THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (GOODIES編)

2024-08-03 00:04:44 | Live Set List
と、ここでバンドの入れ替え中にステージに現れたのは着物姿も美しいミス潮のお二人
開催される「潮まつり」のPRに訪れたようだ
「実行委員会」の男性がポスター持参でアナウンス
もちろんテーマソングも威勢よく会場内に流れた
一服の清涼飲料水のように爽やかな風がそよいだ

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40

熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
他にもご機嫌な音楽がこれでもかあ、というほどにあふれ出てくる 
ファンキー・タウン(リップス)、ミスティー・ハート(クオーターフラッシュ)チキチータ(アバ),ギミ―ギミーギミー(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)、スイング・アウト・シスター(ブレイクアウト)、ヴェンチャーズ(10番街の殺人)、バグルス(ラジオ・スターの悲劇)、オリジナル・キャスト(ミスター・マンディ)、レインボウ(アイ・サレンダー)、ザ・ビートルズ(レボリューション)&(アイ・フィール・ファイン)、ストーリーズ(ブラザールイ)、ハイヤー・ラブ(スティーブ・ウインウッド)・・・・

空気が多少はヒヤッとしてきたけど、グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

後半戦に控えしバンドは・・・・

12、17:20~17:45
「GOODIES」
(オールディーズのカヴァーです!)
札幌から初出演のバンド
つい数時間前に、このライブイベントで中森明菜カバー「テンダネス」、愉快痛快なる沖縄カバーバンド「ちむどんどん」を見たばかり
その時もはちゃめちゃにインパクトが凄ったけど
(セットリストは当然の事、MCから踊りからギャグに至るまで見事、明菜&沖縄一色に染まっていたんだからねえ!!)、このバンドは最早お馴染みの軍団

満を持して舞台へ上ったのは、この日3度目の登場となった彦ちゃんが率いるバンド。
私が見るのは1回目だから、とっても興味津々で楽しみにしていた。
噂にはずっと以前から聞いていただけに期待感でいっぱいさ

さてさて、この男がまたまたやってくれました。
ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、ライブイベントの雰囲気が全然違う。
そのくらいに北海道界隈では有名なる名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう。
そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

ここで回顧録をば・・・・
マサと彼とは、もう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにSTA、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そしてお互いに、壮大なる夢を語り合っては切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに対して、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルへと着手。

自主企画ライブなどを行いつつも、長年交流を重ねているのですよ
(相変わらず近年のイベントでも対バンが目白押しさ!)。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。
(サークルにも所属しているし、アコースティック・ユニットも持っている)
バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。


3年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた。
(VOは元パープル・ブリンガー、ショックスのトミーだ!)

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成しているようなことは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた
(ラズベリー、ヒコプロジェクト、先のテンダネス、この後に演奏するグッディーズ、そしてソフト・クリーム、チャーのコピーバンドなど。
以前にはクリエーションや横浜銀蝿のカバーバンドにも在籍
尾崎豊、浜田省吾、TMネットワーク、ビートルズ、沢田研二、単発もののセッションなどなど・・・・ああ・・・キリがない
ノータッチなジャンルは皆無かも・・・
今後もレディシンガーをフューチャーしたジャパメタを披露する予定。
そのためのリハにも、そろそろ取り組むようだよ。
一時たりとも歩みを止めようとはしない)。

で、今回のバンド・・・・・演奏技術の成長したその姿を、早くも見れるのだよ。
(開演前にマサ、斎藤氏、ヒコちゃんとの3者会談でも話題になった)
結果かい?
・・・・もちろん全てが想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
フェイスブックで予告していた、ヒコちゃんのメッセージに嘘偽りはなかった。
いやはやなんとも大した連中だ。
心底に感服しちゃった。

それはともかくも、 このバンド名を聞いたら即座に、ピンとくるよね。
まあ、余計なお世話様でしょうがね・・・((´∀`))
(・・・なんまらアクティブ!)
ニューバンドの発想を得て結成に至ったというわけだ。
今の季節や解放感に溢れまくった屋外にうってつけ
やはり目の付け所が鋭いしたたかなる奴さ。
計算高いなあ
しかし、その旬な行動力には脱帽。
誰でも夢や構想は描くもの。
そりゃあ、簡単なことさ。
でもヒコちゃんは、いともあっさりと実現しちゃうんだから。
典型的に圧倒されちゃう有言実行の行動派とは彼のこと。
まさか、こんなにもはやく現実化するとは。
これは誰が何と言ったって熱き人望に尽きる

