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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,217 恵庭ROCK DE NIGHT AT SOUND GARAGE (BREMEN CLUB BAND編)

2024-11-04 12:16:18 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

ステージ備え付けの機材は・・・・
ベースアンプのヘッドはトレースエリオット(マスター曰く、これは強靭なパワーを誇るとのこと
実際の話そうだった!!
個人的には好みのサウンドを放っていてご機嫌だったよん)
スピーカーはアコースティック
ドラムセットはひじょうに年季の入ったパール製品
シェルは渋めのブラック
ギターアンプは超ロングセラーの人気者ローランドJC-120
他にもヤマハやVOX、ピーヴィー、フェンダーのアンプもずらりと並んでいてそのスジモノにとっては見ごたえも満点

また特筆すべき点としてこれはマスターのマニアックなコレクションなのであろうか・・・・店内の壁一面にずらりと掲げられたアコースティックやエレキギター、ベース類
その膨大なる本数には言葉を失うほどだ
それもその辺に売っているような安物なんて皆無
どれをとってみても高級品ばかり
マサと同じスペクターのナチュラル・ボディもあった!
これは数人の仲間たちもイロメキたっていた
生産国やシェイプ、パーツ、年代は違うのですぐにわかるんだけどね
最後にはいたずら好きなマスターのトラップに引っかかって苦笑いしちゃったさ
色々とお世話になりました((´∀`))

いよいよもって本編に
早いものでトリ前の時間が訪れましたよ
熱狂的なるファンが多数会場入り
早速周囲を陣取っています

このバンド名を聞いたらもうすでにおわかりでしょうよ

めっちゃムードも満点
熱気を帯びはじめた会場内に絶えずノリノリの素敵なBGMが盛大に流れ続ける中、観客とミュージシャン達は和気藹々に談笑中
ザ・ビートルズの「ヘルプ」
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
もうこれだけで、気分は高揚するんだねえ

それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!


4番手には勿体ないくらい・・・・
そんなプレッシャーなんか、余裕と貫禄で軽く吹き飛ばしちゃった最早お馴染みのベテラン勢

21:45~22:20
はい、さてさて、皆さん、しっかついてきているかいな!?
いやはや何とも、楽しい時間というのはあっという間に経過するものだ
さあ!
気が付いたら既に終盤へと突入だあ!
後半戦という美味しい時間帯に控えしバンドは・・・
BREMEN CLUB BAND

地元・恵庭からの出演

男女混合の6人組みで、いつもならば60~70年代和洋折衷ロックを繰り広げてくれるのですが今回は「ROCK DE NIGHT AT SOUND GARAGE 」ということでこてこてに濃厚な洋楽一色で網羅

そうなのですよ!
S・T・Aマサとこのバンドメンバーのフジリンとは以前からの知り合いでして、ほとんどファミリーのようなバンド

実は、一度だけスタジオリハ中のSTAに、フジリンがセッション参加したこともあります
それが縁で、その後は夕張「ファイブペニー」マサ企画、
次いでSTAの「リブレーション・クリスマス・スペシャル」に出演したこともありました
(2018年12月22日の土曜日
会場はピグスティだった
セカンドアクト)
そして去年も10月22日ホットタイム「ライブ!ライブ!ライブ!」に対バンが実現

更にマサから誘いを受け、遂に久しぶり4度目のタイバンがこの度実現しました!
しかも今回はフジリン主催にSTAとパープル・ブリンガーが初参戦
だからこそ、非常に貴重なるひと時だ
しっかりと目に焼き付けて、また来年、元気な姿でお互い心機一転対バンを組みましょう!
(新たにジョイントしたいと、猛烈リクエストしておきました
・・・ぜひとも)

この日も会場入りするなり、わざわざフジリンのほうからマサへ、声をかけてくれました
再会を祝しガッチリと握手も交わして、即座にその場で意気投合

驚愕なのは、リズムセクションが女性だということ
まあ、ソフト路線ならばそれほど驚かないんだけれど、このバンドは骨っぽいヘヴィーサウンド目白押しだからね
さすがツワモノ軍団だ

