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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ロウダウン Chicago シングル4枚‼️

2025-03-05 15:20:39 | CHICAGO
シカゴⅢからのシングル第2弾「ロウダウン」(3:33)

この頃のシカゴはアメリカン・ロック史において人気の頂点に達していたので、シングルカットを次々に敢行

アルバム、ライブ、シングルと、どの分野においても注目の的でした

これは珍しくリズム隊のピーター・セテラ、ダニー・セラフィンの作品
よって曲の構成もリズムアンサンブルに徹底したこだわりが垣間見えます

ピーターお気に入りのミディアムテンポで乾いたフィーリングのカントリー・フレイヴァーが散りばめられたご機嫌ロック・ソング
テリーのコードカッティングから軽快なイントロがスタート

ワウを駆使したギター・ソロからお馴染みのかっこいいブラスセクションに受け継がれていくという完璧で高度な流れを余裕でさらっと披露してくれちゃうのですよ
歌詞の内容はピーターらしく「人生、恋人、故郷に絶望して落ち込んでいる男の心の叫び」という切ないもの

そして当時の話題を独占したのは、ここ日本のみでなんと日本語シングルが英語盤と同時発売されたことです
日本のロック専門誌でもそのレコーディング風景が白黒写真で特集が組まれていました。

アメリカでは1971年4月リリース
(全米最高ランクは35位)

日本では7月1日発売で50位をマーク

写真の青ジャケットは、シカゴ初のベストアルバム(日本独占発売企画)「栄光のシカゴ」から引用

英語盤のB面はジャズ・テイスト満載のファスト・ワルツ「孤独なんて唯のことば(LONELINESS IS JUST A WORD)」(ロバート・ラム作2:37)
輸入シングル盤も同様…

来日記念盤の日本語EPは訳詩を何とフォーク・クルセイダーズのメンバーでもあった北山修氏が担当(ジャケットの上下は白抜き)

この後に日本語EP第2弾「クエスチョンズ67&68」も発売されますが、そこでは2番の日本語歌詞は存在するものの歌われていません

でも「ロウダウン」は収録時間に余裕があったため全て日本語でカット無しで歌われています

B面はテリー・キャス&ロバート・ラム作のハード・ドライヴィング・ブラスナンバー「欲しいのは君だけ(I DON’T WANT YOUR MONEY)」を収録

普段は甘い歌声でリスナーを魅了しているボビーがここではドスを効かせたワイルドなお兄さんをがなり声で演じています
一発録り演奏の前後に聞かれるメンバー達のスタジオにおけるやりとりがユニーク

他はそれらのシングル「ロウダウン」を両面に収録した非売品盤
英語&日本語のカップリング
ジャケットは「シカゴⅢ」のロゴを代用
ぎこちない手書きでタイトルと発売日をコピーした用紙が封入されています



バッドフィンガーのギタリスト、ジョーイ・モーランド死去…( i _ i )

2025-03-03 10:29:34 | CHICAGO
去年末に大好きなバッドフィンガーの事を書いたばかりなのに、まさかのジョーイの訃報が舞い込んできた…
バッドフィンガー最後の存命メンバーだったのになあ…

追悼として再びその時の文章をここへ再び…

第二のビートルズって今までに一体どれほど語られてきた事か…
中には的外れだったり、短命な一発屋だったり、明らかに金儲け主義丸出しなハッタリモノも沢山あった…

「バッドフィンガー」
残念な事に、今ではよほどのマニアックなファンか、うるさ型な音楽通しか語る事がなくなってしまったなあ
でも正真正銘ビートルズの良心とも言える極上のポップなロックサウンド継承バンドだった

本家ビートルズ界隈のバックアップも受けて、あれだけの才能溢れるミュージシャン達だったのに、彼らほど不運の連続に見舞われたバンドはいないでしょう
ファンとしては思い返す度に切なくも悔しい限り…
あまりにも酷すぎるくらいだ

「嵐の恋」「明日の風」ポールマッカートニーから提供された「カムアンドゲットイット」などなど、あげていったら琴線震える極上の楽曲が満載だ!