いざ、蓋を開けてみたらば、お馴染みの連中がズラリだったけどね((´∀`*))
もうすでに常連の顔触れ。
心強き結束の固いヒコファミリー。
そして特筆すべきは麗しの歌姫。
彼女の加入は、今後の大きな武器となりえることでしょうよ。
歌唱力はもとより、存在感とルックスを含めてね。
羨ましいねえ。

そしてこのバンドにも、思いっきり注目が集まっているのは当然さ。

その前に7人からなるメンバーの構成をば・・・・・
(と言ってもよくみる顔ぶれでほとんどが網羅されている)

リーダー&ギター・・・・名物男のナイスガイ・ヒコちゃん
(愛器シェクターのメタリック・ブルーボディカラーを使用。
ローズ指板。
白いハット、黒いサングラス、ペンダントに赤のシャツ。ジーンズの短パンツ、サンダル姿)

リードボーカルは・・・フロントセンターに陣取る歌姫シーちゃん
白いネックレスとピンクのワンピース姿がとってもよくお似合い
白い手袋と黒いドットがチャーミング

べースは・・・いぶし銀のチャッピー
(目が絵とピンクのアームレストが1ポイント)
な、な、何とエレクトリック・ウッドベースを使用
ボディのないタイプでスティングを彷彿とさせる
彼は実は大昔STAのゲストで「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」をぶっつけ本番で歌ってもらったことがあるのだ
最近はあのエイジアのカバーバンドを結成して活動中
もちろんジョン・ウエットン役だよん

キーボード・・・帽子姿のヒロ
黒パンツ、白いTシャツの上に緑の開襟シャツを着こむダンディさ
ローランドを使用
スタンディングプレイ・スタイルがこだわりどころ

ドラム・・・ご存じ眼鏡着用の水野くん
啓成坂、マシェリ、他…数多くのバンドで最近叩きまくっている伊達男
メキメキと腕を上げて多方面からひっぱりだこの人気者
今後の彼の活躍にも要注目
この日も仲の良い啓成坂のメンバー達が応援に駆けつけてくれていたよ
嬉しい限りね
俄然、張り切っていつもの数倍パワフルなドラミングを展開していたさ

アルト・サックス・・・ミキティ嬢
最早説明不要の熟女
水野くんに負けないくらいあちこちのステージで必ずと言っていいくらいに見かけるぞ((´∀`))
彼女は元々、クラリネット奏者として吹奏楽団のメンバーだった
それがひょんなきっかけで小樽のロックンローラーことマッツ率いる矢沢永吉カバーバンド「Y-プロジェクト」に加入
その流れからSTAにも長年参加
更には方々のバンドからもひっきりなしに声がかかるようになり今日に至る
一体全体、どれだけのバンドに所属しているの・・・?
聞くのが怖くなっちゃうほどさ
相変わらず全身を超絶にド派手なコスチュームで現れた
頭にはでかいサングラスを装着
益々元気いっぱいのようで大変結構
この日はよく冷えた「シロクマプリン」をさりげなくマサに差し入れしてくれた
優しい面もあるんだよ
御馳走様でした((´∀`))

そしてコーラスガールは・・・ルミ子ちゃん
黒いTシャツと黒のスカートに白いドット姿でシーちゃんとのファッションバランスをさりげなくコーディネート

それでは前置きが大変長くなりました。
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配。
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なる懐かしいミュージック・ショーの幕開け。
このジャンルを扱うバンドは膨大に存在するけれど、こちらはいかに!?
お手並み拝見と参りましょうか
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))
1曲1曲が無駄なくコンパクトにまとまって短いから次々に飛び出してくるよ
正におもちゃ箱をひっくり返したかのようなサプライズの巧みな連続技

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした司会者兼主催者の斎藤氏がバンドを懇切丁寧声高らかに紹介する
((´∀`)ステージの下手から)

「はい、お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・そろそろ涼しい風も吹いてきましたね
まだまだゴージャスなバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心ください
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンドも力強いノリノリサウンド展開だからもの凄く楽しみですよ。
興味津々のジャンルは往年のオールディーズ・カバーが中心。
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどをよろしくお願いいたします!
それではグッディーズの皆さんです。
とことんまで楽しませますよ~~!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
COME ON BABY
HEY THERE EVERYBODY!
LET'S GO!
HERE WE GO!!