去年の時にはスケジュールの都合上4人組でしたが今回は2人も増えていてゴージャスこの上ない
ワクワクするねえ
早速、メンバーの内訳を記載させていただきますよん

長身ギターのヒロアキくんは(リョゴ曰く自分よりも背が高かった・・・とのこと)、3トーンサンバーストボディカラーのスクワイア・テレキャスターを携えて現れました
(メイプル指板
2段構えのキーボード(店の常備品)、ベース(白木君と楽器をチェンジ!!)リード・ボーカルも兼任
水色のシールドがなんまらオシャレだ!((´∀`*)))
セッティング中に話しかけたら「本業はドラマーなんです」とのこと((´∀`*))
高校時代からマイケル前山さんのバンドでプレイしていたという実績あり
謙虚だけど、つまりはマルチプレイヤーなんだよ
黒いストラップ、ヨットパーカーとスニーカー、ジーンズ姿


ショートヘアのベーシストは白木くん
愛器のESP製ジャズベース・シェイプと、バッジを3つ装着したブラック・ストラップというコンビネーション
購入時から付いているピックアップフェンスを残しているところが相当なこだわりプレイヤーとみた
(3トーンサンバースト・ボディカラー
ローズ指板
グレーのTシャツと黒いパンツ&スニーカー・スタイルがなまらお似合い)
病院の臨床工学技士で、10年程前は一緒にバンド活動をするものの、臨床工学技士の資格を得るためにメンバーから一時離脱するも去年からめでたく復帰しました

タメの効いたパワフルなバックビートが評判の、全身黒づくめな紅一点のケイさんがドラマー
白マスクに茶髪ロングヘアを振り乱してのドラミングが、理屈抜きにカッコいい!!
このバンドのドラマーが脱退したために公募したところ、ケイさんが応募してきて軽いオーディションで即座に採用が決定
そりゃあそうでしょうよ
結果としては「雨降って地固まる」だ
全く遜色のないプレイを披露して会場中を魅了していました
貴重なる存在だね
ホットライムにもちょくちょく出演しているそうだ

ギター・・・眼鏡姿のマイケル・マエヤマ(もしかしたらシェンカーフリーク??!!
今度機会があった時にでも真意を訊ねてみようっと)
ギブソンのレスポール・スタンダードを使用
ボディカラーはブラウン・サンバースト
全身を潔いくらいに黒い衣装で統一
色々なバンドのサポートミュージシャンとして活動
自身で作曲も手掛けるそうだ
素晴らしいなあ

ヴォーカルにはエルビス青木
バッチリとリーゼント&もみあげで決めている
白いジャケット、ジーンズ、黒皮靴と言ういでたち
見るからにエルビス・プレスリー・フリークだ
過去にはファンクラブにも所属していたほどさ
現在はコミュニィFM(FMいい朝)のパーソナリティを務め、アイドルの紹介、情報を届けている
赤い三ヶ月型のタンバリンも軽快に打ち鳴らしていたよ

そしてリード・ボーカル&コーラス&PER(コンガ、タンバリン)にはリーダーの御大フジリン
バンド名に名付け親
メンバー達から持ち上げられてバンマスに就任したという経緯があり((´∀`))
自他ともに認める生粋の音楽好き
(眼鏡と黒いハット、ジーンズのshirt、パンツ姿)

・・・・と、ずらり凄腕軍団を配すという布陣

前置きが大変長くなっってしまったけど、徐々に神秘のベールを脱ぐ時が訪れた
このライブを、今か今かと、待ち焦がれていた人達の多いことよ
見逃した人は、孫の代まで後悔するよん
以前に見た人達は、あの感動を再びだ
(この日も対バンさんらがブレーメン・クラブ・バンド列伝に心酔していることが判明した次第!)
しつこいようだけれど、何度でも繰り返すよ
ありそうで中々いなかった、このコピー・バンド
永遠に光り輝く憧れのアイコンだ
皆さん、ご一緒にアドレナリンを噴出しまくりましょう!!
正に今がその時!!!
早速いってみましょう!!

