スティングは、ポリスでデビューしたときからの大ファンです。
彼のソロやセッション、映画に至るまで見聞きするほど。
スティングはポリスを含めて札幌には3回も来てくれてるけど、近年はとんとご無沙汰ですが…。
元々がジャズあがりのミュージシャンだけに、パンクブームへ便乗する形でデビューしながらも、レゲエビートを導入するロックンロールトリオ「ポリス」として脚光を浴びます。メンバー中、一番無名だったスティングが瞬く間に中心人物へ君臨。
ソロ以降も貪欲なまでにあらゆる音楽のエッセンスに食指を伸ばし、常に成功を手中に収めてしまう才能は素晴らしい!
写真は2013年リリースの「ザ ラスト シップ」
12曲入り。相変わらずジャケットでポーズをとるスティングがカッコいい。
でも最近は聴力、視力が弱ってきているのだとか。
補聴器や読唇術に頼る事もあるそうです。
まあ、さすがのスティングも加齢による衰えには逆らえないみたいだけれど、もっとビックリしたのは、このアルバムの頃は、超スランプに陥っていて曲が書けなかったそうです。信じられない事だ。
でも、悩んだ末に自身の故郷の人々のことを書こう、とふと思い立った途端ペンが進んだのだとか。
このアルバムは、以前に賛否渦巻いた問題作「ソウルケージ」の続編的な色合いが濃いです。
全くロックしてないし、キャッチーなヒット曲もなく、暗い、地味。だからといって失敗作なんかではありませんよ。
ソウルケージだって私のお気に入り。
じつはこのラストシップは映像ソフトも発売されていて、丸々テレビにて放映されていました。私はそれを先に体験したのです。
「おお!スティングまたやってくれたね」と思わず嬉しくなりました。
ミュージカル風な語りや演劇っぽい演出も施されていて釘付けになってしまいました。正直な話、これは人によって好き嫌いは分かれると思います。
スティングの故郷は以前、造船業で栄えた街。スティングの父親は牛乳配達業だったそうです。
世界一だった造船業もその後は日本に首位の座を奪われて今では廃れ果てた街になってしまったようです。
そんな人生の悲哀をスティング流にストーリー仕立てで作品化しています。
ブローチ(英語: brooch)とは、衣服に装着するようにつくされた、宝飾装身具である。 古代のものは「フィビュラ」と呼ばれ、「ブローチ」とは混同されない。 ... フィビュラはローマ人やギリシア人、あるいはケルト民族や移動民族によって、ヨーロッパで青銅器時代初期より使用されていた装飾的な留め具である。 Wikipedia
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ブリティッシュブルースハードロックの大御所、バッドカンパニー !
彼らの登場は話題騒然でした。
だってフリー、キングクリムゾン、そしてモットザフープルのメンバーで結成されたスーパーバンドだったし、当時レッドツェッペリンが立ち上げたスワンソングからのデビューでしたからね。
イアンギラン脱退後のディープパープルが喉から手が出る程に欲しがったボーカリスト、ポールロジャースがフロントマン。
バッドカンパニー結成の為にパープルからの誘いを断った経緯はあまりにも有名。
あの「夜明けの刑事」を歌っていた人だね。
これの裏話をちょっと。
フリーで来日した際に知り合ったマチさんと結婚したポール。
マチ婦人の知り合いにその刑事ドラマ関係者がいたらしく引き受けた仕事なんだそうです。
マチ婦人は川口隊長の奥様、女優 野添ひとみさんの妹。
ポールは残念なことに離婚してしまいましたが2人の間には息子さんがいますね。
話しを戻して、バッドカンパニー !
メンバーの脱退、出戻り、オリメンでの再結成、ベースのボズバレル他界などを経て現在も活動していますね。
ミックラルフスの健康状態がちょっと心配ですが!
写真は活動再開した際にリリースされた2010年4月2日UKウェンブリーアリーナでのライブ盤。
王道の路線を貫く珠玉のナンバー目白押し。
全員がさすがの貫禄たっぷりにプレイしています。
安定感あるポールの味わい深いボーカル。サイモンの十八番でもあるドッシリとタメの効いたドラミング。ミックは元ハートのサポートギタリストが上手いので安心して弾いてますが、あまり区別がつかない。
ライブ音質は良好なのですが、どこにもメンバーのクレジットやライブフォトがない!実は今流行りのオフィシャルブートみたいな作品。
不思議なのは、今エコの時代になんで3枚組?
計測タイムからして十分2枚組で収まるのに。
もしやユニオンジャックの3色カラーをCDに描きたかったからか?
これは3シリーズとして、場所違いのライブ盤が他にもリリースされています。
バッドカンパニーは観た事がないけど、ポールを札幌ライブで見たのです。その時のベースがジャズ!彼も再結成バッドカンパニーのツアーに参加しています。
札幌でのポールロジャースに参加していたギタリスト、ホワイトソーンは故ポールコゾフのバンド、バックストリートクローラーがクローラーになった際のギタリスト。
フォリナーをお台場ライブで見たのですが、そのベーシスト、リックウィリスも後にバッドカンパニー に正式加入したのでした。
GUITAR
カーペンターズから入り、ビートルズへ!ちまたはディープパープル、ベック、ツェッペリン
が、そこからイエスへ!プログレにハマりその後はボストンへ
そんなこんなしているうちに世の中は日本音楽へ…
山下達郎を経て高中正義、カシオペア と言うインストへ
それから35年、、いまだにそのルーツは一つも変わらず皆大好きです
使用機材
YAMAHA SG-2000
YAMAHA iN-1
YAMAHA SG-1
YAMAHA ナイロンアコ
YAMAHA スチールアコ
オリジナル ももちゃん(野呂氏試作品INタイプモデル)
オリジナル IN-DX(現在野呂氏使用モデルを制作)
GT-6
GT-100
line6 POD
line6 Helix
パワードスピーカー
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〜ウィキペディアより〜

遂にはゴム版画まで製作。
なんとカッター一本で彫ってしまった!
