クワイエットライオット
何といういかしたバンド名だろ。
ライオットではなくクワライの方ね。
でもこのバンド、デビューから2枚目までは本国アメリカではリリースされなかった…。
日本では発売されたけど結局は全く泣かず飛ばす。
でもギタリストのランディローズがソロになったばかりのオジーオズボーンのバンドに加入した途端に情勢が一変した!
まさに天使と悪魔のジョイントだ。
クワイエットライオットの元ギタリスト??!
いきなりクワイエットライオット幻のアルバム2枚は高値取引の対象だ。
ランディローズの弾き出すフレーズが俄然注目の的に。またルックスも美しいから尚更人気沸騰!
エディヴァンヘイレンと並び称されるまでに。
盟友ルディサーゾもランディの紹介にてオジーバンドへと迎え入れられた!
さあ、来日に期待ワクワク…の時、あの飛行機による悲劇が訪れた…( i _ i )
さて、クワイエットライオットの残されたメンバーたちはバンドを牽引。
時はNWOHMブーム!
その勢いにのってクワイエットライオット起死回生の3作目アルバムはヘヴイメタル史上初のNo.1に輝く!
伝説のスレイドの名曲をカバーしたシングルも大ヒット!
そして遂に初来日が実現した!
私は中野サンプラザのライブを目前で体験した!これは忘れられない衝撃だった。
席はルディサーゾの真前!
クワイエットライオットは一番ノリにのっていた時期だけにワイルドなハードロックンロールパーティー宜しくド派手にブチかましてくれた!
中でもルディサーゾの全ては震えがくるほどに感動した。何もかも!ルックスもスタイルもプレイしている姿もファッションも!一挙手一投足に。
オジーのライブ映像は事前に見ていた。あのブラッドギリスと激しくネックを振り回すステージ。
でも生で目の前で絶えず繰り広げられるアクションにはやられっぱなしだった。
ベーシストでこんな動きできる人がいたんだあ!
この後に見たラットのフォアンクルーシェも負けないくらいにアクロバティックなんだけど、結構冷めた目で見ていたくらいだ。
オジーのライブを見た友人はボブデイズリーが棒立ちなのに不満をもらしていたし。テクは申し分ないんだけどね。
ルディから何度もアイコンタクトをもらい最後には汗まみれのバンダナ2枚重ねを首から外し放り投げてくれた!
長い髪の毛がぐるぐる巻き付いていた。
これらは今も大切に保管している。髪の毛はアルバムにファイルしている。
門外不出の永久保存お宝だ。
ところがこの来日ライブでランディはバンドから散々嫌がらせをうけていた。
インタビューに参加させてもらえない。ライブではスポットが当たらない。彼のみ手を繋いでもらえない。ベースチェンジしても音が出ない。コーラスやってる最中にマイクスタンドがガタンと下がるなどなど。
酷い扱いなのにそんな事、微塵も感じさせないパフォーマンス!一番カッコ良かった。プロフェッショナルだね。
もちろん直後に脱退してホワイトスネイク、DIO、イングヴェイのバンドなどを渡り歩いてる売れっ子だ!
クワライとは仲直りしたみたいだけどロックビジネス界はホントにシビアだなあ…。
クワイエットライオットは度重なるメンバーの脱退、解散、再結成、出戻り、そしてケビンダブロウ、フランキーバネリらはすでに故人…。
オリメン無しでもクワイエットライオットは活動しています。
もちろん黄金期は初来日の頃だ。今日はランディローズのバースデー🎶㊗️🎊
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