ステージの入れ替えにはたっぷりと10分が用意されている
・・・・(-_-;)

ステージ上には、メンバー達がふてぶてしく仁王立ちというアンバイ

もうこれはライブレポートの域を超越しているね
とりあえずは文字による実況中継のはじまりだ

ブレーメン・クラブ・バンドはライブの度に、あちこち捻りや新たなアイディアを加えている
ダラダラと惰性に任せて、ライブの垂れ流しは決してしない
新鮮な息吹が漲る実験も加味

名刺交換代わりとばかり、事前に決めておいたサウンドチェック用の曲で各自は調整
マイケルちゃんは例の曲のエンディングをなぞる
バンド仲間たちに、シンバル・スタンド類の運搬やセッティングを手伝ってもらったケイコちゃんは、試しにスティックで連打
オーディエンスは来たるその時を、息ひそめての注視
「ちょっとウォーミング・アップさせてください」とフジリン
小手調べとばかりにセットリストからのサワリを披露
まずまずの仕上がりだ
北岡ちゃんが演奏を止めて随時、スタッフらと綿密なる詰めを図る
各楽器の音出し調整を経て、マイクチェック、音量バランス、機材やモニターの返り、オープニングのタイミングを確かめる
これ大事な事さ
よし、申し分なし
セッティングは完了しているので十分に余裕があります
ナカムラマスターとフジリンへ、アイコンタクトを送って、準備万端整いました!!

さあ、そろそろ幕開けと参りましょうか!!

賑やかでノリノリのBGMに導かれてワイヤレス・マイクを手にした司会進行役も請け負うマスターがステージの後方カウンター内からバンドを声高らかに紹介
((´∀`))

「お待たせしました!
目玉バンドの出演ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演してきましたね
私は司会進行もあるのでバタバタです・・・(-_-;)
フジリンと2人でMCを交互に担当させていただきます
実は私もベーシストなんですけどね・・・・・((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内でフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
飲み過ぎにはご用心ください
それでは心行くまでにお楽しみください
ブレーメン・クラブ・バンド!!」

遂に爆発する時が訪れた
格別な音像をお届けしようじゃないか
皆、覚悟はいいか!
行くぜ!
なんまら力が漲ってきたぞ
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
OK, COME ON BABY!!
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)



BGMが徐々に小さくなる
メンバー同士が合図を送りあって・・・・



オープニング曲は王道路線で・・・・グランド・ファンクの「アメリカン・バンド」!
偉大なるGFR1973年7月2日リリースのシングル
バンド初のナンバー1に輝いた魅力満載な永遠の傑作
トッド・ラングレンがプロデュースした、7作目の同名アルバム1曲目に収録
まさかのイントロドラムから波状攻撃スタート
カウベルを豪快に交えた個性溢れる素早いスティックワーク
懐かしいなあ
ドンブリューワーを忠実に再現した様にはお口あんぐり状態
(本人曰く今回は成功したとのこと!((´∀`*))
あれは熟練者でも難しいらしい
既に脳天ヒューズもスパーク状態
あのあまりにも有名すぎるギター・リフを颯爽と奏でてのスタート
これにて掴みはバッチリとOK
もうねえ、序盤からぶっ飛んでしまったわいな
個人的にも思い入れが強いんだもん
我が青春ソングが豪快に轟き渡る
そこへフジリンが、ドスのきいたボーカルをソウルフルに熱唱
本人が言うには「ゆる~くいきます」
なんのなんの、どうしてどうしてだ
言葉を失うほどの勢いは、圧巻の一言
情け容赦なきハードな攻防の連続
後半に登場するギター・ソロではツインでハーモニーを奏でるという贅沢さ
いずれにしても6人編成だとは到底思えないほどの迫力
これに本家同様キーボードが加わったら鬼に金棒だ
フロントマン同士が目を合わせて、お互いに不敵な笑みを浮かべる
バック陣もがっぷり四つに組む
このアグレッシブなフォーメーションが快感だ
アドレナリンの噴出が止まらない
蛇足ながら・・・B'Zの初期ヒット曲「ブロ―イン」をラジオで聞いた時の衝撃も鮮烈でした・・・・(-_-;)


