮮な気持ちでGO!GO!GO!
さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・
今回も顔ぶれや担当楽器、ライブハウスの空気感、イベントの主旨、客層、出演時間などを慎重にマサが吟味しつつ、メンバーらの意見を取り込んでタイム計測のもとセット・リストを慎重に組み立てました。
そういった意味でも大きなヒントともいえるライブだったのが、今回のホットタイム。
普段は癒しのムードメーカーですが、やるときにはバッチリと決めてくれますよ。
他のメンバー達も強力この上ない。
とにもかくにも、通算211回目のターニング・ポイントを迎えた感が強くて武者震いしちゃいました。
新鮮な気持ちでGO!GO!GO!
さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・
リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越えて長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ
笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーはあちこちから引っ張りだこの男顔負けな実力派。
毎度おなじみのマルチで器用なチャーミング・レディ。
キュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ。
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブなるスーパーレディ
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。
髭を蓄えたパーカッションのユーちゃんはダンディーでラテン系のノリが売りのいぶし銀なナイスガイ
アッキーとはDJの先輩でもある
コミュニティーFM「ラジオ・カロス」で毎週番組を持っています
他にもドラム&パーカッションの講師
北海道ミュージシャンサークル「エッグ」の副会長でもある
シンガーでもある奥さんは若くて美人だしなあ・・・・
マサと一番付き合いの長いのが札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ミツ
シカゴ好きで意気投合してからずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
(ただしミツはⅢまでしか認めないそう)
ファイターズとヤクルトと応援球団も違う
彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
活性化運動絶好調さ
あちこちから常にひっぱりだこの人気者、ミツによる絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀。
ちなみにジャンプ競技やモトクロスバイクにも精通しているのだ
ハマピーは目を見張るプレイとパフォーマンスで観客一同から、惜しみない拍手を送られていたよ。
((´∀`*))
心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクションに専念。
別格の存在でもあるドラマーのモッチン&トランペットのハマピー(コンダクターでもある)は音楽はもとより人生においても大先輩ゆえに今後もご贔屓によろしくお願いします。
ご両人は多方面の伝説的なる大御所とも共演
今も尚休むことなく腕を磨いているそうです。
そしてもう一人。
札幌で音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われるギターの石やんだ。
北海道フュージョン・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くのツワモノミュージシャンたちとも共演していたのだそうです。
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
心境著しい石やんも、ギター・パートで猛烈に奮起。
そして頼もしきアルトサックスのトモちゃんが新たに加入したことが、去年最大の収穫です。
そして頼もしきアルトサックスのトモちゃんが新たに加入したことが、去年最大の収穫です。
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきている実力の持ち主。
余裕と貫禄の演奏は必見だ。
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた。
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い。
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしていたのだそうだ。
特に組曲は大のお気に入り。
何という恐るべき努力家。
何という恐るべき努力家。
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが復帰した・・・・・
ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが復帰した・・・・・
別格の大御所プレイヤーなのに腰の低い好青年。
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ。
とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも皆、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。
人数が多いS・T・A。
しかもホットタイムのスタッフはノブくん一人で切り盛りしているものだから、セッティングに膨大な時間を要します。
まずは立ち位置決めでひと悶着。
