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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

パッチ、でれき、じゅうのう、ヤッケ、短靴、三つ馬ゴムの長靴にシュミーズとルンペンストーブ!

2023-12-14 10:55:48 | リハーサル
いよいよ本格的な冬の到来だ!
もう根雪か!?
道路はあちこちが渋滞の模様。
通常の倍は移動時間に費やす。
身を刺す寒さ…厳しいなあ。
雪投げ地獄の日々が訪れる。
覚悟しなきゃあ。

はい!
さてさて、皆さま、その後、いかがお過ごしでしょうか!
我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは、今年の締め括りライブに向けてのスタジオリハに打ち込んでおります。
全3回を予約するも、残念ながら一度も全員が揃うことは叶わず・・・・
それでも、臨機応変に対応できるメンバー達ゆえに有効に音固めは可能なのですよ。
器用で恐るべきスキルの持ち主ばかりで頼もしい限り。

続々とロビーに集結した面々。
和気藹々の中、いつもの一番広い奥のKスタへ。
な、な、何と今回のライブイベントで対バンを組むジェームス率いるリケッツも真横のQスタジオに入って白熱の演奏を繰り広げているではないか!!??
ちょっとマサとモッチンが表敬訪問。

こちらも負けてはいられない、とばかりに意気揚々とセッティングの開始。
前回の寂しいホーンセクションを挽回せよ、というわけではないけれども、フルホーン隊でズラリ。
4管編成。

ミツ、ハマピー、トモちゃん、そしてタカ!
更にはドラマーのモッチン、ベースのマサ、ボーカルのアイちゃん。
7人だ。
アッキーとコバちゃんが休み。
つまりメロディとコードはベースが担うことに。
そういう時に限って、ギターやキーボードが先導する曲が多いし・・・(´;ω;`)
モッチン曰く、これも新鮮で普段気づかない部分も発見できたとのこと。

良い機会だからみっちりとホーンのパートに比重を置いてみた。

もう手慣れたものだから、各自が程よい緊張感の中、プレイを楽しんでいる。
何たって、この度、ずっとお蔵入りしていた難曲を吸う曲導入した。
これらはホーンが大活躍するから吹きがいあり。
タカはさすが若手だけあって恐いもの知らず。
一回体験したら、あとはオーケーだとのこと。
素晴らしなあ。
トモちゃんは一番新しいメンバー故にプレッシャーはひと際大きい。
でもそれをも吹き飛ばすほどの勢いで熱心に個人練習に打ち込んでいる。
サックス講師にもスコア持参でご教授を受けているのだとか。
ムズイ曲ばかりだけど、やりがいあり。
ストイックなくらい真面目に取り組んでいる。
今後の成長が凄い楽しみ。
浜パーやミツも彼女には大いに期待して目をかけている。
そのミツとハマピーはすでにベテランの領域。
正に鬼に金棒。
彼等が率先して牽引してくれるから大船に乗った気分。
グイグイと効率よく説明をデモ演奏を重ねながら聞き惚れるほどのアンサンブルを奏でてくれる。
ユニークなのはハマピーの一種独特な解説
「バイ菌マンのB、アンパンマンのA」とコードを告げる。
なるほどねえ、面白くてわかりやすい((´∀`*))
ミツとハマピーはお互いをリスペクトしあっているので、程よい迫力ある貫禄のサウンドをがっちりと醸し出してくれる。
歴代の中でも就職のミュージシャン達。
紆余曲折を経てやっとここまでに辿り着いた。

アイちゃん・・・・
もう何も言うことはありません。
超絶技巧なエモーショナルシンガーとして上手すぎるよん。

モッチン・・・・風邪気味らしいけど、そんなこと、微塵も感じられない何時も同様のグルーヴ。
大したもんだ。
ドラマーとはこうあるべきだ・・・とお手本のようなもの。
普段の陽気な感じから、一旦スティックを手にすると一辺するんだもん。