ただでさえ、微妙な曲線が難しい…。
ちょっとでもずれてしまうと不恰好。
それを逆ロゴで描く。
あの頃はグッズも何もない時代だから自分で作っていたね。
これは夜中に机の上で削っていた。
母は私が勉強しているものだと思って夜食を持ってきたんだけど、これが見つかって怒られた思い出があります!^_^
懐かしの一品。

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さあ、満を持して、このブログの主役でもある我がブラスロックバンドTHE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)ライブ・レポートに取り掛かりたいと思います。
出演順はど真ん中に位置しています。
2、19:25~20:05
昼間は晴天でしたが、この時間帯にもなると雪が遠慮なく降ってきましたよ。
早いものでSTAのライブも通算160回目を数えます。あっという間の出来事。感無量の極み。
まあ、マサのみが皆勤賞なのですが。
思い起こせば紆余曲折色々なことがありました。
そんな様々な事柄をしみじみと書き出したら、それだけでこのコーナーが埋まってしまうので、また別の機会に。でもこれだけは断言できますよ。
やっとこの1年前くらいからSTAも胸を張って「これがバンドだあ!」と言えるようになったということ。
共に成長しながらもこれだけレベルアップしたのですから、絶対に後退するようなくだらない事柄にはかかわらないようにしていこうと思う、今日この頃。
さて、このラッパ祭りの会場でもあるヴィニーズ・バーではありますが、なんと残念ことに今年3月一杯で惜しまれる中、閉店してしまうそうです・・・。
マサがオーナーのクボタくんに直々交渉して必ず「リブレーション」企画で利用させてもらい、つい最近では新たにこの「ラッパ祭り」で末永いお付き合いができるんだあ、と喜んでいた矢先のこと。
そういうわけで、メンバー一同熱演を繰り広げました。
リーダーのマサ率いる結成14年目を迎えた頑固一徹のブラスロックバンドS・T・A(オリジナル・メンバーはマサのみですが・・・・)。
北国で唯一シカゴなどを追求し続ける、「創造を生む最高の共同体」です。
今回の内容にも相当力が入っていますよ。初期シカゴには絶対外せない、ターニングポイントともとれる曲も披露。
そして懐かしのコーちゃんとタクが参加決定!。タクに至ってはほぼ2年ぶり。この嬉しい誤算には狂喜乱舞(笑)。
そしてオチカの姉さんも2度目のSTAライブだけに、フットワークも軽やかにこなれてきました。
これで鬼に金棒だ。駒が出揃った!
いずれにしてもスタジオ練習時間がごくごく限られた中での本番・・・・マジで。
皆、本当にご苦労さん。
こいつらだからこそなせる離れ技。たいした連中ですよ、まったく。
コニタンのギター・サウンドも、いつも以上に歪みを増していてご機嫌。
より長尺なライブイベントなのに、最初から最後まで、一切だれる事もなく常に山場の連続で、疲れ知らず。
ノリのよいオーディエンス達にも支えられて、ただただ感謝の一言です。
正直な話、演奏のまとまりには多少の不安もありましたが、そんなこといざ蓋を開けてみたらば取り越し苦労だったようですね。
会場内は最前列から後方に至るまでビッシリと埋まっています。大入り満員御礼。
カウンター席や入り口付近も含めてね。
オーナーのクボタくんは、やはりほとんどまともにリハのできないS・T・Aのミキシング作業には、今までそうとう手を焼いたようですが(ただでさえ、管楽器は厄介なのにね)、そこはそれでドンドン曲が進行するにつれて臨場感溢れる抜けの良い音作りに手腕を発揮。
おかげさまで気持ちよくプレイに楽々と専念できました。
ステージ上のメンバー達はいつものようにまずは立ち位置を決めてから、逐一チューニング、音作り、バランス調整、そしてマイク・チェックの仕上げ作業に取り掛かる。
着々とセットアップを目指しての準備。
シューヤはスティーブ・ガッドで有名なドラミングでウォーミング・アップ。
マサがメンバー全員のセットアップ完了を確認後、秘密兵器のタブレットを手に最終作業に余念のないクボタくんへスタンバイ・オーケーサインのやりとり。
といってもトップの「オールド・グルーヴィー」にはキーボード、ドラム、パーカッションが在籍していなかったので前もってそのパートは準備完了。おかげさまで円滑にことが運びました。
BGMストップと同時に、ミキサー卓についたクボタくんめがけて、マサがアイコンタクト後、レッツゴー、ゴーゴー!!