「サンキュー
ええ~~、どうもありがとうございます
ちょくちょくとここには出演させてもらっていますよ
今日は札幌からも2バンド来ていますよ
そういうわけでして最後までよろしくお願いします
次の曲は・・・・トウテイ・フルーティ!」
満を持して出た!
ロックンロールの超スタンダード・ナンバー
1955年の暮れにR&Bチャートに入り、第2位まで登り詰めた
リトル・リチャードの代表作
誰もが認める偉大なイントロとアウトロを擁する
もしかしたら「A WOP BOP A LOO BOP A LOP BAM BOOM!」というドラム・パターンをアーティストが歌った唯一の曲かも
ここでは当然のごとくエルビスの出番だ
ただひたすらにシャウトだ
待ってました、とばかりに客席から勢いよくツイストのダンサーが飛び出し嬉々として踊り狂う
一瞬でその場は往年のロカビリー時代へとタイム・スリップ
目にも眩いミラーボールの照明もド派手にクルクルと回転していてすさまじい光景を展開する
この歌詞はとっても卑猥な内容らしい
タイトルは「全てが果実」という意味
まああの頃この手の曲は大体そんなもんだ((´∀`))
おお!!
ANの歌姫とパープル・ブリンガーのリョゴもホール中央にてステップを踏んで踊り狂っているではないか
マサはすかさず激写の連発

フジリンによるMC
「体力に自信のある方はどんどんと前に出てきて一緒に踊りましょう!」
マスターから業務連絡
「シングル・ピックアップをマウントしているストラトキャスターは蛍光灯のノイズを発生しやすいので気を付けてください・・・・」
((´∀`))

「マイ・シャローナ」
1979年に発売されたザ・ナックのデビュー・シングルで代表作
当時は髪型、衣装、サウンドなどから「第2のビートルズ」と話題になった
札幌にも厚生年金会館で1度だけライブを行った
この曲はビルボードホット100で5週連続1位を記録
日本でも大ヒットした
アルバム「ゲット・ザ・ナック(第1位に輝いた)」7曲目に収録
あまりにもインパクト強烈なリフがキモ
メンバーのダグ・フィーガーの恋人をタイトルに冠して構成された曲
明るくドライブするGのオクターブを主体としたベースラインが延々と全体を牽引
ここでは北岡くんがリードボーカルを担当
美味しい所を独占体制の心憎い奴だ((´∀`))
そこに負けじと絡みついてくる紅一点のケイ子ちゃんが叩く爆音のドラムも圧倒的な存在感を誇る
フジリンはマラカス、エルビス青木はタンバリンに専念
延々とバッキングにとまわる
破壊力も満点にマイケル前山のギターが炸裂する
一瞬のブレイクも緊張感で一杯
カッコいいアクセントといい、もう息も絶え絶え状態さ・・・・
とにもかくにもこのバンドのメンバー達は曲ごとに目まぐるしくパート・チェンジを施す
非常に器用な才能あふれる人たちの集団