そうこうしているうちに準備万端整いました。
壁に貼り出されたセットリスト表を見つめてゴーサイン。

まずはお約束のオープニングナンバーに突入。
「はい、今回は白いカーテンにステージは覆われています。
ナレーションからバンド名コールと共に開演だよ。
1・2・3!!」
ギター、キーボード無しなのでハイハットのみだけど、迫力満点。
ホーン隊が鮮明に聞こえる。
ギターソロではミツがアドリブを交える。
ベルトーンでもホーンの4人のみで連結。

三ヶ月型の黒いタンバリン持参のアイちゃんが2曲目から合流。
モッチンがピアノイントロ部分をカウント取る。
普段聞こえない音があちこちから聞こえる。

この辺までは無難に進行。

第一の関門。
1分ほどのファンファーレ。
このスコアはミツがSTA用に書き上げてくれた。
前回はアルト、テナーのみだったけど、今回はパーフェクトだ。
もう言葉を失うほど。
皆、目を見合わせて感動。
これが欲しかった。
理想が初めて現実化した。
ミツもご満悦。
でもハマピーはまだまだ納得がいかないご様子。
数テイクを重ねる。
ドンドンと噛み合っていく。
ハマピーは、よりオリジナルに近づくためにピッチを整理。
他のメンバー達もチェックに余念がない。
その姿を見てると微笑ましくなる。
こんなシーン、今まで見たことがない。
というかこれが普通なんだけど。
レベルが段違いだ。
この曲もやっと本来の形を成し得たようだ。

勢いにのってバラードへ雪崩込み。
意気込みにも拍車がかかる。

とにもかくにも、ホーン隊は常に話し合いを重ねる。
事あるごとに、より良い方向へ向上するように煮詰めていく。
美しい営み。

気合も十分に折り返し点。
第2の関門。
この曲は反省点てんこ盛りだけに、弱点を克服するべく取り組む。
これもギターがイントロだけど、不在ゆえ口頭で歌ってモッチンのカウントを目印に不在ゆえ演奏。
グッと引き締まってきた。
ギターソロがないので、イメトレで鍛えた感覚で凌ぐ。
よくぞここまでやれるなあ。
どいつもこいつも、ヤバい奴らばかり。
この曲はオリジナルでもテンポが加速気味になるんだけど、それがロックの醍醐味。
ずっとメジャーなのに、何故かエンディングのコードはマイナー。
しかも、捻りの効いたアクセントでフィニッシュ。
「変態でしょ」とマサがトモちゃんに告げると、「変態!!」と言われちゃった・・・・(-_-;)

ジャズロックは最早アイちゃんのテーマソング。
メインのリフはマサ一人で担う。
本来この曲はトランペット4本。
サックス、トロンボーンは入っていないのだ。
だから運指が相当にキツイらしい・・・・ご苦労様です。

でもねえ、ミツ曰く「トモちゃんがメキメキと腕をあげてきている」とのこと。
努力は決して裏切らない。
そりゃあそうでしょうよ。
曲の聞き込みも半端ないし、貪欲なまでにジャンル問わず好奇心旺盛。

第3の鬼門。
もうねえ、こんな曲ばかりカバーするバンドなんて日本には存在しない。
今のメンバーだからこそ取り上げたんだから。
これもピアノがイントロだけど、モッチンがカウントを入れてくれる。
ドラムフィルは後ノリでタメの効いたテクニカルなもの。
これをモッチンはサラっと具現化。
素早いホーンセクションのフレーズは人間技の領域を遥かに超えている。
でも4人が一致団結して図太い吹き込みでチャレンジ。
鬼気迫るほどに取り組む姿勢が感動的。
アイちゃんとマサのボーカルも、高低を取り決めての歌い込み。
いきなりのブレイクも衝撃。
やり切ったあ・・・という表情が印象的。
しかし、皆スタミナ満点。
体力勝負だからねえ。
ヤワな輩は使えない。

ラストは定番。
ギターのイントロはベースで再現。
ギターソロは後半のワウを想像してホーン隊が絡む。

予備の曲は余裕でサラッとこなす。
エンディングのドラムフィルもベースとシンクロ。

早めにリハは終了。
ロビーにて和みのひと時。
昭和な話題にも盛り上がる。
それがこのブログタイトルに・・・・( ´艸`)
マサとトモちゃんは、それと別に80年代の洋楽ハードロックでマニアック談義花盛り。

