巷では、プリンス訃報の報道でもちきりですが、なんと4月21日の同日、ブルース・ギタリストのロニー・マックも亡くなりました…。
ロニーは売れっ子街道まっしぐらとまではいかず、かなり不遇の時代を送っていたようです。一時は宗教を理由に引退して、トラックドライバーをやりながらカントリー・バーで演奏していたとか。
彼をロック・ギタリスト・アイドルとして尊敬していた、あのスティーヴィー・レイ・ヴォーンの呼びかけで復活。
写真のアルバム、「ストライク・ライク・ライトニング」で共演を果たします。
LDはカーネギー・ホールでの夢の共演ライブ。ロニー、アルバート・コリンズ、そしてロイ・ブキャナン!
1958年製のビグスビー・トレモロ・ユニット付きフライングVが彼のトレード・マークでしたね!
ああ、今、記したギタリスト皆が、故人だなんて切ないなあ…。
***ロニー・マック参考資料から抜粋***
1941年にインディアナ州ハリズバーグで生まれました。1965年にチャック・ベリーの「メンフィス」を器楽曲として演奏しヒットさせました。ギター奏法はロカビリー的でトレモロ・アームを使った音作りが特徴的です。その後、何曲かのシングル盤とアルバム1枚を作りましたが、数年で姿を消し、ハイウェイ沿いのバーで歌っていました。1969年にエレクトラからシングル盤3枚を出しましたが不発に終わり、マックは音楽界から身を引き、インディアナに戻り、トラックの運転手をしていました。1970年にトロイ・シールのプロデュースで「ハイウェイ56」、「ルーレット1957年」といったシングル盤を録音しました。1980年にはスティーヴィー・レイ・ヴォーンの後押しで「ストライク・ライク・ライトニング」を発表しました。
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