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO WHISTLE
SYU-YA・・・DR
KONIーTAN・・・G
JUN・・・AS CHO VO
SAWAKEN・・・PER
TAKU・・・TB
KOH-CHAN・・・TS
OCHIKA・・・KB
***SET LIST***
1、INTRODUCTION・・・CHICAGO
2、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO
3、~SO MUCH TO SAY,SO MUCH TO GIVE(言いたい事がたくさん)・・・CHICAGO
4、SOME LIKE IT HOT・・・THE POWER STATION
5、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO
6、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
7、FUNKY STUFF・・・KOOL&THE GANG
8、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
9、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
10、25O6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
事前に打ち合わせたとおりに、暗転の中で、まずはマサがオチカ嬢に合図を送る。
スペイシーかつプログレッシブなシンセサイザー音が空中を駆け巡る中、
手拍子でテンポのアイコンタクト・メッセージをシューヤに送ると、ハイハットが正確無比な刻みで応えて会場全体へと轟きわたる。
次いで、サワケンのコンガがサンタナばりのラテン色で彩を添える。
早速うねりまくりの追随。
それに便乗するかたちでコニタンも剃刀のごときミュート・カッティング。
プレイが待ちきれないという様子でギターのグリッサンドで「ギュィーン!!」
この辺で早くも期待に胸躍る雰囲気作り大成功。
これから繰り出されるS・T・Aワールドに興味深々のオーディエンス。
マサによる洒落た落ち着き払った口調での・・・・・・ナレーション開始。
「はい、たいへん長らくお待たせしました。いよいよはじまりますよ!今回はなんとここヴィーニーズ・バーのオーナー・クボタくんによる独演企画ライブ「第3回ラッパ祭り。我々は前回に引き続き2度目の登場です。本日は3バンドのイベントですが、ジャンル被る事もなくバラエティに富んだ内容で個人的にも楽しみにしてました。
華々しくこれから開演です。
濃厚なる迫力のホーン隊を擁するバンド。大所帯での登場です!唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを心ゆくまでドップリとご堪能ください!メンバー一同この日この時この瞬間を心待ちにしていました!それではヨロシク!THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」
マサは腰を低く落としてスタンバイ。
ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました。
猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」へと雪崩れ込み。
さすが、この人数だけに迫力が桁違い。
いつもの倍近い勢いを感じます。それは気のせいではなかったようで友人のバンドマンらにも同様の感想を言われました。
プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。
普段はクールなシューヤもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。
以前にマサが貸した「巨匠ムラカミ・ポンタ・シューイチ」秘蔵ドラム・クリニック・ビデオ・テープが相当に感動的だったらしくて、今だに刺激を受けている御様子。如実にドラミングの随所にその成果が現れていますよ。!
シューヤのペダル連打が、速射砲のごとき爆音で後方から襲いかかってきて全身リズムの権化となっています。
イントロが飛び出した途端、観客達が食い入るようにステージへ釘付け。
皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態的なリズムに、よくもまあピッタリとのってくれてますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますがしばし感心しながらも見とれてしまいました。
最前列の観衆たちはアクセントに合わせて「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」と声援を送ってくれる。
もうどれだけの回数この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。メンバー一同愛して愛してやまないじゃじゃ馬のような曲。その中でもこの日ほど圧倒的完成度を誇ったことはなかったのでは?!出色の出来と自画自賛。
しかし、何度も言いますがメンバー全員、あの少ないリハ期間で、よくもまあここまで纏め上げたものだ。
各自は多くを語らないけれどね。
さすが猛者集団。
特に最近参加のメンバーや、長期ブランクのあるメンバーらも何の遜色なく打ち解けているよ。
もう何年もSTAでプレイしている古参のような佇まいを醸し出している。
多分この日ギリギリまで一人念入りストイックなまでに詰めへと没頭していたのだろう・・・・痕跡がビシビシと伝わってきます(本当にそうだったらしい)。
STA2度目ライブのオチカ嬢も貫禄ある姉御のごとき風格さえ漂わせています。
けっこうやるもんだね~。
6回目のコワモテ・サワケンに至っては最早説明不要。
モニター・スピーカーに片足乗せて、マサが野獣のごとく吠える。コニタンはアグレッシブなアクションを巻き起こす。
計算されつくしたコニタン独特なるシャープな音色のフェンダーUSAカスタムショップ・ストラトキャスターが、シューヤのパワフルなドラミングに絡みつく(このギターは購入したばかりの超がつくほどの高級お宝品。サーモンピンクのボディカラーが鮮やか。ギター・ヘッドを何度も激しいアクションでPAにぶつけたらしいよ。でもエイジド加工のボロ仕様なのでどこをぶつけたのかがわからないそうです・・・・笑)。
看板ともいえるホーンセクションのリフは、シンセ合流で益々厚みを増してきましたね。
以前にあるタイバンのメンバーから「STAのライブは文句なしに凄いんだけど曲が長いんだよね」と言われたことがあります。
それ以降はシングルバージョンやエディットしたりしてコンパクトに纏め上げてきたのですが、この曲も最近2番の歌をカットして臨んでみたのです。結果としてはコンパクト化に成功で何の遜色も違和感もなし。
と、一息入れる隙もなく間髪入れず直後に複雑極まりないリズムが攻め込んでくるのですが、バッチリと繋がり事無きを得ました。
これも現在のメンバー達だからこそ楽々にこなせるというもの。
舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。後方サイドからは、ドラム&パーカッションが遠慮なしにボトム構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊&シンセ・ブラスによる異次元空間模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルとシンセサイザーが稲妻のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。
さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?・・・・今回は一体全体何を仕掛けてくるのか??
さあ、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。
先月の反省点は見事にクリア。手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。切り込み隊長タク君による卓越したトロンボーン・ソロで場面転換。
しかも、やる気満々のガッツポーズで構える。
彼は、スタジオ・リハ1回きりの本番。
大した度胸の持ち主だ。若いのに、さすが百戦錬磨の達人だからこそ成しえる技というもの。何事もなかったかのような涼しい表情で振る舞っていたよ(シューヤによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
さりげなくジャジー・フレイヴァーやアドリブを散りばめ響かせているところが、タクくんの凄いところ(ジュン談)。
能あるタカは爪隠す!とは昔の人はうまいことを言ったモノだねえ!
あふれ出る新鮮なる意気込みが、全身からビシビシと伝ってくるようだ。
そしてマサいわく「STAのイアン・ペイス」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのシューヤが猛然と先導しつつ、お次はツワモノ・ジュンの出番。
彼のアルトサックス・ソロは熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
本来ならばここはトランペットのソロなのですが、そのトランペットが不在ライブ!