ここで一旦雰囲気を整える意味でメンバー紹介
一人一人を懇切丁寧にリスペクトを込めて愛称でコール!
仲の良さがこちらサイドにまでホッコリと伝わってくるよ

「賑やかな曲をお送りしましたので次はグッとムーディーにセクシーなサンタナのナンバーで迫ってみたいと思います・・・・
ブラック・マジック・ウーマン」が飛び出したよ
思わず唸ってしまいました
1970年リリースのセカンドアルバム「天の守護神」に収録されていた初期サンタナの代表作
全米4位を獲得した
オリジナルはイギリスのバンド、フリートウッド・マックが1969年リリースのアルバム「英吉利の薔薇」に収録していたもの
当時はディスコでもすこぶる人気が高かった曲だ
フジリン、今度はシェイカーを手に、リズミカルに軽快に振っている
ここでは北岡君はキーボーディストに変身(使用楽器はローランドJUNO-G&コルグSP)
怪しくもドラマティックな鍵盤さばきを披露
変形のマイナー調で、歌詞は非常にブードウーっぽい
こんな曲を生み出した伝説のギタリスト、ピーター・グリーンってやっぱり凄いです
マイケル前山にはカルロス・サンタナが憑依したかのように次々と官能的なフレーズを紡ぎ出す
まるでギターを愛撫しているかのよう
あまりにもブルージーで渋すぎる
黒っぽく悩殺的で怪しくうねりまくるフレーズ
泣きのギターフレーズだけでも完全にいっちゃってるし・・・・
思いっきりサスティーンを効かせたピッキング
レスポールがよくお似合い
タメが抜群なリズムセクション
一筋縄ではいかないことがこれ一発で証明された
またもやブレーメン・クラブ・バンド・ワールドに一瞬でオーディエンスは引き込まれてしまいました
不覚にも納得のいぶし銀な一撃を食らってしまった

熱演を繰り広げたマイケル前山は愛器のレスポ―ルのネックをクロスでゴシゴシと拭いている
ナカムラ・オーナーはケイ子ちゃんをちょくちょくといじくっている
最早ツーカーのお付き合いなんだねえ

「まだあるからねえ((´∀`))
もうちょっと我慢して・・・・
次の曲は50年代の…・ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ・・・・あ!?、違った・・・・(-_-;)
フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン」
ジャズのスタンダードもさらっとこなすのかいなあ
「私を月に連れて行って」といった意味
1954年4月リリース
といっても一般的に知れ渡っているアレンジとは装いをかなり異にしている
その後4分の4拍子のボサノバ風に書き直されたものがよく知られたアレンジ
1964年にフランク・シナトラがカバーして爆発的なヒットとなった
この録音テープはアポロ10号、11号にも積み込まれ人類が月に持ち込んだ最初の曲になった
2000年の映画「スペース・カウボーイ」のラストシーンでも使用されているよね
全体を覆うような甘くほんのりと染み入る大人の旋律にまたもややられちゃった
遂に出た
ケイ子ちゃんはステックからワイヤーブラシに切り替えて淡々とアンサンブルを牽引
ここでも北岡くんは鍵盤奏者のポジションをキープ
ボーカルのフジリンはコンガ、エルビス青木はタンバリンを担当
手を変え品を変えの采配
バリエーションも豊富に彩りを添える
しかしブレーメン軍団が一体全体どれだけの引き出しをもっているんだろうねえ・・・・

「はい、ありがとうございました
次でもまたパートのポジションが替わります
北岡くんが大活躍
マルチプレイヤー…言い換えれば・・・・器用貧乏( ´艸`)
・・・・・ザットル・ビー・ザ・ディ」
慣用句で「そんなことはありえない」という意味
歌詞も主人公が恋人に対して単なる強い思い込みを歌っています
ザ・クリケッツのシングル
1957年5月27日リリース
アルバム「ザ・チャーピング・クリケッツ」7曲目に収録
ビルボード誌のR&Bチャートで最高位2位、全英シングルチャートでは3週連続で第1位を記録した
多くのカバーがあるけれども中でもリバプールのスキッフル・バンド「クオリーメン」(後のビートルズ)も記念すべき初めての録音の1曲となった
このジャンルならばエルビス青木の真骨頂
待ってました、とばかり全身全霊を目いっぱいに込めて魂の熱唱を繰り広げる
お手のものなのでしょう
嬉々としてステップも軽やかに喉を振り絞る
当然のごとく応援チームもこぞって参戦
ボールルームのごとく(本来はパブ)腰を振って手拍子打って腕を振り回す
一緒になって歌う者もいれば歓声をあげる人も見受けられます
随所に散りばめられた遊び感覚が程よく微笑ましい