アルバム「イマジン」やバングラデシュコンサートへの参加
ジョージやリンゴの楽曲にも参加
それと並行してバッドフィンガーはコンスタントにアルバムやシングルをリリースしてヒット
めっちゃお気に入りのバンドだった

Chicagoの拠点スタジオ「カリブランチ」でも「素敵な君」というアルバムを制作
プロデュースはクリス・トーマス
当時、クリスと同棲していた元サディスティックミカバンドのミカ、アベレージホワイトバンドのホーンセクションも参加していて話題になった

しかし、レコード会社、マネージャーらによる悪質な扱い、そこからメンバー内の確執に発展して相次ぐ脱退、バンドの分裂、裁判沙汰にまで巻き込まれ収入は途絶えメンバーは極貧の生活に陥ってしまった…

そして核となるピート、トムのショッキングな悲劇で完全にバッドフィンガーは終わった…( i _ i )

その後残ったメンバーらによるバッドフィンガーは活動しているけどね…
何と後期にはYESのキーボードだったトニー・ケイも在籍していました

永遠のパワーバラード「ウィズアウト・ユー」もバッドフィンガーの作品
といえば彼らの偉大さが理解できるはず
マライア・キャリーの大ヒットが有名だけど、個人的にはニルソンのカバーが思い出深くて心にキュンと染み入る

でもね、なんといっても最大の代表曲は「デイ・アフター・デイ」に尽きる
これだけは絶対に譲れない傑作
タイトルもイントロも歌メロもギターソロもアレンジも文句なしにカッコ良くて最高さ!
ブリティッシュロックアートのお手本🎶🤠‼️
最も再評価されるべきバンド!

ranta fe&the fat city horns.with special guests bill .tamara.&will champlin DVD

2025-02-17 15:42:15 | CHICAGO
これは日本未発売ながら、なまら渋いライブ映像

ジェリーロペスという超ベテランギタリストが率いる
サンタフェ&ザ・ファットシティホーンズが繰り広げるファンキーソウルテイスト溢れるロック系のソウルバンド!
何と17名という大所帯(このライブでは15名)
6人編成のホーンセクションは圧巻
このバンドは20年以上にわたりラスベガスにてステージ活動を行っているという大御所達!

で、2011年のこの日は
ゲストに元Chicagoのビルチャンプリン、愛妻のシンガー、タマラ、そして若いのに既に才能開花してあるご子息ウィルがゲスト参加というゴージャスな内容
前半はバンドが安定感抜群な演奏主体に進行
満を持してチャンプリンファミリーが登場して喝采を浴びる
兎にも角にも楽曲の全てが素晴らしい
それらをテクニカルなミュージシャン達が次々とプレイ
思わず食い入って聞き惚れてしまった
グラミー賞に2度輝いた2曲をまずはビルが熱唱
余裕と貫禄あるお姿はさすがです
タマラさんは長くて美しいブロンドヘアを揺らしながらパワフルにセクシーシャウト
初々しいウィルはマルチにあちこち移動しながらも巧みに存在感を発揮
まだステージ慣れしていないみたいだけどDNAは確実に継承している
今後が楽しみだね
ビル夫妻が時折心配そうな表情で見守っている場面が微笑ましくも貴重!

やはり何をやっても他を圧倒しているのはビルチャンプリン!
燻銀だよなあ
言葉を失ってしまうほどの説得力と表現力
いやはや何ともお見それしました

ラストナンバーは全員総出でスティービーワンダー  の
「汚れた街」で華々しくグルーヴイーにフィナーレを迎える

ジョー・ウォルシュ   バーンストーム  CD

2025-02-13 20:13:17 | CHICAGO
これは、我がバンド仲間でChicagoファン同志でもある盟友から教えてもらった重要なるありがたき1枚

ジョー・ウォルシュだ!
ジェームス・ギャングで一躍名声を手に入れるも脱退
その後はイーグルスに加入して話題になったものだ
アメリカ大統領選にも立候補しようとしていたし…(^◇^;)
ジョーは現在も大活躍だよね^_^

札幌ドームにもイーグルスで一度だけ来てくれた
1981年の武道館ソロコンサートでも観た!
その時はアンコールで「ゲットバック」をやった!

リンゴ・オールスターバンドのメンバーでもあり、ボンドガールのリンゴの奥様バーバラ・バックの妹さんとジョーは結婚したからリンゴと親戚になった!