バンドは万雷の拍手によって堂々と迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


「こんにちは。
のってきたら遠慮なく、手拍子のほどをよろしくお願いいたします!!
・・・・夏に相応しいご機嫌な音楽をたくさんお送りします」と告げた

華やかに「ビー・マイ・ベイビー」で幕開け。
オープニングにはもってこいだ。
爽やかにライブは威勢よくスタート。
いきなりの開巻にはおあつらえ向きだね
豪快なる波状攻撃の幕開けさ
ザ・ロネッツが1963年8月に発表した伝説的な楽曲
邦題は「あたしのベビー」
プロデューサーのフィル・スペクターによるウオール・オブ・サウンドの傑作として高い評価を得た
その後の音楽界にも多大なる影響を与えた
アルバム「プレゼンテイング・ザ・ファブラス・ロネッツ・フィーチャリング・ヴェロニカ」の7曲目に収録
多彩なる表情の珠玉なるゴージャス・ナンバーですよ。
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に解き放たれた
カラッと晴れ渡った青空にこだまする爽やかなる歌声がめっちゃくちゃに気持ち良い
ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。
疾走感満点でご機嫌
いかにもって感じの個性あふれる独特なる曲調
ギターソロなんかも、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団
心憎いくらいだ
右手に持ったマイクを斜に構えるボーカル嬢は驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしているんだからお見事の一語に尽きる。
マジに感服しちゃうよ。
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念。
全身全霊を込めた分厚いコードと、ギター・ソロがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい。
特筆ものは、迫力のドラム・スタイル。
次々とボトムラインを、手数王のごとく巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、ボーカル嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。

そのキュートなボーカル嬢がMCも兼任する
「暑い・・・・
大丈夫かな?・・・・・
ちょっとドリンクタイムをください。

お水タイムかわりばんこにやろうね(笑)

はじめまして

札幌からやってまいりました初出演のグッディーズです
今日は参加させていただきましてありがとうございます!
今年の夏は色々な場所で遠征ライブを行っていきますの、応援のほどをよろしくお願いいたします
最後まで楽しんでいってくださいね
次の曲は・・・
コニー・フランシスの王道路線で・・・・・
カラーに口紅
(1959年9月のシングル。
全米5位を記録。
伊東ゆかりなども日本語バージョンでレコーディング)」

これまたもの凄くマニアのツボを、強烈に刺激するような曲を取り上げてきましたね。

「ヤヤヤヤ、ヤーヤ!」のオチャラけた出だしのコーラスから、もうドップリとロマンティック・ワールドにワープ。

しかも白黒テレビのあの時代にね!

その光景が目に浮かぶようだ。

世界中のティーンエイジアイドル歌手達が取り上げている曲。

延々明るくはち切れんばかりのところへ、ちょっぴり甘く切ない、溜息まじりな一節が妙にセクシーでグッときちゃって聞き耳を立ててしまう。

ヒコちゃんのギターもブルージーでメロディアスなソロが秀逸。

あらら・・・バンドの文字入り団扇持参という筋金入りの追っかけ親衛隊を発見。

ファンがドンドンと増殖中。

誰からも好かれるところなんかは、明らかにバンド自体の人徳だよね。

シーちゃんちゃんは白いハンカチで顔拭きしながらお色直し。

そのまま、ステージの一部では写真撮影会へと発展。


ここからも休むことなく、強烈なるロックンロール・タイムへ更に突入です。
休む事なく次々に繰り出される迫力のダンス・チューン
・・・・ 「プリーズ・ミスター・ポストマン!!」
なんと、あの華麗なるカーペンターズも6作目のアルバム「緑の地平線~ホライゾン」の中に収録していたという曲。
カーペンターズ・バージョンでは、程好くアメリカン・ポップ・テイストで大ヒットしました。
ちなみに私はそれでこの曲を知った一人。
オリジナルは1961年8月21日モータウンから発売されたマーヴェレッツです。
当然第一位を記録。
ビートルズは多少荒削りながらも、ワイルドな勢いにのっての熱演でカヴァーしていた。
でもここではチャーミングなシーちゃんのキャラクターを考慮してマーヴェレッツのバージョンでチャレンジ
これは文句なしに大正解さ
それをお手本に、グッディーズも威勢よく喉が張り裂けんばかりの熱唱を繰り広げていましたよ。
過激なロックンロールの面目躍如といったところでしょうか。
サビではレッドゾーン振り切れ寸前で脳天ヒューズもスパーク状態。
本家さながらに髪の毛を振り乱しながら絶叫するスタイルを誇るメンバー達は、もう、アドレナリンの噴出が止まらない勢い。
もちろんオールディズは永遠の至宝が膨大ですから、よりどりみどりなんだけど、意欲的な取り組みが素晴らしい。
メンバー各自がずっと変わらず一途に、心の底から真面目に徹底研究してきた成果なのでしょうね。