ズラリと4管編成+リードボーカル&ツインコーラス。
見た目だけでも圧巻。
その後は各ポジションごとに譜面台を立てて、チューニングとイメージ・トレーニング。
マサはミキサー・サイドとステージ上との中継役も担って意思の疎通を図る。
ここいらにてウォーミング・アップは完了。
マサの正面テーブル席に座っている観客の会話から、何やら「テリー・キャス」とかのウンチク話が聞こえてきて、とても気になります。
まあ、時間は押し状態のため、けっこう焦りがありますが、オーナー夫妻から「時間のことは全然気にしないでいいから自由にやって!」と心強い励ましの言葉をもらいリラックス。
不敵な構えで舞台に仁王立ち。
最終チェックとしてノブさんのタブレット指示に従って、各パートがマイクから軽い音出しのバランス&音質コントロール。
マサはボーカル用ワイヤレスヘッドセットマイクのチェックで「HA~I!1・2~!オーケー!サンキュー!HEY!HEY!ロックンロールもっとこいや~!!!」と叫んだら、酔いのまわった観客達も熱狂して「がっつりこいや~!」とコブシを突き上げて挑みかかってくる。
まるでプロレス会場みたいだ(笑)
モニターやPAに近づくとハウリングが発生するので要注意。
とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも皆、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。
人数が多いS・T・A。
しかもホットタイムのスタッフはノブくん一人で切り盛りしているものだから、セッティングに膨大な時間を要します。
まずは立ち位置決めでひと悶着。
ズラリと4管編成+リードボーカル&ツインコーラス。
見た目だけでも圧巻。
その後は各ポジションごとに譜面台を立てて、チューニングとイメージ・トレーニング。
マサはミキサー・サイドとステージ上との中継役も担って意思の疎通を図る。
ここいらにてウォーミング・アップは完了。
マサの正面テーブル席に座っている観客の会話から、何やら「テリー・キャス」とかのウンチク話が聞こえてきて、とても気になります。
まあ、時間は押し状態のため、けっこう焦りがありますが、オーナー夫妻から「時間のことは全然気にしないでいいから自由にやって!」と心強い励ましの言葉をもらいリラックス。
不敵な構えで舞台に仁王立ち。
最終チェックとしてノブさんのタブレット指示に従って、各パートがマイクから軽い音出しのバランス&音質コントロール。
マサはボーカル用ワイヤレスヘッドセットマイクのチェックで「HA~I!1・2~!オーケー!サンキュー!HEY!HEY!ロックンロールもっとこいや~!!!」と叫んだら、酔いのまわった観客達も熱狂して「がっつりこいや~!」とコブシを突き上げて挑みかかってくる。
まるでプロレス会場みたいだ(笑)
モニターやPAに近づくとハウリングが発生するので要注意。
この日のSTAメンバー編成は方々に於いて大事件だったらしい。
そういうわけでして最強メンバー達だからこそ全曲を再現不可能な初期シカゴ
の濃厚なるナンバーで徹頭徹尾に、熱烈網羅しました。
(中途半端な輩には到底無理な采配)
定番から超絶マニアックモノ、果てには鉄壁のSUITまでをも披露
これがコアなロック通達にすこぶる好評を博した
それでは前置きがとっても長くなったので、そろそろ本格的にライブ・レポート開始と参りましょうか。
必聴&必見!!
瞬き厳禁
さあ、準備万端整いましたよ。
「いいですか!?」
マサとノブさんとでアイコンタクトを交わして、「いつでもいいよ」のオーケー・サイン,頭上高く円を描いて発信。
「いいですか!?」
マサとノブさんとでアイコンタクトを交わして、「いつでもいいよ」のオーケー・サイン,頭上高く円を描いて発信。
「はい、そろそろ盛大にいくよ~~!!」
BGMもストップした
それに連動して、鮮やかで派手なる照明がいっせいに焚かれる。
ホーン隊も意気揚々と各自で構える
ホーン隊も意気揚々と各自で構える
なんまら力が漲ってきたぞ。
焦らしに焦らされた状態の観客達からは早くも歓声が沸きあがる。
最前列にてネオンスティックを振り続ける観客も出現。
ホットタイムはビデオカメラによる撮影を敢行。
すでに熱いライブを終えたオープニングアクトはじめ対バン達も、汗拭きつつリラックスしながら着席してこれから繰り広げられる圧巻の空間へ食い入るようにひたすら注視。


***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
AKI・・・KB CHO PER
ISHIYAN・・・G
YUH-CHAN・・・PER
TAKA・・・TS
TOMOCHAN・・・AS
MITSU・・・TB
MOTCHIN・・・DR CHO
HAMAPY・・・TP


1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)
4、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
5、SO MUCH TO SAY SO MUCH TO GIVE(言いたいことがたくさん)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
8、FREE(自由になりたい)
9、25OR6TO4(長い夜)


臨場感満点。
期待にワクワクするね。
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。
マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。
マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
スポットライトを浴びる中で司会進行役も務めているマサがステージ上でヘッドセットワイヤレス・マイクを手に盛大なるアナウンス
ここぞという場面で声高らかに告げた
「たいへん長らくお待たせいたしました。
さあ!
