ドリームシアターがやって来る!今から超楽しみです。
プログレハード系が弱い北海道なのに、これはクリムゾンに次ぐ快挙だあ!
そんな彼らが最も多大なる影響を受けたのが、カナダが世界に誇るトリオロックバンドの最高峰ラッシュ!
最小編成であれだけの緻密で分厚いサウンドを構築するんだから凄い。
しかも、スタジオの音をライブで忠実に再現するんだから驚愕だ。
だからフロントの弦楽器コンビは共にダブルネックを手にしたり、足元にはムーグタウラス。
シンセにボーカリストも兼任。
ドラムなんて、グルっと360度がドラムセット!!
ただ、海外では絶大なる人気を博すラッシュだけど、ここ日本では何故か一部のコアなマニアに支持される程度だというんだから悲しい…( i _ i )。
私がラッシュに本格的にハマったのは大傑作アルバム「ムービングピクチャーズ」から。
一発で気に入りました。
ゲディリーの声には好き嫌いが分かれると思うけど。
そんなラッシュが後にも先に一度だけ来日しました!
「グレースアンダープレッシャー」ツアーで。
もちろん迷わずに行きましたよ!
東京は武道館公演一回のみ。追加公演無し。
外国人がやたらに多かった。
オープニングからラストまで狂喜乱舞!
とにかく次々へと休み無く繰り出される複雑なアレンジや、カッコいいリフと、アンサンブル。
三人の個性も別格。
後方スクリーンに映し出される映像もピンクフロイドほどではないにせよ、芸術的。
私は数々のライブを観に行ったけどラッシュを体験できたのは、至上の宝物だ。
ニールパートは2代目ドラマーとしてラッシュに加入。
デビュー時のラッシュは何かとツェッペリンと比較されたけど、
ニールが描き出す哲学者のような歌詞が大きなポイントとしてバンド飛躍に貢献。
もちろん複雑にリズムの合間を変則グルーヴ込めて埋め尽くすドラミングは唯一無二の存在で、彼をリスペクトするドラマーを数多く輩出。
もう、来日することはないだろう、と公言していたラッシュ。
日本のファン達も諦めモードだったし。
その後、ニールは娘さん、奥様を相次いて亡くし失意の底に。
ラッシュは、一時活動休止状態に。
マイペースな活動にて復活したラッシュだけど、今度は健康面を理由にニールが引退宣言。
長い闘病の末に今月、亡くなったそうです。
この訃報は、世界中に衝撃が走った事でしょう。
ラッシュはあの三人でなければラッシュでありえない。
ドリームシアターは来日公演でラッシュのトリビュートコーナーを設けてくれるだろうなあ。
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