モッチンは課題曲を録音して早速STAグループラインに流す。
アッキーがそれ聞いて絶賛。
特にハマピーに。

モッチンは大好物のお代わり自由なホットコーヒーを飲む。

マサが前回撮影したSTAの麗しき3人娘をフェイスブックとブログに公開したら大好評だったので、第2弾!
出血サービス。
悪用厳禁!!((´∀`*))

そのフェイスブックに先日アップした告知記事をここにも特別掲載します。

****Chicagoを中心とした我が迫力のブラスロックバンド
sapporo transit authorityのチャーミングな女性メンバー3人が、最近話題になっている!
人気急上昇中!!
男顔負けなテクニックと、三者三様に魅力的なプレイヤーだ!
今週16日の土曜日、札幌東雁来ライブハウス「ルアレルバ」に来たら彼女達に会えるよ!
今回のSTAはマニアックで難解なChicagoを数曲披露します🎶🤠

無料パーキングあり。
「第3回マ・シェリ ライブイベント」
対バン達も皆ゴージャスなジャンルで盛り上がり必至だ!
お待ちしてます!
宜しくねー♪😀****

さあ、次で最終リハだ!
ギアを上げて気合も十分に臨みますよ。


























































今年は、穏やかな師走です・・・・・

2023-12-10 18:53:43 | リハーサル
はい、さてさて、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか!

今年は根雪が遅れ気味だとのこと。
ポカポカした毎日ですが、数日中にドッと降雪らしいです・・・。
天気予報、ハズレてほしい・・・・(´;ω;`)。

そんなわけでして、いつの間には今年も残すところ、あと3週間ほど。
早いものですねエ。
あっという間だ。

私は、車検も澄ませ、スタッドレスタイヤの購入、ワイパーも冬用に変更。
喪中はがきも投函済み。
運転免許証の更新手続きも完了。
実家の水落しと落雪防止対策も終えました。
チャクチャクと冬仕様の準備も整いました。

今年の締めくくりSTAライブはアキちゃんの主催。
これで彼女は3回目。
いやはやなんとも大したものだ。
ゴールドストーン、ジッピー、そして今度はルアレルバ。
男顔負けの活躍。

会場は今年オープンした箱。
東雁来に位置する素晴らしいライブハウス。
今からワクワクするよ。
クリスマスムードも満点。

それに向けてのスタジオリハ。
メンバー達のスケジュール上、3回入ります。
その1回目が先日行われました。

寒い中、続々と元気よくロビーに集合。
トモちゃんはモトリークルーとデフレパードの横浜来日公演を見に行ったらしく、マサと意気投合。
盛りあがった勢いでデフレパードの貴重なる映画DVDを貸してくれました。
その夜に早速堪能しちゃったよん。
サンキュー、トモちゃん!!

まずは、今回の編成は9人。
ただ、スケジュールの都合中、2人が欠席。
サックス(アルト、テナー)2人の管楽器で頑張っていましたよ。

マサ、アキ、モッチン、コバちゃん、トモちゃん、アイちゃん、そしてタカ。

パーカッションは無し。
トランペット、トロンボーンも無し。

それでも臨機応変に対応しちゃうんだからSTA恐るべし。
ホットコーヒーを美味しくいただきながら、立ち位置決め、セッティングとウオーミングアップ、チューニング、セットリスト表の貼り付け。

パーカッションが不在なのでコバちゃんはマサの真横に陣取る。

今回のライブはミツとマサとアキの要望でちょっと捻りを加えてマニアックな選曲を一部に施しています。
正に今のメンバー達でなければ実現不可能。
だって以前にとんでもないことに陥ってしまい、ウンザリ棚上げしちゃった作品たちだもん。
今度こそ、リベンジを果たす意気込みだ。
それの手ごたえもあります。
決して、ゴタクはならべずに、着実に音固めに専念する面々。
実力派揃いだから頼もしい。