話を戻そう
ジョーはジェームス・ギャングを脱退して新たなバンドを結成した
またもやトリオ編成でね
それがこのバーンストームだ!
ロックっぽい名前だけど、じつは「地方巡業」とかいう意味らしい
そうかあ…spellが違うもんなあ
いかにもジョーらしい
ところがレコード会社は少しでも売り出したいから、既に知名度のあるジョー・ウォルシュ名義にクレジットした 
まあ、よくある話さ
 で、我が盟友が教えてくれたキッカケは
、この頃Chicagoやマネージャー兼プロデューサーのジェームズWゲルシオはバンドのレコーディングや活動拠点をコロラド州カリブランチスタジオに構えた!
ここではタワーオブパワー、エルトン・ジョン、ビーチ・ボーイズなどなども名作を残した
そのカリブランチでの記念すべき第一号レコーディングバンドがバーンストームだった!
アルバム表裏ジャケットや、中閉じフォトの全てにカリブランチ近辺の広大なる森林を擁する自然が映し出されている
だからなのか、ハードに炸裂するサウンドは最後の最後にやっと出番があるのみ
ほとんどが、クリアに澄み渡るアコースティックギターによるイントロやらアルペジオ、コードストロークの音色を中心に淡々とリラックスムードも満点に進行
ほぼメドレー形式で、その合間には時代を感じさせるシンセが効果的に使用されている
巨匠チャック・レイニーはこの年にソロアルバムをリリースしているけど、嬉しい事にここでも1曲ベースを弾いている

ジョー・ウォルシュはこの後、ソロ活動で大ヒットを飛ばすわけだ
バーンストームはその狭間に出た訳で、地味なアルバムだけに知名度がすこぶる低い…
でも、じっくり聴き込むと味わい深い内容だ!
隠れた名盤だよ
そしてターニングポイント

ジェームズ・ギャングのプロデューサー、ビル・シムジク
彼はジョー・ウォルシュと行動を共にし、バーンストームもプロデュースを担当
イーグルスへと合流していくわけさ

因みにバーンストーム
他のメンバー達もマルチプレイヤー揃いで才能あふれる人達だけに、その後のジョーとは何かと共演しているのだ!

ディープ・パープル   INFINITE DVD付きCD

2025-02-07 09:55:35 | CHICAGO
ブリティッシュハードロックバンドの代表格
ディープパープルは一回解散しているけど…結成57年
現在は驚愕の第10期だ!
波瀾万丈の活動歴だったけど、あのマエストロが脱退して以降はコンスタントにアルバムをリリース
来日公演の回数も膨大だ!
やはりスティーブモーズの加入はサウンド面でも精神面でも貢献度は絶大だった
ギタリストがサイモンに交代した後も順調そうだね

写真はChicagoと共にロックの殿堂入りを果たした後のスタジオアルバム
DVD付き「INFINITE」
DVDのナレーションは、なんとリック・ウェイクマンが担当
スタジオリハのメイキングやライブ、インタビュー映像が満載
で、INFINITE…オリジナルスタジオアルバムとしては20作目を数える
タイトルもジャケットデザインも封入フォトもなまらカッコイイ
中ジャケットの氷壁に描かれた5人の顔は伝説の名盤「イン・ロック」がモチーフだね
素晴らしいなあ!

サウンドは申し分ないクラシカルな安定王道路線を踏襲
渋いプログレ要素もふんだんに盛り込んで、お約束のリフやらソロもたっぷりと聞ける
スティーブモーズ参加の中では最も充実しているのではないかな

リリース当時、これがラストみたいな噂が世界中に轟いた
ツアー名もご丁寧に「ロンググッドバイ」だもん

ところが相変わらずアクティブで元気いっぱいなディープパープル!
心配していたファン達もホッと胸を撫で下ろした事でしょう

ギタリスト   ジョン・マクラフリン  マハビシュヌ・オーケストラ

2025-02-01 00:18:04 | CHICAGO
類は友を呼ぶ
とは正にジョン・マクラフリンの事!