マジに泣いても笑っても時間となりましたよ。
今か今かとお待ちかねの皆さん。
いよいよはじまります!
それでは元気いっぱいにいいきましょうか!!
滅茶苦茶にかっこよくね
絶対に惚れさせちゃいますから
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参ります。
ド迫力ホーンセクションの熱きエナジーを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
もはやお馴染みの大所帯バンド。
北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
絶大なる拍手を!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY
HEY!
LET'S GO!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」
ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
賽は投げられた
これを機に正真正銘、華々しくSTAワールドの開幕だ。
景気よくライブのスタート!!
一気に波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました。
猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。
さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違い。
プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。
すでに掴みはバッチリとオーケーだ。
普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。
その上、7年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にフィルインの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!
イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!
ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。
もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
方々からもマジに絶賛の嵐だった。
モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきた。
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれた。
ありがたいことだよね)
それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。
計算されつくした石やんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。
看板ともいえる4管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど4人だとは思えない音圧だよ。
マジにこのホーン隊はモンスター級!
驚異的な連中だ・・・・。((´∀`*))
舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・コンビネーションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。
さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?
先月の反省点は見事にクリア。
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??
さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。
ハマピーのアドヴァイスで「スイングするように・・・」
この一言で数倍、曲が成長した。
こんなことをいうプレイヤーは皆無だっただけに、皆、カルチャーショックを受けたぐらいさ。
もちろん良い方向にね。
もうこうなったらイケイケ!!
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨、ジャズの達人だからこそ成しえるアヴァンギャルドな技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ。
このフレーズは、彼がなんまらリスペクトするジミー・パンコウ師匠直伝らしいよ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能ある鷹は爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ミツよ!
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。
アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換。
マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・ハマピーの出番。
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのトランペット・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はオリジナルのtrumpetソロを、ハマピー自らが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながらラインを纏め上げてくれた・・・・。
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー。
バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。
もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。
そして第3の男、石やんのギターが火を噴いた。
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。
(掛け持ちミュージシャンの石やんは、パイナップル、40高中でも活躍中の売れっ子。
他にも、いくつものプロジェクトに関わっている。
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼のステージ・スタイルなんだね)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。
間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。
サンキュー!
いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。
エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に石やんを経て見事な連携で繋がった。
ここで繰り出した石やん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
トモちゃんからミツを経てタカ、そしてハマピーへのホーンセクションに受け渡す流れへ。
マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプでフィニッシュ。
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!
以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然している。


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****
早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているBGMはシカゴ&EWFのジョイント・ライブ映像で「ダイアログ」だ!!
7、22:15~22:45
「ナカハマダイスケ」
(沖縄出身アーティストのカバーバンドです!)