間髪入れずに・・・・4曲目は
「ロコモーション」
リトル・エヴァが1962年6月にリリースしたシングル
作詞はジェリー・ゴフィン
作曲は麗しのキャロル・キング
当然ビルボード・ホット100に於ける最高チャートは1位!
ハードロックのグランド・ファンク・レイルロードも同様に1974年に第1位を獲得
因みにプログレッシブのEL&P(パウエルの方)もボートラとしてインストを発表している
でもねえ…私がこの曲を知ったのは意外にも1973年、セクシーで愉快痛快なお姉さま達ゴールデン・ハーフが日本語で発表したのをテレビで見た時なのさ・・・・(-_-;)
屋台骨をがっしりと支える猛者たちといい、申し分のない響きが心地よい。
この手のムードメーカーはチャッピーの真骨頂だな。
エスニック調なアレンジが冴えわたっているね。
絶妙なチョーキングも高らかに吠えまくっていたよ。
お手のものでしょう。
こういう味わいはそこいらにゴロゴロと転がっている若造バンド達には決して醸し出せない。

それにしてもこの日は、女性シンガーが目白押しで大変にけっこうな事です。

ヤワな男どもよ、ウカウカなどしていられないぞ

一瞬で足元をすくわれちゃうんだからな

「・・・弘田三枝子さんもカヴァーした曲をやります!

往年のファン達ならばお馴染みですね

・・・・・ヴァケイション」

水野くんによる軽快なるカウント「1・2・3・4!!」

趣向の凝らせ方がたいしたもんだね。

オリジナルはもちろんコニー・フランシス。

1962年7月発売。

ビルボード最高9位を記録。

日本人による日本語カバーも数多く、その中で1番売れたのがミーコ。

20万枚だってさあ。

驚いたことにとうのコニー自身も日本語で歌っているバージョンがあります。

イタリア系のコニーにとっては日本語がとても歌いやすく、短時間で収録を完了しちゃったのだとか。

「ヴァケイション」「バケイション」「バケーション」と色々な表記がある、とウィキペディアに書かれていたけど、そんな事はどうでもいいね。

青春プレイ・バックで胸キュンしちゃおう。

演奏の勢いは衰えるどころか、ドンドンと加速してどうやら止まりそうにもありません。

客席にいるとわかりませんが、ステージ上はかなりの熱気みたい。

美魔女ミキティのテナー・サックスが思いっきり情け容赦なく吹き荒れる。

水野くんがじっくりと間合いを計って、慎重にリズムキープしながらバスドラ・キック。

「ワンモア・タイム!!」

エキサイティングでスリリングな勢い。

汗飛び散らしての奮起で大熱演。

神がかりなスティック捌きが、リズムの骨格を形成しつつも支え続けています。

ストイックな水野くんが、ボトムライン中枢の役割を忠実かつ的確に果たしています。

温故知新ワールドに身を浸しきるというのも乙なものかもだぞ

ジックリと酔いしれてみようじゃあないかい


いよいよ佳境に差し掛かってきました。

「・・・・・・ヴィーナス」
ここにきて掟破りの采配がくだされた 
予測不能の領域に達してしまった
洋楽の究極なるスタンダード
これって反則技だあ!
もう下手な能書きなんか不要。
知らない人はいないであろうオランダ産ショッキング・ブルーのロックスタンダードナンバーさ。
1969年発表のアルバム「アット・ホーム」に収録。
1970年2月7日のアメリカ・ビルボード誌において週間ランキング1位を獲得した。
イントロの歯切れ良くも心地よい乾いたギターによるコード・カッティング
これ一発で掴みはバッチリとオーケー
「モーニング娘。」の代表曲でもこれのアレンジが大胆に取り込まれていたのは有名
何はともあれ下手な理屈なんか意味なしだ。
皆、ノリノリでリズムに便乗して安らいでいるよ。
「ずんずんドッコ、ずんずんドッコ!」のアクセントがなまらユニーク。
BS12テレビ番組「カセットテープ・ミュージック」でもそこの部分をクローズアップ解説していたっけなあ。
ステージの前方はグチャグチャに踊り狂ってダンスホールのごとくイモ洗い状態と化していた
まあ、受けちゃえばなんだっていいんだけど。
しかし、グッディーズのレパートリーの豊富さには脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつどガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
なんたるアグレッシブさ。
唯一無二故に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になります。
そうそう、この曲ってよく対バン同士で被ることがある
私もそれを何度も目撃している
それだけ広く愛されているという証なんだね((´∀`))