それもジュンの機転を利かせた対応で何の問題もなくクリアしちゃいました。
頼りになる存在をフルに発揮。
本人いわくあまり体調思わしくなくふがいない・・・と語っていたけれど、そんなこと微塵も露呈していなかったよ。
安定感抜群で、時折ヒステリックでエモーショナルな哀愁のセクシー・ヴィヴラート旋律などもヒットしてニンマリ。
甘美に酔わせてくれます。
バッキングによる強弱のサポートでは鳥肌が立ちっぱなしだ。
もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいことがステージで起こっているぞ・・・てな感じで、すでにかぶりついている。
コーちゃんは淡々とスコアを睨みながら指で小節を数える。
そしてジュンがビシッと指差す方向に控えし第3の男、コニタンのギターが火を噴いた。
いきなり過激なアーミングとピッキング・ハーモニクスを導入部分に最前列へ一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。ただひたすらにテクニカル。
序盤はテリー・キャスに敬意を表して、ラインを忠実に描ききる。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。身をよじらせ、のけぞらせての恍惚イナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを揺さぶって身をよじる。あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。(去年2月の小樽ライブでは3曲目まで寒くて指がまともに動かなかったらしいです。そんなことは微塵も感じさせなかったけどね・・・・今回も大成功!)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを音色までをも、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?グリッサンドに至るまでバッチリと再現しているよ。
極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるシューヤが、力漲る究極の稲妻フィルイン。
サンキュー!
マサもシューヤのドラムセット手前にまで駆け寄って煽りまくる。
いつもは沈着冷静なるシューヤもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
エンディングにおける冴え渡るベルトーンも、キーボードのオチカ嬢を筆頭に見事な連携で繋がった。
次いでコニタンからホーンセクションへと手渡す流れへ。ここで繰り出したコニタン入魂の1音がジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。これぞまさしくロックの原石。いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
マサが右手を天井高く掲げてグルグルと回転。シューヤと呼吸合わせて、トドメのフィニッシュ。
あるミュージシャンに言われた事があります・・・・・「マサとコニタンは何かにとりつかれているようだった」と。
めくるめくSTAのスピーディなる音像シャワーを一身に浴びまくって酔いしれている観客達は、ただただ目が点状態で放心・・・・。
無言で身をゆだねています・・・・。
「YEAH!」
重戦車のごとき恐ろしいまでの、シューヤとサワケンによるアグレッシブなるビートがガッチリと炸裂。
カナダのシカゴ、BS&Tと言われたライトハウスの代表作を2曲目に持ってきた。度重なる強烈なる一撃。
今回は泣く泣く不参加のアルト・サックス・プレイヤー・ミキティもお気に入りなんだよ。
さっそくマニア心をくすぐりまくる選曲。
縦横無尽に絶え間なく駆け巡るコンガの響きも絶妙の味を噴出。
マサがドラムに絡みつくようなベースランニングで挑みかかる。
鮮烈なるコニタンのフィンガリング。
リズム・セクション・スクランブルが猛然と確立された瞬間だ。
マサによる熱きヴォーカルが、ここでも雄叫びをあげる。
これをリード・ボーカルで担当するのは最近からなんだけど、目一杯に頑張りましたよ。
ベースだけでも運指やピッキングが忙しいのに、ボーカルも非常にへヴィー(延々と伸びやかに上昇するハイトーンが後半へ向かうにつれて複雑に増してくるという構成)。
観客群からの熱視線も加味されて、グイグイと牽引の好サポート。
おそらく会場のお客さん達でこの曲を知っている人、ほとんどいないであろうことは確実。
でもそんなこと問題なし。関係ないね。
このうねりまくりのバツグンなグルーヴはどんな世代、人種、男女問わずビンビンと伝わっていることでしょう。
今までに聞いたこともない一種独特で異様なまでの先読み不可能楽曲群に、多少は戸惑いつつもぶっ飛んでいる御様子。
もちろん何度もSTA体験している人々にいたっては、言わずもがなですなあ。
中間部分では本来ならば怒涛のピアノソロが展開される手はずなのですが、今回オチカ嬢はシンセ・ブラスに専念してもらうためコニタンのお手並み拝見。
マサが引導をコニタンへと投げかける。
アヴァンギャルドに奏でられる攻撃的なるギターの弾丸ソロがヒートアップして、中々にしたたかで素晴らしい。
コード・バッキングとアドリブ・フィンガリングとの連動が神がかり的。
髪振り乱し仁王立ち。ゴッドハンドが降臨だ。
ここも重要なるポイント。
スポットライトを独占したコニタンによる全身全霊を込めたフレーズが、フィンガーボード上をスムーズに滑りまくる。
御大サワケンはタンバリンやウイドウチャイムを交えて小刻みにバックから屋台骨を支え続けます。これって最も重要なお仕事。
なるほど、その手があったかい。工夫の痕跡が垣間見える。
ならばと、曲の後半戦ではメンバー一丸となってのダメオシ応酬。
マサ、サワケン、シューヤとがガッシリとスクラム組んでの骨格リズム・セクションもクセモノなんだよ。
緊迫感ほとばしるメリハリも冴え渡っていて切れ味バッチリ。
マバタキ厳禁。息つく島も与えないほどに攻め込み突入してくるS・T・A。
体全体でリズムをとりながら、腰振りオチカちゃんも見栄えが中々にロックしていてナイス。
ブラス&シンセは不敵な笑みを浮かべながらも、余裕の構え。
マサは耳をつんざくほどに、お得意のハイトーンをダメオシ連発ヒットで締めくくり。絶賛拍手の嵐。盛大だ。
オープニングとセカンド・ナンバーだけをもってしても、ひじょうに体力の消耗が大きい、はっきりいって燃費の悪い進行なんだけど、メンバー達はいたってクールに対応。
STAの割にはスッキリとシンプルな編成ゆえ、音の分離や輪郭がクッキリ。
マサは単独で歌うので冷静にペース配分を考慮しなければいけないところではありますが、結局はおだってしまって(!?)すでに全力疾走で魂の咆哮。
誰一人として一切の手抜きなし。力を抜こうとするなんて微塵も考えていないよ。
観客もネオン・スティックを振りつつそれに応戦。
「ウォー!」歓声渦巻く中
「サンキュー。改めましてTHE SAPPORO TRANIT AUTHORITYです。頑固一徹14年にわたって築き上げてきたブラスロック街道を現在も爆走中。ハハハッ~!