「皆さん、楽しんでいますか
残すところ2曲となってしまいました
・・・・・アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」
これも微妙なニュアンスまで、完コピしているのですよ
そうとうの自信がなければセレクトできないはず
メンバー全員がイキイキとエンジョイしているご様子
セットリストのセンスがいいねえ
ここでは、な、な、何と掟破りの反則技で北岡君と白木くんがベースとギターを交換
史上最高の天才コンポーザー・コンビ、ポール&ジョンがあの若さですでに、独自のロックンロールスタイルを確立していたという証でもある非常にライブ映えする名曲
聞かせどころは、やはりそのバックで縫うようにメロディアスなラインを描く天才ポールのベースライン
というか、この曲最大の功労者はポールですからね
チャックベーリーからニュアンスを得て完成させたそうですが、こちらのほうが断然に歴史に残ったね
単純なそこいらの3コードR&Rソングとは一線を画す革命ロックだ
なんら言い過ぎではないと思うよ
実はこれをリクエストしてベース&ボーカルを貫いたのはやはり北岡くんのであった
わかっていたけど・・・・
そのポールに扮したい気持ちが痛いほどに理解できるもん
なりきり度が超半端ない
ダメ押しとばかりに後半でもフジリンとのツインリードボーカル
ちなみに本採用はされていないようですが、「その時ハートは盗まれた」という邦題が存在したそうです
別段、これといって憶える必要のないミニ知識(笑)

「それでは最後の曲となりました
グランド・ファンク・レイルロードで・・・・ハート・ブレイカー」
まさかここまでやってくれるとは・・・・
涙腺も崩壊寸前
1969年のデビューアルバム「オン・タイム」7曲目に収録
シングルカットもされたハードロックの古典とも呼べる曲
US HOT100では72位を記録
はっきりと申しましょう
アメリカン・ヘヴィメタルの元祖ですよ
彼等がいなかったらエアロスミスもキッスのヴァンヘイレンもどうなっていたやら
影響力は計り知れない
もっと再評価してもいいはずさ
ちなみのこの曲は井上陽水「傘がない」やフラワー・トラベリン・バンドの「ウーマン」などにコード進行を参考にされている
この曲はボーカル・フジリンの世代ならばど真ん中直球
一挙にほろ苦い青春時代へとタイムスリップ
マイケル前山氏も意見を述べたらしい
拘りが強く表れている面は如実に伝わってくる
だからこそ物足りない編集を施されたシングル・バージョンではなく完全版にトライしてもいる
GFRからグランド・ファンクへ
トリオからキーボード加入で4人編成へ
微妙に演奏がポップ化の傾向になった部分なんかも取り込んでいるよ
ストレートでタイトかつシンプルに挑んだ意気込みに乾杯
中間でそれまでの轟音からいきなり静かなアルペジオへ
それに追随するメロディアスで素早いベースラインもパーフェクト
聞き逃さなかったよ
だってマサが高校生の時にベースで初めてコピーしたのがこの曲
ライブでも十八番だった
だから細部まで熟知している
3度目のGFR来日公演(再結成)も武道館で飛び跳ねながら熱狂して観た
そういう事柄までフラッシュバックさせてくれたことにも感謝いたします
畳みかけるようなエンディングで終了
引っ張りに引っ張ったエンディングで堂々の爆発的なフィナーレを迎えた


「サンキュー!
また会いましょう
ありがとうございました」
ところが、そうは問屋が卸さなかった
熱烈にアンコールの声が多方面から飛び交う
マスターも先導して煽りまくる
酔っぱらった観客も続々と手拍子で景気づけ
「それでは、もう1曲よろしいでしょうか!!」
「いいぞ!やれやれい!!
ただしスモーク・オン・ザ・ウオーターやバーンはやらないでね
かぶるんで・・・・(前に出演したパープル・ブリンガーのこと(´∀`))」
「オーケー
それじゃあ、ちょっと押してはいるけど、お言葉に甘えましてご機嫌なのをぶっぱなします!!」

