今日8月6日は
ヒロシマ原爆の日。
あれから72年…。
数多くの映画やドラマ、書籍関連が発表され、もちろん音楽においてもそれを扱った曲が膨大にあります。
明るく軽快なメロディーや、美しいバラード中心なポップスではちょい題材としては辛いところがあるからなのか、あまり聞いたことはありませんね。
しかし、ロックにおいては反戦歌が膨大に発表されています。さすが反体制的な含みもあるジャンルらしく過激にね。
で、アルカトラズ。
レインボー脱退後にメガトンハイノートスクリーミングボーカルのグラハムボネットが結成した鳴り物入りヘビーメタルバンド。
ここから若き無名ギタリスト、イングヴェイJマルムスティーンが誕生します!
様式美をバックボーンにリッチーブラックモアからの影響絶大なる(本人は素直に認めませんが…)超速弾きギタリスト。
そのルックスと強烈なるキャラクターとライブアクションで話題を振りまき即スーパーギタリストの仲間入り。
傑作デビューアルバム発表後、来日公演を早々に実現。その際のライブアルバムと映像ソフトも発表。
直後にイングヴェイは脱退して自身のリーダーバンド、ライジングフォースを結成して誰もが知る現在に至ります。
話を戻して、デビューアルバムは名曲満載です。イングヴェイ作の素晴らしい構成の曲達がこれでもかというほどに詰め込まれています。
速弾き、リフ、グラハムの力強いボーカル、究極のヘビーメタルお手本のようなクラシカルアレンジ。
中でもちょい異質なる曲が「ヒロシマモナムール」
イントロの官能的ギター1音目から一気になだれ込むハードなエッジ。哀愁のグラハムによるボーカルがドンドンとヒートアップしてエンディングでは「ヒロシマ!!!」とシャウト。
歌詞の内容はちょっと誤解を受けそうな言葉も一部ありますが、痛烈なる核兵器に対する批判メッセージソング。
私もアルカトラズ初来日公演は、中野サンプラザで目撃しています。
もちろんこの曲を演奏したのもハッキリと覚えています。
曲を終えてグラハムは「ヒロシマモナムール。リメンバーヒロシマ!ノーモアウォー!フォエバー!」と語り、「イェー!」と大歓声。
因みにこの曲はプロモーションフィルムも制作されました。
あのキノコ雲のフィルムまで挿入されています。
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