皆さん、楽しんでますか!?」「YEAH!!」
「やかましいでしょう(笑)ちょっと水を飲ませてね・・・・2曲だけでもう腹いっぱい!YEAH!HEY!HEY!HEY!!(これは前回もミヤッチとの掛け合いシュプレヒコールがあったね)こんなに多くのお客様に集まってもらって感謝です。長年お世話になったヴィニーズバーSTA最後のライブはど真ん中という大役。全力で心込めてプレイしたいと思います。最後まで楽しんでいってください!よろしく~!!・・・NEXT NUMBER ・・・・・メイク・ミー・スマイル!!(1・2・3・4!)」
シューヤによる軽快なるハイハット4カウントが即座にそれを打ち破る。
この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。
実はね、この曲、小樽でSTAがライブのたびに会場にいる外国人の方達からことあるごとに「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
あちらサイドのほうにウケがいいみたい。
でもいろいろとややこしい事情があってしばらく封印いていたんだけど、最近はめでたくそれも解除されて徐々に日の目をみてきたというわけ。
無駄のない王道ともいえるパーフェクトな曲ですよね。
最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ。
この曲ではリード・ボーカルをジュンに受け渡し、マサはバッキング・ボーカルに専念。
ダンディーなジュンは、なかなか堂に入った喉を男ならではの色香をタップリと漂わせて歌い込む。
バッキングは疾走感漲った塊のようなブラスロック代名詞でグレードアップをはかる。
パーカッション・チームは、ここでも千手観音のごとく相変わらず虎視眈々と大奮闘の猛進。
エンディングではコニタンによるマシンガン・ピッキング・ギター・ソロ。
コニタンのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったりうるさく感じたりしないんだよね。これってやっぱり巧みなる音作りの技。
血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
それにしても各メンバー達は相変わらず多方面の分野にまたがって八面六臂のフル稼働。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了。
メドレー部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり、コニタンの流麗なるコードとシューヤによるデリケートなトップ・シンバルのカップ部分による装飾音、シンセなどが奏でる残響音の余韻で幻想的なトーンを漂わせる。
延々と踏み続ける光速フロアタム音が不気味に爆発。
実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
恋人との出逢いから、想いが交錯して悩むストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
マサとバックコーラス(ジュン)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
厳かなる重量級なタッチで、ベースがメロディアスだけれどもごく控えめに奏でられます。
前半の暗い曲調から一転、霧が晴れたかのような心象表現の役割分担にも良い仕事しているなあ。
後半ドラムとバック陣によるいきなりのブレイク・アイディアも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア。
本来ならば第3楽章~第7楽章まで演奏されるのですが、ここでは大幅に割愛。

大きな山場をメンバー達一丸となって乗り越えた。達成感に酔いしれる暇もなく間髪入れずにシューヤとサワケンがお得意のファンキー・グルーブを叩き出す。
サワケンの熱烈リクエストによって実現したエディットバージョンでの「サム・ライク・イット・ホット」
これでバッチリと満足いただけたかな。
シューヤのグルーヴ軸となるのは、何と言っても素早きダイナマイト・ドラム。
このビートには四苦八苦したけれども、本番では慎重に一つ一つのオカズを噛み締めるようにスティックを振るう。
シックのドラマーで「黒いボンゾ」と呼ばれた故トニー・トンプソンには、学ぶべき点が多数見受けられたのではないでしょうか。
ジュンがSTA加入後、初リード・ボーカルをつとめた思い出の曲が11ヶ月ぶりに復活。
かなりナーバスな状態で臨んだけれど、中盤では遊び心も交える余裕も生まれてきています。
ソウルフルなボーカルに加えて、トレードマークの腰振り歌唱スタイルも健在。
前曲とは色合いの全く異なるこの曲を、是非ともこのメンツで演じてみたかったのもこの度の狙い。
このあたりの空気感を察してか、観客も踊り始めています。
オチカ嬢は常に踊りまくって、飛びまくって、手拍子を要求。
マサとコニタンがミュートピッキングと跳ねるアタック音でテンションを高めます。
コニタンはこの手の曲でも的確なるコードワークで周囲を促しつつも場を盛りたてる。
もちろんマサのハイトーンコーラスとジュンの渋いボーカルとのコントラストもミソ。
アヴァンギャルドなギタープレイでコニタンは独自の解釈論を発揮。
エンディングのアカペラ・パートもワイルドにバッチリと区切りをつけて終了。
「イエイー!」「盛大に盛り上げていただいて感謝してます。登場したのがこれこのとおり見るからに暑苦しいバンドではありますが、ラストまでガンガン一直線に頑張っていきますのでよろしくお願いします!我々は100%ブラスロックをお届けしていますが、今日はこれ以上ないほどに豪華絢爛の盛りだくさんな内容でお送りできたと思います。」「イエイ!」
「STAにしては珍しくファンクなナンバーをお届けしました。こういうのは基本コンセプトから大きく逸脱しちゃから滅多にやらないんだけど、今回は特別に組み入れてみました。たまにはいいもんだね。
(ここでグイッとペットボトルの水を一飲み)
STAは70年代前後の曲が中心で網羅されているんだけど、これは比較的新らし目。と言っても80年代なんだけどね。
それでは次の曲でちょっと熱冷ましをしたいと思います・・・・知っているかな?セクシー部門担当のジュンがここでも心を込めて歌います。シカゴ初の全米1位に輝いた珠玉の金字塔。邦題は・・・愛ある別れ・・・・・原題はイフ・ユー・リーブ・ミー・ナウ(STAはE♭キーの故ジョン・オバニオン・バージョンで)」
