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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,204 FRIENDS LIVE81 IN LUA RELVA1(宇宙図書館編)

2023-09-20 13:15:47 | Live Set List
はい、さてさて、早いもので後半戦へと突入ですよ。
皆さん、心して読むようにお願いいたします。

この熱きライブレポートは意外にも数多くの方々が読んでくれているそうで、ラ
イブ会場はもとより、スタジオ、SNSなどで好評を得ています。
非常にありがたいことだ。
たまには辛辣なことを言ってくる輩もいますがね・・・・(-_-;)
そんな色々な嬉しいコメントをいただくたびに、単純な私は益々燃えてくるのですよ。

さあ、それではいざ!!

この今年オープンしたばかりの東雁来に位置するライブハウス「ルアレルバ」
今、札幌界隈では話題沸騰。
要注目のハコです。
何から何まで至れり尽くせり。
吹き抜けの2階建て。
楽屋も各階に設けられていてゆったりとしたスペース。
もちろんオシャレな観客席、広いステージ、一流品の機材類、派手な照明、懇切丁寧なる一流のスタッフ陣。
音響も申し分なし。
初めて訪れた人は絶対、ドアから中に入った瞬間に感嘆の声をあげるのです。
それも致し方なし。((´∀`*))

サッポロフュージョンシーンのテクニカルなドラマーでもあるナカヤマオーナーが遂に果たした夢の世界がこのスペース。
まだまだ、序の口で、構想はドンドンと広がる一方。

この日、熱演を繰りひろげてくれたバンド達の熱気で会場内は熱気でムンムン。
ほどよくムードは高まっているようだ。
満絵を持して登場のバンドは・・・・

「宇宙図書館」
7、18:00~18:30
11人編成というこの日に中でもかなりの大所帯。
初のライブとのことですが、顔ぶれを見たらば、よく知るメンバーばかりだぞ((´∀`*))

このバンド名を聞いたら、ピンとくるでしょう。
長年にわたり、日本が世界に誇るニューミュージック界の女王ユーミンのカバーバンド。
2016年11月2日にリリースされた38枚目のアルバムタイトルで、曲名でもある。
残念ながら時間の関係上、この曲は演奏されなかった・・・。
それは次回までのお楽しみということで取っておこう!

人数が多いゆえにセッティングに四苦八苦だ。
ズラリと華麗に居並んだ早々たる面々。
圧倒的に女性陣が多い。
これは良い事。
やっぱり花があるもんなあ。

メンバーの紹介をば・・・・。

センターフロントに位置する妖艶なるボーカルは・・・SAYA。
久し振り!
茶髪のロングヘアでハンドマイク。
白いシャツにスニーカーとスカートをラフに着こなす。
バービーボーイズのコピーバンド、ブラックリストでは何度も対バンを組んだね。
この日は愛妻家のシンガー、マオくんがバッチリと応援に駆けつけていたよ。
彼もポルノ・グラフィティのコピーバンド、僕のグラフィティで頑張っているよ。
実はドラムがオカちゃん、ギターはシンちゃんなのだ!

キュートなコーラスガールは3人という贅沢さ。
お揃いの黒半袖シャツとカラフルな髪飾り付き!
・・・トモちゃん(オープニングアクトのブレッツアにも参加していたね)茶髪のロングヘアと眼鏡姿はお馴染みのスタイル。
ロングのスカートのは青

・・・おかゆ(札幌出身の実力派の美人演歌歌手と関係あるのかな?!
やはり本名は「ゆか」?)
スカートは黄色。

・・・チャーミングなしのぶさんは赤のスカート。

ギターは・・・MONOO
ブルー・ボディカラー。
ローズ指板
ピックアップの配列はSSH仕様。
ゴールドパーツでロックユニットをマウント。
shirt、パンツ、靴に至るまで徹頭徹尾に黒で統一。

ベースは・・・多方面でジャンルを問わずに活躍中の人気者、しろくまくん。
いつもはウッドベースというスタイルだけど、この日は珍しくはもフェンダー・プレシジョンを使用。
新鮮でなんまらと渋かったよ。
3トーン・サンバーストのボディカラー。
ローズ指板。
キャップ、ジャケット、パンツは全て黒。

ドラム・・・ペースケ
首に巻かれた黄色いバンダナが1ポイント。

エレクトリック・パーカッション・・・眼鏡姿のグラニューの君。

キーボード・・・みい。ローランドJUNOーDi
ブラウス、スカート、ヒールに至るまで徹底して黒というこだわり。
長い茶髪にさり気ない花の髪飾りが目を引く

アルトサックス・・・引っ張りだこのレディ、この日はこの後STAでもプレイ。
もう彼女に関しては説明不要。
サッポロのキャンディ・ダルファーも頭に花飾りで自己主張を図る((´∀`*))

テナーサックス・・・眼鏡姿のヒロトくん。
全身が黒ずくめ。
(ついこの間、江別ライブでSTAのメンバーとして参加。
その前にはゴールドストーンでサザンのコピーバンド、エロチカ・ヘヴンでもプレイしていたね)

どうです、凄いでしょう。
もう期待にワクワク!。
見るからにゴージャス!!