さりげない、チューニングタイムを経て・・・・
「ワイルドでいこう!」
BORN TO BE WILDが原題
全てのロックファンにとって最高のアンセム
一発屋と呼ばれるステッペン・ウルフが1968年5月にリリースしたサード・シングル
ビルボード誌では3週間に渡り最高2位を記録した
アルバム「ステッペンウルフ」に収録
血沸き肉躍るとは正にこのこと
自然とニューシネマの金字塔「イージー・ライダー」の爆走シーンが誰もの目に浮かぶ
初めてヘヴィメタルという言葉が2番の歌詞に初めて登場したことでも有名
むさ苦しいくらいに歪んだギターのフックと無骨な男臭さのサイケデリックな演出はピカイチ
高らかにタイトルを歌い上げるサビはラーガっぽい・・・・
今でも全く色褪せないブラックミュージックに根差したやさぐれ具合と重厚さの応酬に腰が抜けちゃう
エモーショナルなマイケル前山のチョーキング
北岡くんは咄嗟にしつこいくらいの荘厳なる音数で応戦
余力を振り絞って締め括りはやはり一丸となってのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い
締め括りは、怒涛のギターとキーボードによる熾烈を極めるソロ・リレー
タメにタメを効かせて弧を描くようにグワアッと音量を上げ、突然のフィニッシュ・クラッシュ
儚い終焉を告げる
そこから一気呵成に終曲を迎える
自然な曲の繋がりは抜群で、バッチリと大団円を迎えた
ハッと息を飲む
我に返ったかのように直後に歓声が店内にいつまでも溢れる
お祭り騒ぎの醍醐味だね
だからこそ、やめられないライブイベント出演

「どうも今日はありがとうございました
ブレーメン・クラブ・バンドでした
まだ、この後もイベントは続きますよ
最後までゆっくりと気軽に楽しんでいってください
本日はありがとうございました!
どうぞ、今後共よろしくお願いします
((´∀`*))
興味のある方はぜひともお越しくださいませ
また、ライブイベントの話もあれば、どこでも駆け付けますよ(笑)!!」

安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ
観客の方々も和気藹藹と賑やかだ
怒涛のロックショーは完全燃焼で終了
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした

フィナーレを迎えたブレーメン・クラブ・バンドは、汗びっしょりで達成感に満たされて席に戻っていきました
爽やかな疲労感にもまみれてね
観客席のあちこちからは感動の声が漏れ聞こえてきた
それも致し方ないだろうね
正直な感想なんだもん
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

本当にお疲れ様でした
感謝感激雨あられ状態だよ((´∀`*))

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


司会進行役の中村マスターも後方カウンター内からマイクを手にアナウンス
「ありがとうございました
ブレーメン・クラブ・バンドの皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた
やれるだけのことはやりつくした
上機嫌のメンバーらを見れば、それも一目瞭然
熱気ムンムンだね
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた
ソフトドリンクがすこぶる美味しいだろう!!
このバンドの今後の大躍進にも期待していますよ!
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう
まあ、それは次回のお楽しみとして大切に取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした

ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ
6人も後のイベントをたっぷりと堪能していましたよ
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ
それぞれに目指す音楽は微妙に違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています
ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時を満喫していってください!!

****この熱量そのままにお次も負けてはいられません
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢だあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
壮大なる往年の洋楽シカゴのカバーオンパレード・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
正真正銘にヤバい奴ら揃いだ・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」
近年復活したABBA で「チキチータ」
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
10CC「アイム・ノット・イン・ラブ」
グラス・ルーツ「恋は二人のハーモニー」
サンタナ「君に捧げるサンバ」

 ****さあ、残すところは1バンドとなりました!!(笑)****











































 

















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