キーボードによる壮大なオーケストレーション・パートがストーリー映像を描きあげるのですが、現在の編成上、歌詞から練り上げた構想をコニタンは、それまでの彼とは一線を画するメリハリあるプレイに没頭して演出。足元に設置してあるエフェクターのスイッチを踏み込んで深めなディレイ&リバーヴ効果を加えた控え目なるナチュラルトーンのソロも、マサのアドヴァイスで1オクターブ上げて、より曲の魅力を引き出すことに大貢献。
トランペット不在の部分、全体を覆うようにオチカ嬢の見事なキーボードが叙情的なタッチで采配をふるって装飾。
ジュンはマイクを手に、とろけるような哀愁に満ち溢れたボーカルが言葉に表せないほど切ない。
「ジュンちゃ~ん!」と声援が飛ぶ。
マサによる繊細なるコーラスも後押しして、いい味を出している。そしてシューヤのワイヤー・ブラシ、もちろんサワケンのコンガも大人の魅力で光を放つという演出で効果覿面。
体を軽く揺らしながらのホーンセクションが思い切り咽び泣いている。
特にタク君のトロンボーンがドラマティックな色合いでムード倍増。
グッと抑え気味のサワケンも、タンバリン効果で持ち味を発揮。
「ありがとうございます。早くも後半戦に参ります。いっぱい色々なタイプの曲を用意しています。(とここで観客席にいるミヤッチがシカゴのトドメともいえるリフを口ずさむ・・・・ダダダダダン!と・・・・)なんだ、なんだあ。営業の邪魔をしている奴がいるな。それは、もうちょっと待っててね。次の曲はダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた一発屋のアイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル」
これも、エディット・バージョン。
ディスコティックの極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。
文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感。
伊達男ジュン、ここではアルト・サックスとボーカルの二刀流。
彼はライブごとにアルトだったりテナーだったりとよくもまあ混乱をきたさないものだね。
それでも十八番だけに、まるで自分のオリジナルソングのように捲くし立てる。
ボーカルが優雅で圧巻。
熱唱に次ぐ熱唱をドップリと堪能できるという構成。
今回のライブはマサ、ジュンとでボーカルを2分するというシステム。
ホーン隊は体を仰け反らせて、渾身の吹き込み。
マサは大股開きのままで、ネックをグルグルと上下にひねり回してのピッキング。
後ろを振り返ったり、クルクルと回転。
前後左右にと行き来しながら、一時たりともジッとしていません。ロックバンドのライブはやっぱりこうでなきゃあね。
それだけにとどまらず、ドラムセットにまで駆け寄って右足をバスドラムに乗せてシンバルを蹴りまくる。
時折サワケンとマサが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。
時代を反映してか、サイケデリック臭を狙ったかのようなコニタン渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。
コニタンはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。
ギター・リックも一際異彩を放つ。コニタンはここでも獅子奮迅。
決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。
観客の中にはプレイ・スタイルを真似ている輩も出現。
エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯にタメをきかせて喉を振るわせる官能的でブルージーなジュン絶叫ソロボーカルパートでは気持ちよさそうに自己陶酔!
このひとことで観客達が「ヒューツ!!」と大歓声。
プレイしている我々でさえも、手前味噌ながら震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。
皆が皆、一様にエキサイトしています。
万雷の拍手が鳴り止みません。
2017年2月に小樽・雪明かりの路で披露して以来だ。ベースとバスドラムのシンクロするグルーヴが肝。
地べたを不気味に這いずり回るがごとく、ボトムが唸りをあげる。
コニタンもワウペダルを踏み込んで多角的に彩を添える。
一種独特なひねりのカウントから、耳がつんざくほどのマサによるホイッスルがけたたましく轟く。
今回一番の鬼門とも言える曲。纏め上げるのにメチャクチャ苦労した、本来ならば単純明快そのものともいえるほとんどがEで占められた3分足らずの曲。
会場リハでも真っ先に取り組んだ代物。不安要素てんこ盛りだったもので・・・。
全員かなりテンパッていたけど、本番がはじまった途端スムーズに馴染んだようで、自然と体も動いてジュンはアドリブのフレーズやフェイクも連発。バックとの掛け合いも絶妙に発しています(ここでのサワケンはタンバリンの打ち鳴らし。痒いところに手の届く、心配りの行き届いたメンバーだね。だって彼は以前にも他のファンク・バンドで演奏経験があるそうだよ)。
本当ならば複数のボーカリスト達で派手に賑やかな演奏を繰り広げてやりたいところなんだけど、そこはそれでジュンが一人で責任もって背負っていました。
こいつら、やはり只者ではない。大したものだ。
実質ホーンはコーちゃんとタクのみなんだけど、彼等も頑張ってスコアと睨めっこしながら、必死に食いついていましたね。
結果、この曲を今までにライブ・プレイした中でも出色の完成度(幾分怪しき箇所もありだけど・・・・協力しあって牽引)を誇るまでに。
けっこう頑張ったので、少しはファンキーに聞こえたのでは。それまでのSTA版「ファンキー・スタッフ」は正直な話、論外だったもので。
フェイドアウトの後には、 うっとりするほどの優しい音色のピアノソロを経て・・・・SATURDAY IN THE PARK・・・・・マサがオチカ嬢の方向へ向き直った瞬間、絶妙のタイミングでシンコペーションを基調としたあのあまりにも有名なるピアノ・イントロを演奏。(素早く音色チェンジとスコアめくりをこなす)
当然ここでの主役は最初から最後までオチカさん。
熱烈なる声援と拍手が手拍子へと変わっていく。
もちろんメンバー達も軽くステップを踏みながら手拍子を絶え間無く要求。
よくよく見てみるとカウンター内でも嬉しそうに、ピョンピョン飛び跳ねているではないか!?