ヴィーナス繋がりで今度は日本のグループからザ・ヴィーナス「キッスは目にして!」

1981年7月25日発売。

アルバム「ラブポーションNO、1」に収録

年間オリオンチャート32位を記録

歌謡曲とロカビリーを上手くブレンドして大ヒットした。

程よくポップでウキウキ気分に浸れちゃうもんなあ。

遊び心もてんこ盛りで思わずニンマリ

懐かしいの一言に尽きるね。

涙腺が緩みそうだ。

狙いはバッチリと的中だ。

観客たちはまたしても浮かれてダンスフロアにて踊り狂っているよ。

よくよく聞いてみると歌メロはあのマエストロ・ヴェートーヴェン「エリーゼのために」をオールディズ風にアレンジしているのさ。

中々にグッディーズは策士だね。

楽々会場中を熱気で独占しちゃったよ。

ザ・ヴィーナスのシンガーはコニー
もちろんコニー・フランシスからもじっての命名
シーちゃんもよほどリスペクトしているんだろうなあ
愛がそこかしこににじみ出てるではないか
まるでコニー嬢が憑依したかのよう
右手を振り上げたり、曲調に合わせてスカートを翻す様がとっても絵になる
嫌味の欠片もなく好感度高い
ルックスと歌唱力に恵まれているんだから、今後経験を積んでいったら驚異になることは間違いない
コーラスのルミ子ちゃんもひじょうに気持ちよくノビノビと歌い上げているよ。
ハイトーン・ヴォイスも売りの一つ。
歌詞の一言、一言もハートにグサグサと突き刺さってくる
哀愁の切ないメロディーを、親しみ込めて渾身の入魂スタイルで歌い紡ぐ・・・・
妖しく揺れ動く衣装も妖艶。
切れ味鋭いリフがとってもデンジャラス
弦楽器コンビのG&Bによる、ヘヴィーな脅威のダウン・ピッキングも凄まじい。
コンビネーションの特性をフルに発揮して、バックでの絡みも交えつつエネルギー全開。
派手でステージ映えにはもってこいといった、持ちうる限りの妙技を惜しみなく注入。
容赦なき攻防の「オーイエー!!」。
・・・・もう断然にこれしかないでしょうね。
どこまでも果てしなく繰り広げられる鬩ぎあい。
極めつけ正統派コードの猛攻で畳み込む。
ブレイクの連発で、もうたまらなくなって熱狂した客!
エキゾチックなヒロインによるパフォーマンスが、胸に迫ってグッときちゃいます。
フィニッシュは円空を舞うがごとくのギターソロでとどめを刺すという塩梅

「早いもので最後の曲となりました
元気いっぱい目立ちまくっていこう!!
ジョニーBグッド!!」
チャック・ベリーの輝かしき金字塔が炸裂
19584年4月リリースしたシングル
アルバム「チャック・ベリー・イズ・オン・トップ」の6曲目に収録。
全米でのチャートでは最高ランキング8位を記録
ラストでは、直球ど真ん中を貫くナンバーを持ってきたものだ。
チャッピーがチャックを歌う・・・かあ
何をやっても絵になる漢ねえ
このポジションは手ごわすぎるぞ!!
だからこそハイになった人々の共感を呼び感動もヒトシオ
自然と頬も緩んでくるというものだ
皆の中にもある普遍的な場面の描写に心を打たれて涙なしでは聞けないよ・・・・・
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るハッとさせられる極上なナンバーが飛び出してきた。
歴史に残るイントロのお約束な素早いギターリックに目を奪われる
会場全体を包み込むドラマティックなキーボードの荘厳な音色に導かれる、出だしのパートがどれだけうまく歌えるかが最大の見せ所。
渋く絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
チャッピーの凛としたワイルドな声質と、張りのあるカッコいい声量はグッとテンションを上げてくれるね。
さすが昔取った杵柄
豪快にオーディエンスを煽りまくる
3コードの目眩くメッセージ集
コール&レスポンスの連続でダンサーたちもドドッと乱入して大盛り上がり
コロコロとタイトに曲調が変わるセットリストゆえに、一切だれることのない流れだ。
コーラス嬢コーラスのご両人は青く澄み渡った空を指さしながらも余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなアクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
熱狂の嵐が存分に吹き荒れる
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるエンターティンメントに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
親衛隊がCRACKERを爆発させる
「パンッ!」
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
全員がエネルギー全開で笑顔も素敵だ。

エキサイトした司会の斉藤さん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
グッディーズの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
7人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****

会場内に流れているのはブリティッシュ様式美ハードの元祖レインボウ「シンス・ユー・ビー・ゴーン」
う~~む、痺れるなあ・・・・・

****あとは残すところ3バンドのみとなりました****










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