時間の経過は早いものでもう大トリだよん
このバンドも初めて見る
だからこそ期待感で一杯
超がつくほどの個性派集団。
ありそうでなかったよね、この手のバンドって
だからこそ貴重なる存在を誇示しているのだ
非常にユニークな試みに興味津々
だって全曲が先述どおり沖縄関連で網羅
そう聞いて真っ先に思い出すのは我が盟友でもあるヒコちゃんが率いる「ちむどんどん」だ
同名の朝ドラにインスパイアされて結成したんだっけねえ
私も数度見たことがあるけど、中々に愉快痛快でよく練り上げられたセットリストだった
よくぞ、わかってらっしゃるねえ
嬉しい限りさ
お祭りバンドの真骨頂
やっぱりこの手のバンドは滅茶苦茶に明るく弾けまくって楽しまなくっちゃあ意味がない
そこでこちら「ナカハマダイスケ」はいやが上にも比較されちゃう運命
でもねえ、どちらも魅力的で素晴らしいステージを披露してくれたんだから良しとしよう。
しかしまあ札幌の音楽界隈の奥深い事よ
改めて痛感した次第
多種多様なタイプのバンドがひしめいててお得感満点
そんな和気藹々の雰囲気から一転いざ音出し(サウンドチェック)ともなると真剣そのもの
逐一事細かに確認を繰り返す
さすがだなあ・・・と舌を巻いた
それではさっそく結成4~5年を誇る全員が男性のツワモノ・プロジェクト7人組を紹介しますね。
まずはリーダーでもありこのバンド名の人、ナカハマ君は眼鏡姿
リードボーカルと三線(さんしん)を担当
彼は薄野にあった元キングムーの近くで「ユニオンフィールド」という店を経営している
ギターはナイスガイのダイチくん
眼鏡とハット姿
ストラトキャスターを使用
ボディカラーは黒
メイプル指板
それでさあ・・・驚いた
ダイチくんはマサと20年くらい前に面識があった
彼はタオパイパイとか、かなりいい線までいっていたモッシュ系のバンドに在籍していてよく会っていたのさ
いやあ、懐かしい話でしばし和んでしまった
カリスマのダイチくんはちっともかわらず柔和な表情を浮かべつつも堅実なフィンガリングを決めまくっていました
ここでのプロフィールもダイチ君から懇切丁寧に協力してもらった
今後も応援するよ
ベースは・・・アベくん
愛器のフェンダー・プレシジョン・ベースは非常にレアなボディカラー
メタリックサンバーストさ
ローズ指板仕様
彼は狸小路の地下にある元映画館「ニコー劇場」で現在はモールというライブハウスに勤務している
巨漢のパワフルなドラマーは・・・茶髪のフーミンがリズムの要として安定感抜群にボトムを常に支え続ける
縁の下の力持ち的なポジション
キーボード&コーラス・・・椅子に座ってのプレイはケイスケくん
ヤマハを使用
な、な、何と鍵盤ハーモニカも1曲目で飛び出した
賑やか師に(!!???)・・・革ジャンの上山くんはパーカッションとコーラスとボーカルとお笑いを担当する元気印
((´∀`))
目立ちたがりのキャラクターで話題を独占
アコースティックギター・・・キャップと眼鏡がよく似合うミカズキ君は黙々と笑顔を絶やさずコードバッキングに徹していた
いぶし銀の佇まいを誇っていた
そしてリーダーの美人な奥様カホさんがゲストシンガーを務める
前半は観客席中央で声援を送っていたんだけどステージからの呼び出しを受けたら一挙にスポットライトを浴びていた
やっぱり花があるね
ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
でももう10分ほど押してるし・・・・(-_-;)
はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきていますか。
舞台は十分に温まっている
準備万端整いましたよ。
それでは前置きがとっても長くなったので、そろそろ「ナカハマダイスケ編」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
瞬き厳禁!!
ダイスケ君がステージ上でマイクを手に自ら盛大なるアナウンスを声高らかに告げた
「メンソーレ!!」
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
COME ON
HEY!
LET'S GO!
前面を幅広く覆う白いスクリーンが徐々に上昇して「ナカハマダイスケ」勢が現れた
いよっ、待ってました
威勢よく開始
ビギンの「バルーン」で幕開け
2015年リリースのアルバム「ビギンのマルシャ ショーラ」22曲目に収録
マルシャとはポルトガル語でマーチの意味
ブラジル音楽のジャンルの一つ
ご存じのように色々な仕掛けを用意しているので、目まぐるしく展開していきますよ。
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
エナジー一杯に貴重なショーの幕開け
開巻から息つく島もあたえてくれない
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
カーニバル攻撃
エキサイティングなイントロ一発で脳天もスパーク。
沖縄で青春を送った人たちならば知らない人はいないであろう爆発的な永遠の名曲。
いついかなる時にでも口ずさめるし。
あらら・・・・そうこうしているうちに次々とメンバー達が列をなして客席の間を練り歩きだした
壮大なる行進は会場後方のミキサースペースまでに辿り着いてしまった
もうスペースの隅々まで活用する意気込みはご立派
鍵盤ハーモニカが主旋律で吠えまくる。
ダイチくんのギターが渋い。
ドライブするギターが文句なしに轟きわたる
ザクザクと切り刻むカッティングもナイスなフィーリング
すでにエネルギッシュなギター・ソロのプレイで汗だくだ
ドラムビートが暴れまくり、アコースティックギターが切れ味鋭く迫る。
ベースサウンドが唸りをあげる。
硬軟織り交ぜたヘヴィーこの上なき快感にまみれた
軽い新鮮なるショックを受けちゃった
アグレッシブな賑やか師といい、キレッキレで早速めっちゃ気に入ったよ
ブレイクの連発で掴みはバッチリとオーケーさ
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃に心酔する。
序盤戦にこれほどふさわしいはっちゃけたポップチューンはないでしょう
メンバー全員が絶え間なくアクションを繰り広げる
一切の手抜き無しに動き回る
そのフォーメーションが自然体で不覚にも見入ってしまった
言葉を失うほどお見事の一言に尽きる
一体全体どこに目を配れば良いのやらと嬉しい悲鳴が漏れる始末
どれだけのシナリオ構成?