シカゴⅤ収録の初ミリオンを記録した、珠玉のポップアイコン。
世界平和を声高らかに提唱する、スケールの大きいビッグヒット。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高きアンセム。
マサが歌いながらオチカ嬢のそばに歩み寄ると、ニコニコと微笑み返し。
他のミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。
ジュンもコーラスに人一倍のこだわりをもって挑んだ曲。
誰もがハッピーモード全開に浸れちゃうのだから不思議ですよね。
エンディング最後の1音に至るまで、気合十分パーフェクトに完奏。
普段はホノボノと佇んでいるコーちゃんではありますが、やる時はバッチリと決めてくるところなんかさすがですよね。

ギター・ヒーローのコニタン(ジミヘンのヴードウーチャイルの触りをチラリ弾き)。
一見おっかない顔したパーカッション兼用心棒担当のサワケン親分よろしく!(両手を合わせてお辞儀のポーズ。実はとってもいい人だよ)。
パワフルドラマーのシューヤが今日ヴィニーバーに来るのは15年ぶりだそうです。感無量のヒトトキが過ごせて良かったね。
STAの中ではヴィニーズ最多出演を誇る人気者のジュン(歌いすぎて喉の調子を崩してしまい病院に行ったら喉太りだとの診断を受けたそうです。声帯の手前が肉付きいいらしい。痩せるように言われたらしいけど、太目の体型がジュンの幅広いヴォーカルスタイルを生み出しているんだよん)。
マサがジュンの名前をコールした途端「デブ!デブ!デブ!」の大合唱がはじまった。これも一種のご愛嬌というかコミュニケーション!?まあ、仲良くやってくださいな(笑)。
2年ぶりにSTAへ復帰した最年少タクくん。この後にも岩見沢トロピカル商会でのライブが控えているよん。若いんだから大丈夫でしょう。(本人はここで完全燃焼と嘯く。ミヤッチから、それは困る・・・と言われた)
先のオールド・グルーヴィーでもベテランの手腕を発揮していたコーちゃん(岩見沢トロピカルでも吹いて!と声が飛んできた。なに?そうなの?スコアを用意して送ってさ!コーちゃんは着替えに間に合わずベストを脱いだだけ)。
紅一点の頼りになる姉御オチカさん。(起立例の3コードを弾く。転職ともいえるピアノ講師らしい振る舞い)何、何~?演奏意外にこのヴィニーズバーでは常連なんだってさあ(マージャン牌を並べる手まねをする)。
最後にリーダーの私マサです!年齢のことは、まあいいや、よろしく!!(マサ!マサ!マサ!のコール!!)」と8人全員をタップリのユーモアと愛情込めて紹介。

「それでは、俺たちSTAなりのアレンジで勇猛果敢にプレイ。
次の曲はブラスロック界における重要なるターニング・ポイントと言われているもの。
シカゴ、ライトハウス、アイズ・オブ・マーチときたからには、このバンドをやらないわけにはいきません。
ブラック・ビスケッツ風(爆笑)リフ一発で皆さん、わかってくれると思いますよ(これにどよめく会場内)。
またまたジュンちゃんが情熱込めて歌います・・・・燃え上がってください(と、ここでジュンちゃんの方を指指すと大きく手を振り返す)。
皆、聞いてね!大ヒット曲の邦題は・・・黒い炎・・・チェイスで・・・・ゲット・イット・オン!!」
シューヤが、待ってました!とばかりにスティック・カウントで・・・1・2・3・4(マサも)1・2・3~!
アグレッシブな「黒い炎」が帰ってきた。
歌詞の内容は卑猥そのものだけど、火傷しそうなくらいのヴォイス攻め。吠えて吠えて捲くし立てる。
このようなやさぐれたボーカル・スタイルのジュンちゃんを聞けるのも激レア。ハードロックも歌いこなせる器用なシンガーには脱帽だ。さりげない仕草が板についてるね。
会場内では大きく手をあげて手拍子を打っている人々の姿が見えてきてハッピーですよ。
STA勢も、積極的に観客へ向けて手拍子の要求。
コニタンはアドリブをこなしながらも、嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねプレイ。タクちゃんも常に半身のポーズにてコニタンとアグレッシブに暴れまくりながらのプレイが鮮烈だ。
ここでもホイッスルが絶え間なく鳴り響いてきて、益々の活況を呈しています。
マサは調子にのりすぎて足元に設置されていたドリンクをスキップの途中でステージに倒してしまいました。
「ウオー!」とアイドルタレントに対する声援にも似た図太い声が沸き起こる。
タイバンの連中もマサの正面にて、煽りをかましてきますよ。
脳天がメラメラと炎のごとく炎上しているようだ。
ヒステリックなホーンセクションとシンセ・ブラスは、バック陣も腰を抜かすほどの威力を確立している。
メイナードファーガソンか、はたまた本家ビルチェイスを彷彿とさせる超絶悶絶なるサウンド。
ジャズのエッセンスをたぶんに含んだ超絶技巧ワウワウ・ペダルを踏み込んでのギター・バッキングもドライブしていて光っている。
これがあるとないとでは雲泥の差。
後半、転調後のダメ押しに至っては、レッドゾーン振り切れギリギリで命がけ。
普段はポーカーフェイスな佇まいのコーちゃんも、適材適所に要所要所でしのぎを削るかのように燃え上がる。
コーちゃんが必死に会得した転調箇所と、トランペット不在の箇所をシンセ・ブラスでガッチリと埋め尽くしたオチカ嬢の捌き方も惚れ惚れするほど。
鍵盤がシンセブラス担当だから、オリジナルのオルガンソロはギターにバトンを受け渡す。
ジュンを筆頭にホーンが競い合ってピッチを上げるところなんか、ぶっ倒れるんじゃないか?と、これには心配になってしまったよ。
スタミナ消耗率が激しい・・・・わかってもらえたでしょう。
でもサワケンちゃんやオチカちゃんも一種独特なるSTAワールドに手ごたえを感じているはず。
それだけにやりがいがあり、一度味をしめたら脱出不可能なジャンルであります。
特筆すべき点は、オリジナルに隠し味のように取り込まれているコンガが(これ、意外にも知っている人が少ない)STAの「黒い炎」に去年から本格的導入されたこと。
なるほど・・・と目から鱗が落ちるほどに、世界観がガラッと変化したのです。
サワケン親分、昔取った杵柄がここにきてもスパイスがピリリと効いていて燻し銀の光沢を放っていたのでした。
決めのエンディングでは更なる進化を遂げたシューヤが、目一杯にタメをきかせて美味しいトコ独り占め。
マサとのリズムコンビネーションも阿吽の呼吸でピッタリ絶好調。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、息も絶え絶えな暴れん坊。
燃え盛る炎で焼き尽くされて真っ白な灰になったかな・・・?