前置きがとっても長くなっちゃった。
焦らすのはもうこのくらいにしておいて、いよいよ本編へと突入とまいりましょうか!

ALL RIGHT!
ARE YOU READY!?
LET’S GO!!

オープニング・ナンバーは
「青春のリグレット」
マニアックなセレクション。
ああ、懐かしい響きのメロディ。
1985年11月30日にリリースされた17枚目のオリジナルアルバム「DA・DI・・DA(オリコン週間チャートでは見事に1位を獲得!)」の8曲目に収録。
ピアノのコード弾きで始まる、ストレートな8ビート・ロック。
切なく甘酸っぱい胸を締め付ける記憶がヒシヒシと脳裏に蘇る。
これは誰のリクエストなんだろうか・・・?
とっても、気になるなあ。
これ、ユーミンの秘蔵っ子、麗美のバージョンも有名。(アシッド・ブラック・チェリー、今井美樹も後にカヴァー)
麗美はシングルカットをしています。
麗美がスローテンポに対してが、ユーミンはミディアムな屈指のアップテンポで明るく弾けまくる。
王道路線をまっしぐらに突っ走る、これは大正解!
Bメロ前のクロマティックな特徴的アレンジや、軽快に吹き込まれるサックス・ソロが心憎いほどに轟き渡って聞かせる。
恋人たちの別れが迫る描写が目に浮かぶよう。
サーヤはリスペクト精神をたっぷりと込めて懇切丁寧に歌い紡ぐ。
インパクトたっぷりで、掴みはすでにオーケー!
透明感溢れる素晴らしい魅力が満載の隠れた名曲!!

「ありがとうございます!
私たちは宇宙図書館と申します。
皆さんのよく知っている曲をチョイスして一生懸命に歌っていこうと思います。
2曲目は・・・・ディスティニー・・・・」
これまた通受けしそうな破壊力あるカッコいい定番曲。
「運命」「宿命」を意味する。
うるさ型が感涙に咽び泣くこと請け合い。
1979年12月1日にリリースされた8枚目のオリジナルアルバム「悲しいほどお天気(オリコン週間チャートでは最高ランキング6位を記録した)」4曲目に収録。(ハイファイセットがカヴァー)
究極のドラマティックなストーリーに痺れるポップソング。
感動的な歌詞も当たり前だけど秀逸。
観客はそれぞれに思い入れたっぷり、ポジティブな感覚に酔いしれて感情移入しているのではないでしょうか。
それも一興。

「どうもありがとうございます。
でしゃばることなく、存在感をアピールしていきたいと思いますよ。((´∀`*)
続きましても、懐かしい静かな曲です。
流行っていた当時を思い出しながら、しんみりと浸ってみてください。
ユーミンで‥‥中央フリーウェイ!」
1976年11月20日発売の4THオリジナルalbum「14番目の月(独身時代最後のアルバム。週間オリコンチャートでは最高1位を記録)」に収録。
中央自動車道の光景が、沸々とフラッシュバックするよ。
東京の高速道路が舞台なんだけどね・・・・(-_-;)
硬軟織り交ぜた絶妙のセットリストには、舌を巻いちゃうけど、ここでも同様。
誰だって名曲を取り上げたいのは同じ心情。
でもそれと実演するのは別の話。
他では単なる自己満足型で痛い残念プレイがほとんどを占める中、宇宙図書館は決して大げさではなく素晴らしすぎるほどにパーフェクト。
なんたる度量の深さとテクニック。
特筆すべき点はアンプ前でロッコ・プレステアのごとく、黙々とアクセントを刻み続けるシロクマくん。
普段は滅多にやらないサムピッキングを披露しているではないか。
隠し味のように控えめにだけど、効果絶大。
曲へ、より壮大なフレイバーを散りばめる役目に貢献。
野心的で複雑な構成を、キラキラした雰囲気と陰影のある余韻も再現する度合いが超半端ない。
最前列の特等席エリアでは、名物ダンサーのアベさんが一緒に口ずさみながらも軽やかなるステップをふみつつダンシング。
白いTシャツの背中には「さらけ出せ」の力強い文字が!
アベさんがライブに着てくるシャツの文字も毎回話題の的。