血と汗と涙の鍛錬を重ねた成果が実を結んだ瞬間だ
努力は決して裏切らない
アレンジワークも素晴らしい
まずはご挨拶替わりといったところか
お約束だね
血沸き肉躍る現象とはこのこと。
実際に演じてる本人たちもウキウキ気分に浸っているんだろうなあ。
会場中も目を丸くして食い入るように聞き入るのは当然でしょう。
そうこうしてるうち、ジャンジャンカジャ~~ン・・・・・とコードストロークであっという間に終了。
もっと聞いていたいよ。
当然のごとく拍手喝采
「我々は南の国からやってきたという前提ですよ((´∀`))
一緒に盛り上がろうたってやっぱり恥ずかしいよね
それは小学生でもよくわかる
実は自分たちが一番恥ずかしいのです((´∀`))
それ、背負い投げ~~!」
ダイスケくんが満を持して、ここで秘密兵器の三線を手にした
応援団も大挙して詰めかけているので満員御礼状態
普通、最後のバンドの頃になると観客も減少するもの
よほどのツワモノならば別
それがこのバンドだった!
「ありがとうね~~
次は老若男女問わず誰もが知る、あれですね‥‥ビギンで・・・・舟唄?・・・・島唄??・・・・あれ!?違った??かな??・・・・・
沖縄の風を感じてください・・・・
島人ぬ宝」
(しまんちゅぬたから)(´∀`*))
沖縄の本土復帰30周年に向けての23枚目シングル。
2002年5月22日発売。
album「ビギンの島唄~オモトタケオ2~」に収録。
美しい楽曲だ
オリコンチャートでの最高順位は47位だが、1年以上の60週ランクインというロングヒットを記録。
これはテレビのドキュメンタリ―番組でも放送されていたね。
石垣中学校の生徒たちに島への思いを書いてもらい、それを参考に繋ぎ合わせて比嘉栄昇が故郷のために作詞したもの。
沖縄では超メジャーな島言葉を使ったスタンダードで多数のアーティストにカバーされている。
幼いころに思い描いた、大切な懐かしい原風景が蘇るイメージさ。
沖縄県博物館長はこの歌に触れ「島人としての宝は誇り、それを支える歴史・文化、それを育む雄大な自然」と記している。
壮大なる海、空、風・・・・。
今では沖縄中の卒業式で歌われるほどに。
特徴あるイントロからカラッとした雰囲気満点な三線の音色が心地よい。
その印象的なフレーズにのって、賑やか師が口笛と合いの手を入れる。
三線と歌がまるで会話をしているようなバランスが、国境を越えて多方面の人々に愛されている。
「踊ってよ~~!
