ショーケンの作品といえば、狂気を孕んだアウトローものや、アクションもののイメージが真っ先に思い浮かびますが、反面ちょっと情け無く女性達に翻弄される二枚目半ものも魅力的です。
1994年作品「居酒屋ゆうれい」もそんな中の1本。
好評を受け二年後キャストをかえてもう1作制作されました。
内容は…
居酒屋を経営するショーケン。
ある日、妻が病に倒れ亡くなります。
遺言は「再婚したら化けて出る」
ショーケンも「再婚はしない」と約束をする。
しかし、若い妻を迎えてしまった!(そりゃあ、この頃の山口智子に惚れられたらこうなってしまうよね^_^)
それからは新婚生活に幽霊となり度々現れる先妻との奇妙な関係が展開されて賑やかに盛り上がっていきます。
幽霊妻に室井滋、セクシーな新妻に山口智子。
三者三様にさすがの演技。
コミカルでユニークなストーリー。
それに絡む居酒屋の常連客達も好演。
ラストはちょっと切なくほろ苦い…。
ちなみに全く関係はないんだけど、「前略おふくろ様」でのサブが独立して念願の店を構えた後日談的な感覚で見るのも一興かと。
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