まあ、いずれにしても勇壮なるハードロック直撃弾逆落としに対して口笛がピューピュー!

「今は何時くらいかな?それでは極上のミッドナイト・ソングで締めくくってみたいと思います」
この時、すでにコニタンはギターを掲げて小刻みに震わせつつもフィードバックを発する・・・・・「ウィ~~~~ン・・・・・・」
マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに右足を乗せたまま「ありがとう!正真正銘これで最後です!いきます!盛大に盛り上がっていきましょうー!HEY!!!
・・・・・・25or6to4!!!」(EDIT VER)
マサがコニタンを左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
・・・・・・25or6to4!!!」(EDIT VER)
マサがコニタンを左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
メンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
ジュン「後ろの方も一緒に!!」
ギターが、これ以上ないほど、過激に叩き込む。
マサとコニタンがメインリフを弾き始めると、シューヤ&サワケンもパーカッション類総出で
それに便乗する形にてなぞってくる。
疾風のごとく耳をつんざくホーン&ブラス・シンセの狭間に、リズムの鬩ぎ合い!
あるバンドは「STAはスーパー・スペシャル軍団」
あるギタリストいわく「ニュー・ギタリストはよく動くし、いい音を出していましすね~!」
あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」
あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・・」
あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」
マサは1フレーズごとにステージフロント右から左に並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。
コニタン&マサが両サイドのフロントにて仁王立ち。この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。
コニタンはギターがスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。
拳を突き出すタイミングが絶妙。
誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」観客も「イェーッ!!!」のコール&レスポンスで半狂乱。
もうこれが本当にラストだと察してか、余力を振り絞って全員グチャグチャでどこもかしこも総立ちです。
STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。
マサはシューヤのバスドラム前、更にはホップステップで目前にまで駆け寄って、コミュニケーションをはかる(この時、高く掲げたベースヘッドのペグが天井から垂れ下がっているコードに絡まった。すぐに解いて事無きを得ました)。
ヘッドバンキングにて跪まずき、気迫のヴォーカルを続行。
コニタンは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときソロで埋めつくすほどに我を忘れて、ギターの鬼と化しています。
でも、起承転結のメリハリはバッチリ!!!
締めはエフェクター設置スペースにもどってワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃。
オチカ嬢はシカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを鍵盤にて弾き込む。
逆方向ではウォルター顔負けなテナー・サックスで対等に渡り合うコーちゃん。
マサが3番を歌いながらベースのネックを観客方向に突き出す。
これもライブでなければ味わえないハプニング。
メンバー達が色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。
コワモテの職人サワケンはカウベルでの連打プレイ。
何が飛び出して、どんな展開になるのか。我々にも皆目見当がつきません。
まぁ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴(クニ曰く)ならではの持ち味であり、魅力のひとつだね。やはり役者が違います。
エンディングではマサ&コニタンが自分の楽器を垂直に突き上げて揺すりまくるの図。
尚もコニタンのソロは止まらず、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!?と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。
照明もSTAのメンバー達を追うのが大変な作業だ。
エンディングではベースギターを天井高くに突き立てホップステップしながら、ベースギターを肩からはずして、積み上げられたPAスピーカーに擦りつけ、尚も観客席めがけてマシンガン乱射のポーズ。
片足上げて思いっきり床に振り下ろした。一礼して、マサがジャンプ一閃でTHE END!!!
「ありがとうございました!」

汗ばんでほてった体のまま、ステージを降りたメンバー達。
心地よい疲労感は何度味わってもいいものだね。
会う人、会う人が絶賛してくれました。
決してパーフェクトな状態でも、編成でもないけれども、新年最初のライブとしてはまずまずの出来だったと自負しております。
反省点は数え上げていったらキリがなほどありますがね。
まあ、初歩的なくだらないミスから開放されたんだから、今年からのニューSTAには大いに期待してくださいな。
閉店時間ギリギリまで店内のテーブル席はロック談義やら、各バンドの近況報告、情報交換で熱いトークは際限なく語られたのでした。
上機嫌で酔っ払った愛すべき連中も含めてね。
ヴィニーズ・バー、長い間、本当にお世話になりました!!札幌屈指の最高にいかしたライブハウスだったよ!!
VERY SPECIAL THANK TO・・・・MR・KUBITA&MAYUMI-SAN&SHIN-CHAN&OHKI-KUN&MIYATCHI&OKACHAN&COCA-COLA&GRAPEFRUIT JUICE&MINERAL WATER&ORANGE JUICE&GINGER ALE&MR,KUWABARA&MR,GABE!!
レベルメーター(level meter)とは、信号や音の大きさを監視・表示するメーター(計器)です。 例えば電話線を流れる音声信号を計測したりし、音声レベルが基準値を満たしているか試験したりするのに使います。 レベルメーターは大井電気が発売している「多機能レベル測定器」などが有名です。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
古いカレンダーポスターが出てきたんだけど、
「ザ グレーテスト3」
ビートルズ、ストーンズはいいとして、ここにクイーンってなまら違和感…!^_^
東芝EMI洋楽ロックのベスト3なのかなあ?