超絶技巧派のギタリストとして、まだ無名なのにジャンルを問わず多方面から注目を集めて伝説的なミュージシャン達と次々に共演を果たす
どの参加アルバムにもビックリするような名前がズラリとクレジットされている
そんなことを書いていったら膨大な量になってしまう
だってアルバム一枚だけでも驚愕だからね

あの帝王マイルスからも認められ数々のアルバムで名演を残す
噂を聞きつけたトニーウィリアムズから呼ばれアメリカにわたってライフタイムに加入
マイルスからは「自分のバンドを作れ!」とアドバイスされ、しばらく戸惑ってしまう…
その間にもありとあらゆるセッションをこなす中、インド音楽にも傾倒
そして満を持してマハビシュヌ・オーケストラを結成する!
このバンドこそ堂々たるスーパーバンドと言える
メンバーはまだ若手のミュージシャンばかりだけど凄腕がズラリだ!

自分がジョン・マクラフリンを知ったのはこの頃
Chicagoのニューアルバムを買った際に同じレコード会社絡みでメーカー一押しの新人バンドとしてマハビシュヌオーケストラの広告記事が中に入っていた
なんとなく、ややこしくて大仰なバンド名だなあ?
サウンドのイメージが湧かないなあ…
ジョン・マクラフリンの写真を見てみると短髪で白装束を着ていてギブソンWネックギターを持っている
ロン毛、ジーンズ、髭やTシャツというそれまでのワイルドなロッカー風には全く見えないけれど、めっちゃ上手そうだ!
当時ラテンロック界の雄サンタナともコラボして話題にもなった
益々気になる…

何とBB&Aをあっという間に解散させたジェフ・ベックが、マクラフリンから多大なる影響を受けてギターインストアルバムを製作
一躍表舞台に登場させて大ヒットした
「ワイアード」ジャケット写真の白いストラトはマクラフリンがジェフにプレゼントしたもの
2人は一緒にツアーも行った

JAZZ、フュージョン、インド音楽…その後マクラフリンはプロジェクトやセッションを繰り返し、フラメンコやクラシックギターなどのアコースティック方面へも手を伸ばす

世界観や感覚が別格なんだろうね
数あるテクニカルギタリストのアルバム達に比べ、この人って玄人受けしたり同業者らからリスペクトされたりするけど、もっと一般の音楽ファンらにもクローズアップされていいと思うけどなあ

MOTLEY CRUE/DVD lewd.crue&tattooed live new tattoo CD

2025-01-21 09:01:00 | CHICAGO
LAメタルの雄モトリークルー!
グラマラスでストレートなサウンドに加えて派手なメイク、スプレーで膨らませたヘア、タトゥー、レザーファッション、そしてスキャンダルにまみれたアティテュードが常に注目の的となり、ライブはルックスも伴いアクション満載でかっこいいバンド
これこそが正に良い悪いは別として
セックス、ドラッグ、ロックンロールの王道‼️
信じられないようなデンジャラス武勇伝は膨大だ
当時の音楽雑誌では、しょっちゅう彼らのトラブルニュースで賑わっていたものだ

80年代前半のアメリカハードロック界は活気に満ち溢れていた
その中で日本に於ける人気バンドのベスト3といえば…ラットンロールのラット、デビュー時には歌謡ロックなどと揶揄されていたボンジョヴィ、そしてこのモトリー・クルーだ!
最初、ボンジョヴィは格下だったけど今の彼らは逆転して別格扱いだね
三者三様荒波を乗り越えて、一時代を築き上げあらゆる伝説を作った

その後モトリー・クルーのメンバー全員が、ドラッグを一切断ち切ってクリーンとなり、初めて取り組んだアルバム「Dr.フィールグッド」は内容申し分のない彼らにとっての金字塔を遂に打ち立てた!

まあ、その後も相変わらずドタバタ劇は続くけどね…

モトリー・クルーは2000年、一度だけ札幌にやって来た
新譜「ニュー・タトゥー」ツアーとしてね
残念ながらトミーは脱退していて、ニュー・ドラマーでお気に入りのランディ・カステロも直前に病となり、な、な、何とホールの女性ドラマー、サマンサが男勝りのパワフルなドラミングで観客を圧倒してくれた
彼女はモトリー・クルーのファンらしく、よってすぐにバンドへ溶け込んだらしい
(ランディは結局癌で亡くなってしまった…)
ヴィンスとニッキーは太り気味
ライブも1時間ちょっとで終了して呆気にとられたしなあ…
でもミックのギターが思いの外、素晴らしかったし、コーラスガールの2人はたまらなくセクシーだった!
ニッキーは口に含んだドリンクをコーラスガールの背後に回り腰へ吹きかけニタつきコーラスガールも苦笑していた…
肝心のライブ自体はさすがに申し分ない内容だったよ