コーラスはうるさい((´∀`))」
それでも全力で「イヤーサーサー!!」と叫び声をあげる
後半ではドンドンとテンポアップしていき、華やいだ雰囲気でエンディングを迎えた。
「サンキュー・・・って、あまり良くないなあ
あのさ・・・・後ろのメンバーうるさいよ((´∀`))
俺よりも目立たないで」
最早爆笑に次ぐ爆笑
あちこちからドッカンドッカンと笑い声が沸き起こる
それも致し方なし
完全に観客はナカハマダイスケバンドに心地よく占拠されちゃった
「これだけメンバーがいて楽器もたくさんあっても、やっぱり一番賑やか師くんがうるさいんだから
それでは、気持ちを切り替えて・・・・
皆さん、こんばんは
キタハマダイスケです
いやあ、暑いよねえ
皆さんの中で実は沖縄に行ったことがないという人はいらっしゃいますか?・・・」
数人が挙手
「ああ・・・けっこういますねえ
大丈夫ですよ
本日をもって我々を見たから1回行ったことになりました
(爆笑・・・演奏はもちろんのこと全く嫌味のないギャグも上手くて絶妙)
次からは堂々と胸を張って行ったと言ってね
そこのカウンター前が国際通りと言います((´∀`))
次は私ばかり歌っていても何ですから・・・・もう一人ボーカルの方を呼んでいます」
すかさずダイチくんがどこかで聞いたことのある歪んだカッコいいギターリフを奏でる
伝説のテレビドラマ「ビーチボーイズ」の主題歌「ポイズン」だ
ダイチ君のトーンが元ボンジョヴィのリッチーサンボラにそっくり
てっきり音源を流しているんだと思い込んじゃったほどだ
で、賑やか師くんがおもむろにマイクをグッと掴んで気取って歌いはじめた
ニヒルな表情を浮かべてカッコよく陶酔
すっかりと主役になりきっている
ついこの間ビーチボーイズが放映されたからタイムリー
確信犯だ
憎い配慮
すかさず遮るダイスケくん
「反町隆は呼んでいないからさあ」
ここでグッと雰囲気を変えて・・・・彼の奥様が華麗に登場
「みなさんも知っていると思います
続きまして‥‥涙そうそう」
作詞・森山良子、作曲・BEGIN。
titleは「涙がポロポロこぼれる様子」である。
多くのカバーがあるけど、絶対にここでは奥様にジャストフィットするべく「夏川りみ」のテイクでしょう。
日本の歌百選にも選ばれている。
調はへ長調。
ダイチくんはギターにカポタストを装着して意気揚々とイントロを爪弾きだした・・・
ムード溢れる中を静かに歌へ入った。
賑やか師の控えめな鈴にも、憂いが漂っていて効果覿面。
でも間髪入れずにモッチン風な采配をくだす
後方の壁面に吊り下げられたパイステの巨大ドラを叩く御乱交( ´艸`)
ダイスケくんもコーラスで彩を添え、奥さまを好サポートする。
心を揺さぶる歌詞、ノスタルジックな旋律、美しい情感の込められた柔軟な歌声と、三位一体。
いい曲はいくら年月が経過しても微塵も色褪せない
ここでは歌姫の甘い歌声にじっくりと聞き入って魅了される、というのも一興。
甘く切なく感動のあまりにグッと琴線が震えてくる。
ダイチくんはギターソロをガッツリと決めるほどの余裕をぶちかましているではないかあ!!??((´∀`*))
「しかし賑やか師くんは目立ちすぎ
全部やっちゃうんだからさあ・・・((´∀`))
ここでちょっと三線の調弦をさせてください
内地の人達はチャプルーってご存じですか?
我々は皆沖縄出身なんですよ
彼は宮古島、こちらは石垣島、あちらは西表島・・・・と色々なところから来ているのです
この曲は初めて歌います
聞いてくれますか
・・・・銀の竜の背に乗って・・・」
中島みゆき38枚目のシングル
2003年7月23日リリース
アルバム「恋文」の1曲目に収録
フジテレビ系ドラマ「DR,コトー診療所」主題歌
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るご機嫌な極上ポップスが飛び出してきた。
ドラマティックなキーボードの荘厳な調べに導かれる、出だしのソロパートがどれだけうまく歌えるかが最大の見せ所。
妖艶に絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
ボーカルの凛とした声質と張りのある声量はグッとテンションを上げてくれるね。
全身全霊を込めたスピリットが熱烈にほとばしる
グイグイとメガトン級のグルーブが容赦なく押し寄せてくる
間髪入れずに・・・・「海の声」
「浦島太郎(桐谷健太)」名義のシングル。
2015年7月31日に配信。
album「香音~KANON~」に収録。
アイチューンストア&レコチョク&カラオケランキング共に見事1位を獲得!