「2回目のライブは12月3日にスターライトです。
きっと、冬の歌をやりますよ・・・(多分、あれやこれだろうなあ・・・・(´∀`*))
・・・・真珠のピアス」
ユーミンは膨大なるビッグヒット曲があるのに、このバンドはあえてコアなところをついくるね。
鳥肌が立つほどに、唸るものが漲っている。
この特徴的な失恋曲も、シングルカットはされていないもん。
それでも、全てにおいて永遠のスタンダード化としても、意義を唱える者など皆無といえるほどの段違いなスケールを誇る。
1982年6月21日リリースの13枚目オリジナルアルバム「パール・ピアス(当然オリコン週間チャートでは1位を記録)」2曲目に収録。
いつまでも色褪せない、アーヴァン・サウンド・オブ・ユーミンの最高峰。
アンニュイなムードが目一杯漂う、正に最高のベタなジャパニーズAOR。
猛暑続きだった今夏にはうってつけ。
山下達郎ばりの都会的なギター・カッティングで始まるところがツボにはまる要因。
和ブギー派にとっては琴線がとことんまで震わされる奏法。
達郎「スパークル」カシオペア「アサヤケ」、そしてこの曲は3大ギターカッティングを密かに呼ばれている!!!
文句なしに賑やかなギターソロも冴えわたっていて匠の技を披露。
新鮮で絶妙なグルーブをブレンドしたエヴァ―グリーンな輝きをこれでもかあ、というほどに放ってくれる。
男どもにとっては、ちょっと恐ろしいくらいに生々しき鋭い恨み節ではあるが・・・・(身に覚えのある野がわんさかと冷や汗・・・・)

「去年はユーミンがデビュー50周年ということで、あちこちで話題を振りまいていました。
真夏の夜の出来事・・・・」
最もドンズバ夏の曲をチョイスとは乙な計らい。
松任谷由実の24枚目のシングル。
1993年7月26日にリリースされた。
album「U-MIZ」に収録。
オリコンチャートでは2週連続1位を記録して、めでたく初のミリオンセラーにも輝いた。
自身最大のヒットシングルとなっている。
で、このバンドのサプライズが炸裂する瞬間が訪れた。
イントロ中、コーラス・トリオがサーヤを取り巻くように壁を作る。
パッと開いた時、サーヤは絢爛なる衣装に模様替えしていた。
その間、10秒ほど・・・。
この曲も、他のバンドが演奏しているのは、ちょくちょく見ているけど、宇宙図書館は別格なクオリティの高さ。
圧倒的に、その狙いは的中したようだ!!
この曲の聞かせどころは案外見逃されがちなんだけど、特徴的な珠玉のベース・フレーズだと思う。
縁の下の力持ちに徹しつつも、しっかりとボトムをキープするシロクマくんの姿はお手本のようだ。
リズムセクションのコンビネーションも阿吽の呼吸。
そして、もちろん踊れる躍動感と、エキゾチックな曲調もお約束。
痒いところに手の届く様な心意気。
大人の激しい恋愛の熱情を、わかりやすくラテンチックに表現しているところがミソなんだろうね。

間髪入れずに次へと雪崩込み。
「ラストの曲にいきますね。
踊ってください。
歌ってください!!」
泣いても笑ってもこれで最後。
「ルージュの伝言(リップスティック・メッセージ)」
出た!
揺れる乙女心・・・とでも申しましょうか…‥(-_-;)
問答無用に、最強の隠し玉が飛び出した。
荒井由実期の5枚目シングル。
1975年2月20日にリリース。
3枚目のalbum「コバルト・アワー」5曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング45位を記録。
音源に対して、ストリングスを加えてもクオリティに不満だった松任谷正隆氏は、達郎が吉田美奈子、大貫妙子らと集めてコーラスを作ってくれたおかげでクオリティ抜群のアメリカン・ポップに仕上げてくれたことに賛辞を述べている。
モータウン・ドウワップからの影響も見え隠れする。
このスキャットも散りばめたコーラスを宇宙図書館の3人娘が忠実に再現。
いい仕事をしていますなあ。
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るとはこのこと。
情熱的な熱唱はバカ受け必至。
サーヤの凛とした声質と、張りのある声量はグッとテンションを上げてくれるね。
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね。
いい汗をかけたようで笑顔も素敵だ。
大団円で、本当にお疲れ様でした。

****あとは残すところ3バンドのみとなりました。
HEY THERE EVERYBODY!
HERE WE GO!!****



















































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