写真のDVDはその数ヶ月前に訪れたソルトレイクシティに於けるライブ
セトリもほぼ同じ!🎶👍🤠

モトリー・クルーは一昨年オリジナルメンバーで来日
デフレパードとのジョイントで
超豪華だなあ
会場に流れるBGMでChicagoの「サタディインザパーク」が流れていたそうだ
そう言えば一時期脱退していたヴィンスのソロアルバム第二弾ボートラで「長い夜」を収録していたっけなあ
思いっきりカッコいいヘヴィメタルなアレンジでね!

the beatles/magical mistery tour CD EP LD LP

2025-01-19 06:27:29 | CHICAGO
1973年、3度目の来日で初めて札幌へ来てくれたChicago!
あれは人生観が強烈に変わった瞬間だった
で、オープニングナンバーが、な、な、なんとビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」だった!
シングルヒットでもないし、当時の周りの観客はほとんどそれがわからなかったみたい…
Chicagoの新曲だと思い込んでキョトンとしてたが、自分は友達にビートルズマニアがいたからイントロ一発でわかった!
実はChicagoはビートルズから絶大な影響を受けているので、バンド結成時からレパートリーの中にこれが組み込まれていたんだね
そのビートルズマニアからは沢山レコードを聴かせてもらった
マジカル…のアルバムには更に「アイアム・ザ・ウォルラス」という大傑作も収録されているんだけど、Chicagoはこの曲の一節を丸々「サウスカリフォルニアパープルス」に導入している
これも衝撃だった
その友人からは色々とビートルズの事をわかりやすく教えてもらった
で、2人で群馬県桐生市でビートルズのフイルムコンサートにも行った!
前座に「カブトムシ」というフォークデュオがアコースティックでビートルズのナンバーを次々と披露
とても好感の持てるステージだった
さあ、遂に「マジカル・ミステリー・ツアー」を初めて見た!
ただ画像や音は最悪…( i _ i )
何故か曲だけはクリアな音源に差し替えられていた
時代だよなあ…(^◇^;)
そんなことは全然関係なく、とっても感動したなあ
70年代の若者にとっては、貴重な体験だもん

さて「マジカル・ミステリー・ツアー」は
ポール・マッカートニーの発案で制作されたTVムービー
マネージャーのブライアン・エプスタインが亡くなった直後の作品
でも結果は散々な評価だった…
ファンの多くも混乱と失望に陥る
ビートルズ伝説は終わった、とかね
行き当たりばったりな意味不明な内容だと…
まあ、後々には評価されるんだけど
あまりにもシュール過ぎた
というかシナリオらしいシナリオはほとんどなかったらしいし…
正にマジカル🤗
その後の多方面に与えた影響は絶大なのです

このアルバム、最初は2枚組シングル盤でリリースされた
33回転でね
現在のフルアルバムの後半はマジカル・ミステリー・ツアーには関係ない当時のシングルが収録されていて、前半がマジカル・ミステリー・ツアーのサントラ
つまりA面がマジカル・ミステリー・ツアー
B面がシングル曲中心扱いだ

先のマジカル・ミステリー・ツアー2枚組シングル盤
友人の兄貴が持っているのを、初めて見せてもらった
その後、再発されて輸入盤店入り口に山積みされていたのを見た事もある

Chicagoはマジカル・ミステリー・ツアーをライブ演奏しているのに、オフィシャルでは長年リリースされてはいなかった…
ブートで楽しむしかなかった訳だ🫢
Chicagoのブラスロックサウンドの源なのになあ
「愛の絆」のライブに於けるエンディングでは、メインリフをキメのフレーズでプレイしているけどね
でも去年リリースされたChicagoのライブ新譜でめでたく「マジカル・ミステリー・ツアー」が収録された
しかも日本のみのボーナストラックとしてだよ
しっかりとバックスクリーンにはあのド派手なジャケットも登場していた
もう狂喜乱舞の世界さ