そろそろ準備万端整った。
コバちゃんは8月の小樽北運河サウンドエナジー以来。
トモちゃんは10月のホットタイム以来の合流。

マサの号令に伴いオープニングナンバーへ突入。
アキのSE。
モッチンとコバちゃんのカッティング刻みが追随。
新鮮な響き。
これ一発で掴みはオーケー。
コバちゃんは生粋のロッカー然としている。
ブランクなんて微塵も感じられない。
トモちゃんも必死に食らいついてくる。
タカはもう何年もSTAに在籍していたかのような貫禄さえ醸し出してる。
モッチンもベテランの味わい深いグルーヴで余裕の牽引。
一気にテンションが上がる。
エンディングのベルトーンタイミングと音階と順番をアキちゃんの指示に従って再度プレイ。

2曲目のメドレー。
これはもう手慣れたもの。
モッチンとマサ、アキによるコーラスワークも板についてきた。
比較的ポップなテイスト満載なチューン故に気持ち良い。
思わず笑顔がこぼれる。

MCの箇所で一旦各自にチェックを入れる。

トモちゃんとタカもスコアを見つめながら、詳細なる打ち合わせ。
高度な駆け引きは従来のメンツではありえなかった。
実に中身の濃い音つくり。
だからこそ、ぐんぐんとまとまっていく様は圧巻。

今回最初の鬼門。
これはロックではなくファンファーレ。
1分足らずだけど、ひじょうに高度な技を要求される。
しかも何と管楽器のみでの演奏。
ミツは力が入っているよ。
この度の4人様に新たなアレンジを施してくれた。
トモちゃんは、自分が担当するアルトサックスのみで個人練習をしたらしく、相当に疑問点があるらしい。
でも4人が噛み合ってそれが成立するから問題なし。
ホッとしたトモちゃん((´∀`*))
タカはポーカーフェイスで構えているから頼もしい。

この曲は前奏曲。
拍手をいただくというイメージ流れでバラードに連結。

ここでスタジオ入りしたアイちゃんが歌い出す。
エモーショナルで美しい歌声にウットリだ。
サッポロを代表するソウルクイーンの真骨頂。
贅沢なひと時に酔いしれる。
コバちゃんは本番でエレアコを導入しようか、迷っているそう。
それと、まだ行ったことのないルアレルヴァのマーシャルアンプが気になるようだ。
即座にアキちゃんが、パープル・ブリンガーのシンちゃんに問い合わせて事なきを得た。
迅速な対応が冴えわたる((´∀`*))
エンディングでボーカルとギターが交互に絡みあるアレンジもバッチリ決まった!
ギターのトーンはもっとトレブリーにと、マサとモッチンがリクエスト。

中間部分に位置するブラスロックのヒット曲。
2つ目の鬼門・・・・。
これ、トモちゃんとコバちゃんは初。
中々に手強くもやりがいのある曲。
しかしよくもまあ、2人とも溌溂と演じるものだ。
特に中間部分の変態的進行。
ベースとギターのユニゾン。
バッキングからワウペダルを交えたギターソロ。
変則的なコードの流れでホーンセクションが炸裂。
ジャジャ馬のように予測不可能な構成。
でも一旦はまったら抜け出せない癖になる魅力もあり。
ずっとメジャーなのに、エンディングはマイナーコード。
面白いなあ・・・・。
こんな曲をカバーするバンドってSTA以外にあり得ない。

アイちゃんはもうあまり歌詞カードを見ないで歌っている。
モッチンは、自分にしか読めない楽譜を制作してきて得意げに何度も見せびらかす。
過程がどうであれ、しっかりと再現できれば、もうこっちの勝ちだ。
ろくな演奏もできないくせに、一丁前に能書きばっかり垂れ流すエセプレイヤーとは雲泥の差。

ジャズロックの全編を覆うユニゾンリフをアキちゃんが確認。
これも難解なフレーズが数種類あるので、一筋縄ではいかない。

アイちゃんは、リズム・アクセント、ノリ、発音、テンポに慎重だから、何度もトライ。

3つ目の関門・・・。
これがもしかしたら最大の問題作。
2分もないんだけど濃厚すぎる。
中途半端な人がトライしたら大やけどをする。
イントロのピアノ旋律が抑え気味に奏でられる。
この弾き方にはモッチンが一音一音ごとに質問する。
オーケストレーション、シンセ、それに代わるライブ用のトランペット・ソロ。
雪崩れ込むドラムのフィル。
ヘヴィーにかぶさるベースとギターの音壁。
そこから一挙にロックンロール。
素早いブラスセクション真骨頂。
どこもかしこもテクニックを要する。
どのパートもてこずっちゃうよ。
マサ、アイちゃんによるボーカルが花を添えていきなりのブレイクだ。
潔いくらいにブラスロック。
こうでなきゃあねえ、やっぱり!

