VERTU
1999年作品。10曲入り!
企画バンドによるデビュー作。
中身の方を一言で表現しますとハードフュージョン。
RTFやマハビシュヌオーケストラあたりが好きな方ならば満足していただけるのではないでしょうか?
仕掛人は仲良しリズムセクションのスタンリークラークとレニーホワイト。
もうこれだけでも強烈なるパワーグルーヴを発しているのに、ギタリストが意外や意外、元ポイズン、MR.BIGのリッチーコッツェン!
当初は鬼才アランホールズワースがギター担当だったところ、よくある話で諸事情にてリッチーにバトンタッチ!
最初、この話を聞いた段階では「⁇…」と正直ミスマッチ感を誰もが拭えなかったのですが、いざ聞いてみたらスリリングでめちゃカッコいいサウンド!バカテクミュージシャン同士の火花散る攻防に手に汗握る1枚でした!
さすがなんでも弾きこなせる器用なイケメンギタリスト、リッチーです。1曲リッチー作品で自らボーカルも担当。ソウルフルなフィーリングも披露しています。
ちらっとアランホールズワースがこのアルバムに参加していたら?なんて雑念も脳裏をよぎったりして…!
スペシャルサンクスにはしっかりとアランホールズワースの名前もクレジットされています。
キーボードとバイオリン奏者として男顔負けな個性溢れるソロを女性2人が弾きまくっています。
総勢5人による大半がインストの応酬だけにダレる部分は皆無だ。
レニーは例の燻し銀のドラムプレイ。相棒のスタンリーがやはり一番強力で、アレンビックでトレードマークのペンペンバシバシベースで縦横無尽に遠慮なく駆けずり回っています。
そんな中でも、エレクトリックバイオリンの凄まじい音色が特に際立って響いてきます!
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