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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

JEFF BECK/LOUD HAILER(CD)

2018-05-07 10:16:54 | free form space

私は3代ギタリスト(死語)皆それぞれに好きですが、ジェフベックは別格です^_^。
彼の今のところの最新スタジオアルバムが「ラウドヘイラー」。
らしくない今一なジャケットデザイン…。
メガホンの事をこういうそうです。
11曲入りで、収録時間がこの時代にしてはちょい短め。
今回の参加メンバーの中では、全く無名なる若い女性2人をフューチャー。
ロジャーテイラーが開いたパーティーでジェフベックがぶっ飛んだという彼女たちのライブパフォーマンス。一発で惚れ込んだベック。
即座にこのアルバム制作に取り掛かった訳です。
洋楽ロッカー版パフィみたいな想像をしてしまいましたが、白黒ジャケットや中ジャケットの革ジャン、サングラス、ジーンズ姿の真っ黒い3人を見るとパンクバンド風。一抹の不安を抱えながらも聴いてみると、確かにワイルドでハスキーなボーカルに慣れるまで、ちょい時間がかかるけど、間違いなくギターのサウンドは唯一無二の存在を堂々と誇る全く変わらないジェフベックでありました。
縦横無尽に弾きまくるスタイルは健在。孫とお爺ちゃんとの共演と揶揄されても致し方無しなのに、当のベックは相変わらずお構いなしにやりたい放題。
もうベックの世界は常人の域から遥か彼方に位置するのではないかな。
賛否飛び交うのは必至。
拒絶反応を起こしてしまうファン、めちゃくちゃにはまりまくるファンと完全2分されるであろう問題作。
しかしギターの音に耳を傾けると及第点の泣き、ファンキー、トリッキーな奏法などなど十分に楽しませてくれますよ。
まあ、時折はあれ?聴いた事がある!なあんてフレーズやトーンがチラホラ。
ジェフベックが永遠に一目置き続けるジミヘンへのまるでオマージュだなあ、これは。
70歳を超えてもなお、益々アクティブなチャレンジャー精神のベックはもはや世間一般の求めなど眼中にはないのでしょうね。
男顔負けなバカテクのジェニファーバトン以降から、やたらめったら女性アーティスト達と共演してるベック。
孤高のギタリストとして鋭い眼光とピッキングで数多くの伝説を築き上げてきたベック。今世紀からはコンスタントにアルバムやら映像ソフトの発表。来日も頻繁に実現してくれるのはありがたいと思うけど、ステージ上で鼻の下伸ばしてにやけているベックは見たくなかったなあ…。その部分以外は凄い。いまだに新たな可能性を目指して前進するベックは凄い!
大好きな車いじりもあるし、老け込む暇なんてないんだろうね^_^

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