そしてラストコールでいつもの楽曲。
ギターソロからホーンセクションに入る部分が未消化気味。
これは次回の段階でまとまるから全く心配ご無用。
時間計測もバッチリと収まった。

細かな疑問点は多々あるけど、一致団結して順調に再現していくから瞬時にレベルも上がっていく。

予備の曲はコバちゃん初。
これはアイちゃんにとっては、比較的楽勝。
コバちゃんも食らいつくように弾きまくり。
カットした部分、転調部分さえ理解できて馴染めば、スムーズに溶け込めるでしょう。

さらっと一通りやり終えたら、残り時間は不安な曲を募って再演。
アイちゃんも積極的に提示。

トモちゃん、タカ、コバちゃんもどん欲に挑む。

各メンバーは真面目だから、必死な形相でもより克服しようと勉強熱心。

終了時間ギリギリまで煮詰めていった。

お疲れ様でした。
実り多きリハでした。

ロビーにてマサの発案で麗しきSTAレディ・トリオの写真撮影会。
せっかくチャーミングで個性的な三者三様メンバーが在籍しているんだからねえ。
その出来栄えは御覧の通り!!
人気絶頂で話題騒然のお三方。
モッチン曰く「三バカ大将」だとのこと・・・・・((´∀`*))

あと2回、リハがあります・・・・って、もう今週の土曜日がライブです!!
ヨロシク!!!!














































































映画「Dearダニー 君へのうた(Danny Collins)」

2023-12-10 07:20:34 | CHICAGO


ジョンの命日直後に、また話題になりそうな映画!
遂この間、「リバイバル69 」公開、そしてビートルズ最後の新曲「ナウ&ゼン」と、
今でも圧倒的に注目を集め続けるなんて凄い。

ちなみに、この映画のコンサートシーンは、Chicago2013年7月グリークシアターライブの休憩時間に撮影したそうです!

https://www.google.com/url?q=https://monad.txt-nifty.com/blog/2015/09/dear-danny-coll.html&sa=U&sqi=2&ved=2ahUKEwjZ3bzvroODAxWMsVYBHb_-CxgQFnoECA8QAQ&usg=AOvVaw12JXIty3BCbT8ZyBXo7QtU

映画 ある愛の詩 主演のライアン・オニールが死去…( i _ i )

2023-12-09 15:45:42 | free form space
「ある愛の詩」

公開時、世界中で大ヒットした。
この名作ラブストーリーに皆が涙した。
フランシスレイの音楽はその後スタンダード化して、知らない人はいないんじゃないかなあ。
監督は巨匠アーサーヒラー。
まだ駆け出しで映画初出演のトミーリージョーンズも脇役で好演するもイカつい顔つきが災いしてスタッフサイドからは不評をかう…後々それが味になるんだけど。

そして主演の男女は、これで一気にスターとなる。
後にマックイーン夫人となるアリマッグロー(コンボイ、ゲッタウェイも素敵)
で、ライアンオニール!
愛に一途な青年役だった。
TV放映された時は、友和&百恵が声優を担当して話題になった!
「続ある愛の詩」も制作されたしね。

ライアン主演のバリーリンドン、ザ・ドライバーも良かった!
娘と共演したペーパームーンも傑作だった。
その娘テイタムは天才子役として注目されたけど…この家族はトラブルの連続。
もう本業より、ゴシップ欄の常連だったのが残念だった。

でも、やはりある「愛の詩」は、紛れもなくライアンオニールの代表作品。
この手の映画に於ける原点でしょう!

