「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<419> 骨を折る?!

2007年05月01日 | つれづれ
 ちょっと驚いた記事 →こちら

 >「骨が折れる仕事は嫌です」という文章を指さし、「『骨折する仕事』が嫌なのは当たり前。<

 本当に就職を前にした学生が発言したのだろうか?

 「驚きの若者ネタ」は、「おばさんネタ」と同じ位、取り上げられるが・・・w


 シニア世代が、今時の言葉を理解できない同じように、日本に生まれ、日本語で教育を受けていても、本人は接していないか、あるいは吸収されなかった語彙と言うのだろうか?

 漢字が読めなくても、ことわざを知らなくても、それが日常に使われないなら、致し方ない。


 最近、テレビのクイズ番組などでも、呆れるほどの簡単な問題に答えられないタレントさんなどが多数登場している。

 そして、その多くは回答出来なかった事を、別段恥じ入る様子もない。

 本人が図太いと言うよりは、知っていて当然の常識問題と言う事自体把握していないのだろう。

 たまたま、友人から聞いた話を思い出した。

 その友人の子供さんは、バスケットの指導に優れた先生が居ると言う理由で、その高校に進学した。

 公立の高校だが、入学したお子さんが「英語の授業はABCから、自分の名前もローマ字でかけない子がいた。」
 「数学は算数。」と報告したそうだ。

 実際、テストの問題を見て驚いたそうだ。

 「アンパンマンの絵がかいてあってね~、色を塗りなさいって。」
 「その上に吹き出しが書いてあって、好きな台詞を入れなさいって。」
 「高校生のテストだよ?」

 「ねぇ、何のテスト?」

 「英語。」

 「あぁ、じゃぁ、英語の台詞を入れるんだ?」

 「んんん、日本語で・・・」

 しばし沈黙が流れたのは言うまでも無い。

 どうやら、0点の子供を出さない為の先生の苦肉の策らしい。

 こうやって高校を卒業しても、高校生としての学力は育ってない場合も現実にあるようだ。

>独立行政法人メディア教育開発センターの小野博教授(コミュニケーション科学)が平成16年、33大学・短大の学生約1万3000人の日本語基礎力を調べたところ、国立大生の6%、私立大生の20%、短大生の35%が「中学生レベル」と判定された。昨年度の同様の調査では、中学生レベルの学生が60%を占める私立大学も現れた。<


 使いこなせる語彙が少なければ、当然その表現は薄っぺらになってしまう。

 へたくそなレポーターのコメントみたいにw

 人生までも薄っぺらにならないよう、知識を吸収して欲しい。

 物事を知る事は、絶対に「骨折り損」にはならないから・・・
  

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