
「STEELER」
このアルバム2枚は別のバンドです
同名異バンド
マニアならば、どちらもよくご存知のはず
まずはカッコいいロゴとライブフォトジャケットのスティーラー
何と言っても初代ギタリストで超有名
そうなのです!
あのスウェーデン出身のインギーがバカテクギタリスト発掘人マイク・バーニーの招きでアメリカに渡り加入したバンド
もちろんインギーのメジャーデビュー作
メンバー達も中々に凄い
ロン・キールはこの後に自身の名を冠したキールを結成(スティーラーのメンバーも在籍)
札幌のサーベルタイガーともコラボした
マーク・エドワーズはスティーラーのメンバーとサードステージアラートを結成
アルバムのプロデュースをインギーが担当して当時は話題になった
この後には日本でも絶大な人気を博したライオンでも活躍
しかしモトクロスバイク事故により重症に遭い残念ながらドラム人生を断念した…
結局スティーラーは数回のライブを経てインギーは4ヶ月で脱退…
よって度重なるメンバーチェンジを繰り返しつつも、このバンドのアルバムはこれ一枚のみ…(マイク・バーニーがプロデュース担当)
まあ、そうなるわな…納得(^◇^;)
インギーはご存知アルカトラスを経てライジングフォース、ソロでギター界に革命をもたらした
肝心のスティーラーのアルバムサウンドはLAメタルと様式美速弾きギターの融合
既にインギーはお構い無しに弾きまくっている
怪我以前だから絶好調のフィンガリングとピッキング
ただキールが結成したバンドだから、ほとんどの楽曲はキール作品
インギーは2曲のみ提供
でも思わずニンマリしちゃうようなフレーズがあちこちから飛び出してくるよ
かたや不気味なモンスタージャケット
この手のジャンルにはありがちなデザイン
でもそんなイメージなんて一瞬で払拭してしまうほどの洗練されたクオリティだ
こちらはジャーマンメタルバンド
で、これは4作目にしてラストアルバム
まずはハード&ヘヴイな楽曲の完成度が高い
インギー在籍の方よりも、こちらの方が素晴らしいと思うよ
これは掘り出し物かも
ハロウィンのプロデューサー、トミー・ハンセンとトミー・ニュートンが担当しているだけに納得
因みにこちらのスティーラー名はジューダスプリーストの曲名から命名したとの事
崇高なパワーとメロディにアドレナリンが噴出した
ギタリストのアクセル・ルディ・ペルーはこの後一躍名を挙げる!
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