夢の旅人  mull of kintyre WINGS CD&EP

2023-12-08 12:46:54 | free form space
ポールマッカートニーがウイングス活動期、最も信頼を寄せていたメンバーがデニーレイン!
デニーの果たした貢献度は絶大!
で、2人の共作中、最高傑作の誉高い作品は「夢の旅人」
なんという素敵は邦題!
当然イギリスでは大ヒットを記録した。
ビートルズの「シーラブズユー」売り上げ記録を破ったほどだ!
これは瞬く間に世界的に報道された。
でも、アメリカではそれほど受けなかった…。

この曲のサウンドはアコースティックなスコットランド民謡風の旋律をメインに、後半では壮大なバグパイプが登場。
全体的には、素朴で牧歌的なフォークワルツで淡々と進行。
だから、国別によるチャートアクションもよく理解ができた。

でも、自分は初めて聞いた時から、その美しいメロディや歌声、シンプルなアレンジに何度も聞き惚れていた。

ポールお気に入りのムーディーブルース「ゴーナウ」、ちょい前にヒットしたロッドスチュワートの「セイリング」にインスパイアされたとの説もあり!

「夢の旅人」は、当初シングルのみのリリースだったけど、ウイングスのベスト盤に晴れて収録された!

michael mcdonald in the spirit CD Xmas

2023-12-08 11:48:20 | free form space
そろそろこんなアルバムが心に染み入る季節の到来だ。

マイケルマクドナルド、クリスマスアルバムの第一弾!
この頃のマイケルは色々なカバーアルバムをリリースしていたけど、これもそんな中の一枚。
膨大に存在するクリスマス企画アルバム界隈でも、これはめちゃ渋い大人の音楽。
マイケルの落ち着きはらった深みあるソウルフルなハスキーヴォイスにしっとりと酔いしれてみるのも中々に良いものだ。

最近、Chicagoはクリスマスコンピレーションをリリースしたけど、マイケルマクドナルドも数年前に自らジャケットデザインを描いたクリスマスベストをリリースしています。

free with PYG 71.8.16live album in田園colosseum

2023-12-07 19:30:23 | free form space
小学生の頃、従姉妹の姉ちゃんや、クラスのちょいませた女の子達はこぞってGSにキャーキャーと騒ぎまくってた!

もちろんTV歌番組でもGSのヒット曲が連日登場!
でもブームは比較的早くに、終息した感じだった…。

ところが、数多くのGSバンド達が解散した直後に、脅威のスーパーバンドが誕生!
多分、あれが日本最初のスーパーバンドでしょう。
そのお披露目をTVでしっかりと見てましたよ!
大御所のタイガース、スパイダース、そしてテンプターズから、代表メンバーとして各2名が参加したPYG!
子供心にも、なんか凄いグループの誕生だなあ…なんて思ったものだ。

でも、結局は短命に終わってしまった。
2年くらいの活動期間。
その最中にも、メンバー達はソロや俳優業が忙しく、PYGとしてはたいした活動はしていない。

唯一リリースされた貴重な2枚組ライブがこれ!
ただ、ちゃんとスタジオアルバムやシングルもリリースしているのに、収録曲19曲中、何故か14曲は洋楽のカバーで網羅!

ざっと挙げると、パープル、フリー、トラフィック、エルトンジョン、ストーンズ、ランディニューマン、ビージーズ、マウンテン、CCR、スライ&ザファミリーストーン、ツェッペリンだ!
(ここには入ってないけど大野氏の好みでクリムゾン、岸部氏の好みでサバスなんかもレパートリーだったらしい。
聴きたいなあ)

ジュリーのユルいMC、ハードにシャウトするジュリーとショーケン、気恥ずかしくなる手拍子などなど中々に面白い。
(銀座NOWでジュリーとギランがゲットバックで共演した際、以前にパープルを歌ってた、とジュリーは話したのかなあ?)

ニューロックの台頭で日本も本格的なロックバンドが次々にデビュー。
そんな方面からは、PYGというバンドははっきりいって見下されていた。
ヤジと共にステージにはモノが投げつけられて帰れコール!