当時は連日放送されていたコマーシャルソングで人気沸騰していた。
作曲はBEGINの島袋優。
三線は桐谷本人が演奏している。
だからこそ、ここぞとばかりにダイスケくんもメラメラと燃え上がるものがあったことでしょう。
頑張っているもんなあ。
そして意外にもここでのリードボーカルは満を持しての賑やか師!
それまでの彼とは別人のごとくひじょうに真面目な趣で臨んでいた
これがまたダンディな美声だから驚いた
中々にやるもんだね
美味しいところ独占体制
ホッコリ気分で皆さん、じっくりと癒されてください。
和気藹々の和やかムード満載でステージは進行。
どんなタイプの楽曲にも、余裕で対応できる実力派軍団。
賑やか師くんも自然に己のモノとして消化できる才能に恵まれているんだねえ。
どうりでなあ、その澄み渡る発声が堂々としていて全く申し分なしさ。
良かったね。
無事に完奏でき、メンバー達も安堵の表情を浮かべていたのが印象的。
ダイスケくんのMC
「ありがとうございました
でもさあ、なんで自分の時だけは静かなの??!!・・・
ずるいなあ
さっきまでは耳がちぎれるくらいにうるさかったのに((´∀`))
皆さん、残念なお知らせです・・・・
楽しい時間は終わりたくないのですが、アンコールを除いてあと1曲となりました((´∀`))
じゃあ我々のオリジナルで・・・・島唄!」
(大爆笑)
THE BOOMの代表作品。
1992年1月22日発売のアルバム「思春期」に収録。
作者の宮沢和史は「坂本九の上を向いて歩こう、のような曲を作りたかった」と後に語っている。
琉球音階などの要素を取り入れたこの鎮魂歌には、沖縄方言version、東京弁versionなどがある。
当初は沖縄の人間でもないのに真似事している、とか沖縄ブームに便乗しているとかの批判にさらされるも、テレビコマーシャルの起用、喜納昌吉やビギンの比嘉栄昇らの励ましメッセージにより宮沢は奮起する。
アルゼンチンでのカバーが大ヒット、サッカー2002年日韓ワールドカップ・アルゼンチン代表チームの応援局への起用、紅白への出場と人気を博し150万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。
一種独特のリズムやハーモニーも絶品。
忠実に再現していますよ。
そうとうにリハーサルしたんでしょうね。
後半ではドンドンとテンポをアップしていき、盛大なるお祭り気分で華やいだ。
こいつは盛り上がる事、必至だあ。
シンセサイザーの効果も憎い演出力。
ステージ上も客席もぐちゃぐちゃにイモ洗い状態
ダイスケくんが陶酔のゾーンに入り込もうとすると賑やか師が合いの手で介入
「うるさい
わからなくなってしまうっしょ
ここは難しいところなんだから・・・・
全力集中してる・・・・」
「ハイハイ!!(^^♪」とジャンプしながら踊り狂うメンバー達
「歌うなよ~~!!