BEE GEES

2025-01-18 15:35:15 | CHICAGO
素晴らしい曲がたくさんあるビージーズ
ずっと大好きだなあ
初期の頃は、メンバー構成が5人になったり、悪妻にそそのかされた挙句に、兄弟喧嘩したりで4人、2人と落ち着かないグループでしたが3人兄弟で黄金期を迎えるわけです
これほど音楽性を極端に変えて大成功したグループも珍しい!
何たって華麗なるハーモニーのフォーク調から(あの独特なるファルセットボイスはヤギのようだと言われてました)いきなりディスコサウンドだよ
当時、ファン達の戸惑いは計り知れなかった…
私は大して違和感なくすんなりと聴いていたけどね😁
初期の「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「マサチューセッツ」「マイワールド」などを経てから「メロディフェア」が決定打!
でも映画「小さな恋のメロディ」と共に日本以外では話題にもならなかったなんて信じられないね
映画は何度も見ながら胸ときめいたものです
可愛いトレーシーちゃん、そして王子のようなルックスのマーク、やんちゃなジャックも人気者に!

映画「サタデーナイトフィーバー」も封切りされたらすぐ観に行ったなあ
全く踊れなかったけどね…(^_^;)
まだスマートに引き締まっていたトラボルタはこれで一躍大スターに
サントラも記録的大ヒット!🎶

2000年以降はメンバーの訃報が続いてもう1人きりになってしまったね
最近も元ドラムのメンバーが続けて2人亡くなったし…

そうそう、ビージーズは70年代前半に一度だけ札幌公演があったんだけど、観に行った観客やラジオDJからも残念ながら不評でした
あまりにも、あまりにもね…

ちなみにシカゴとビージーズは共通のプロデューサーが縁でお互いのアルバムにゲスト参加していますよ

the band the band CD DVD

2025-01-18 13:38:14 | CHICAGO
カナダの伝説的なバンド、その名も
ザ・バンドだ!
セカンドアルバムにして最高傑作「ザ・バンド」
1969年リリース
通称ザ・ブラウンアルバム
これはホワイトアルバムに対するオマージュネーミングかい?
曇り空で小雨気味だった為にメンバー全員が不機嫌だったというジャケットデザインがかえって渋さを増している!

そのアルバムのドキュメンタリーDVDには
メンバーらの裏話やインタビューてんこ盛りでとても面白いよ

前身のザ・ホークス時代はバックバンド生活をおくり、極秘状態だったらしく食べ物はコートいっぱいに万引きして暮らしていたらしい
とんでもない凄い話が他にもたくさんある
ヒモ、麻薬、アルコールと正にロックンロール街道まっしぐらな人生
まあ時代が時代だったからね
でも全員が才能あふれるマルチプレイヤー故にしっかりとチャンスが、巡ってくる
誰もが知っているボブディランとの出会い
「ウェイト」のヒット
映画「イージーライダー」の中にも流れていたね
歴史に残るイベント「ウッドストック」への出演
次第に確執が表面化しつつも名盤、名曲をリリース
そして、あの「ラストワルツ」で遂に解散してしまう…
あの頃、ロック映画はビートルズ以外当たらない、なんて言われていたけどレッドツェッペリン「永遠の歌」と、ザ・バンド「ラストワルツ」は超話題になった!

ロビー・ロバートソンのみ二度と合流しなかったけど、ザ・バンドは再結成を果たす
そして初来日も実現!
そのツアー最終日は何と札幌だった!
唯一の貴重なる来札公演…!!

ドラムのレボンヘルムはアクション俳優スティーブンセガールの映画に出演していて重要な役柄にビックリしたものです^_^

メンバーのほとんどは残念ながら故人
一度でいいから黄金期のザ・バンドで演奏してほしかったなあ

ザ・バンドは知名度が高い割に、正直な話ここ日本ではそれほど売れなかった
ロックを基本にゴスペル、カントリー、フォーク、R&Bなどなど、ちょい日本ではマニアックなサウンドだったのかも
あちらでは音楽界に多大なる影響を与え続いているんだけどね
ピーターセテラもザ・バンドのファンだし

ある程度の年齢になってから、じっくり何回も聴き込むとめっちゃ琴線を震わされるよ