観客はジュリー派とショーケン派の女性ファンがほとんどで、2人が交互に歌う度に、相手ファンからは邪魔が入る。
実際、このライブでもツェッペリンを歌うジュリーに、ショーケン派がタンバリンで邪魔をするものだから、たまらず「タンバリンやめて」と言ってるし…。
生々しいなあ…。

結局、ジュリーは本人の意に反しソロ、ショーケンは「太陽にほえろ!」マカロニ役ブレイクをキッカケに本格的な俳優業へ、バックのメンバー達は井上堯之バンドとそれぞれの道へ!

PYGは残念ながら自然消滅😢。

ちなみに、このライブジャケット見開き裏表紙13枚全ての写真は女性ファン達が撮影したもの。
まあ、それはいいとして、ご丁寧にも全員のフレネーム、アドレスが堂々表記されているのにはビックリだ!

想い出づくり  山田太一 脚本

2023-12-07 19:27:22 | free form space
山田太一氏の代表作品といえば、圧倒的に「ふぞろいの林檎たち」が挙げられるんだろうなあ。
もちろんです!^_^

でも、密かに個人的な思い入れが強いのは「想い出づくり」
TVドラマの裏では何と「北の国から」が放送されていた!!
倉本聰、山田太一という日本脚本界の二大巨匠がガチンコ!
凄い贅沢な時代。
ビデオデッキが普及する前だったから、悩ましい問題だった…!
で、視聴率は両者競い合いながらも、こちらの「想い出づくり」が高かった。

主演は女性3人!
テーマソングのオカリナが奏でる素朴なメロディも良かった。
三者三様の若い女性達や、彼女らを取り巻く家族達を中心に、嫌な職場の上司や、ヤンキーな田中美佐子もいい味を出してた。
1人1人のキャラ設定が丁寧に描かせていてさすがです。
特に、だらしないけどめちゃくちゃにカッコいい柴田恭兵さん。
そして、娘の為、必死に奔走する児玉清さんの迫真の演技は必見!!

日本のロックミュージシャン、チバユウスケさんが死去…( i _ i )

2023-12-06 13:46:19 | free form space
ミッシェル・ガン・エレファント
正に伝説のロックバンド!
深夜TVでライブを観た時のカリスマ性には、ただただ圧倒されたものだ。
これぞジャパニーズロックの真髄!
これぞ理屈抜きな熱きステージング!!
こけおどしのバンド連中なんか、一瞬で吹き飛ばすくらいな本物の勢いを痛感した。

よく覚えているのは、あまりにも有名な歌番組出演時の大事件!
ロシアの女性デュオがドタキャン…。
困り果てて、半ばパニック状態のスタッフ達からの依頼に、快く急遽追加演奏を受け入れたミッシェルガンエレファント!
もちろんめちゃくちゃに盛り上がって、かえって良い結果に!
男気溢れる、サウンドもルックスもカッコいいバンドだった🎶

ロックミュージシャンのデニー・レインが死去…( i _ i )

2023-12-06 09:10:44 | free form space
以前に書いたデニーレインのアルバム文を改めてここにアップします…。

ビートルズ解散後、ポールがジョンレノンに代わる絶対的な相棒として信頼を寄せ、長年にわたって音楽活動を共にしてきたデニーレイン。
私はこの人をほとんどの人がそうであったように、ここで存在を知りました。
後に元ムーディーブルースのオリジナルメンバーだったことを知り、ビックリしたくらい。
ウィングスの結成から解散まで、ポールの愛妻リンダと在籍していました。
マルチなプレイで才能を発揮していましたね。
曲によって担当楽器を持ち替えて八面六臂の活躍。
デニーと袂を分けてからのポールは色々な相棒ミュージシャンと組みましたが、やはりこの頃が全盛期。
よほど相性が良かったのでしょう。
ポールお気に入りムーディーブルースのヒット曲「ゴー ナウ」もウィングスのセットリストに組み込まれていました。

写真は1999年にリリースされたデニーレイン、栄光の歴史を自ら歌って振り返ったアルバム。
「a tribute to paul mccartney&wings」
ビートルズやウィングスの名曲をセルフカバー。
ボートラとして「ゴーナウ」などなども収録。
アメリカ盤で14曲入り。