裏から弾いてしまったもんなあ((´∀`))」
賑やか師はダメ押しとばかりにやっぱりドラを指さしながらも連打
当然のごとく盛大なるアンコールの呼び声が延々と止まらない
当然でしょう
「ありがとう!!」
再度「ポイズン」のギターイントロをダイチ君が弾く
もうお約束の流れ
賑やか師君はさっきよりも少し長く歌い出した
止めが入らないのでちょっとうろたえ気味なのが微笑ましい
「夜も更けてまいりました
僕たちも最終便の飛行機で帰らないといけない((´∀`))
北海道における最後の夜を存分に楽しんでいってください
ラストナイトって本当に寂しい・・・・
ここで沖縄の踊りの練習を
振り付けはこうです
踊らにゃあソンソン
カチューシャーという沖縄の踊り
かき回しという意味
両手を頭上に挙げて手首を回しながら左右に振る様がかき回すように見えるんだね
窓の開け閉めにも似ているからそれを意識してね」
ダイスケくんの奥さまはじめメンバーらが参考までに演じて見せる
誰かが昔の車の窓を開けるためにレバーでグルグル回してた仕草をした
「それ違う!!((´∀`))
タイムです・・・また三線のチューニングを
最後の曲です
聞いてください」
またまたダイチ君が「ポイズン」を弾く
賑やか師くんもやけっぱちに絶唱
「いい加減にしなさい
陽気な曲だけどそういうところじゃあないの
・・・・オジー自慢のオリオンビール!!」
気分はもうすっかりと沖縄にどっぷりと浸かった
2002年オリオンビールのCMソングとしてビギンが制作して大ヒットした
アルバム「ビギンの島唄~オモトタケオ2~」の6曲目に収録
美味いビールが飲みたくなってきた(下戸だけど・・・・)
強引なまで軽快にスイングするパートは圧巻だ
もう本当にこの曲で終わりなのかい
残念でならないよ
スモークもモクモクと漂いはじめた
一体化してのクレイジー集団があっちこちに勃発
メンバー達も演奏で殴りあいの喧嘩をしているかのよう
どこもかしこもテンションマックス
起承転結の模範みたいな進行
痒いところに手の届くリックが沸き起こる
ここでも賑やか師はパイステのドラを「ドッカーン!」
ダイスケくんなんてすっかりとハイ気分でいっちゃったようだ・・・・
余力を振り絞った、渾身の高音シャウトは全くの衰え知らず。
厳然としたダイナミズムと、アグレッシブなる絶唱はパーフェクト。
「サビとかあってさあ
ドドド・・・ゴゴゴ・・・・とここでドラを叩いてよ
そこ目立つところだから
皆さんも前に出てきて
ドリンクも飲んでね
この日のライブイベントにメガトン・クラスな彩を添えている。
ロックンロール・モンスターの、エッセンスを忠実に継承している。
研ぎ澄まされた衝撃と、途方もないスケールは説得力が濃密。
フーミンのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できる。
まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげ。
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった。
ふやけた井の中のバンドマンやお山のミュージシャンどもに本物のお手本として提示してやりたいくらいだ。
そんなピーマンどもは何人束になって挑んできても一蹴だ
笑止千万のご用心と告げておこう。
ドラムがもうこれ以上ないというほど強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィナーレを迎えた。
「WOW!!
ありがとうございました。
ナカハマダイスケでした!!」
「今の曲はオリオンビールのコマーシャルソングでした」
「オリオン星雲!!??・・・」
とここですかさず誰かが青雲線香のコマーシャルソングを歌い出す
「違う
線香ではなくビールの歌だ((´∀`))
あ、時間が押してる・・・・
皆さん、グラスを持ってください
カンパーイ!」
そして白いスクリーンが降りてくる・・・と全面にモノを置き過ぎて引っかかるアクシデントが勃発
速攻で片づけて事なきを得た
最後の最後までお騒がせなバンドで結構この上ない
((´∀`))
とにもかくにも、真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。
****お疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
メンバー達も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))
オフステージにて・・・・
エロチカヘヴンの名物シンガー、テッチャンにご意見を賜った
「パフォーマンスも勉強になったね」
すると不敵な笑みを浮かべつつも
「全部パクらせてもらいます((´∀`))」
御見それしました
マサとアッキーは楽屋口でメンバーらと談笑
「ちょうどちゅらさんが再放送はじまったから話題に事欠かないね」
「え!?そうなんですか??知らなかった!!見ようっと」
是非とも次にはゴーヤーマンも登場させてね
アッキーが狂喜乱舞
キーボード君はシカゴが大好きだとのこと
STAのライブももちろん見てくれた
「全曲、知っていましたよ!」
太陽ほえーるズに引き続きうれしいなあ
このバンドはMCがすべて見事な沖縄弁
トークから完全に沖縄人で網羅されたバンドだと思い込んでいた
最初は半信半疑だったんだけど途中からはすっかりと騙された
全員が道産子とのこと
でも沖縄好きなのは本当でしょっちゅう、沖縄旅行に行っているのだとか
筋金入りの本格派だもんなあ