第30話では、チャングムの新たな師匠、医女のチャンドクの生い立ちが彼女の告白で明らかにされた。
彼女が淡々と語った内容は『医女 長徳の誓い』が制作できるほどの壮絶なものだった。
彼女は両班の子女であったが、彼女の母親が都から来た「採紅使(チェホンサ)」なる役人に拉致される。
この「採紅使」は正確には「採紅駿使」と言って国中から美女並びに駿馬を宮中に運上する為の役人だ。
悪名名高き . . . 本文を読む
医女になると言う希望を見出したチャングム。
真っ先に報告をしたチョンホもこれを喜び、必ず宮に戻ると言うチャングムの言葉を継いで「こんな目にあわせた者たちに復讐を・・・」と涙まで滲ませている。
チャンドクに医術を教えて下さいと願い出ると、意外にもその為に連れてきたと言い早速お勉強の開始・・・
これに他のたちが大ブーイング。
薬材を知らないと言う主張には、蕃杏草(ツルナ科の多年草 . . . 本文を読む
チャンドクの一声でチャングムは官衙(ゴァナ)の薬房に入る事となった。
他のたちが作っていた特効薬だと言う丸薬を手に取りかじってみるチャングム。
そしてチャンドクに対し病人相手に詐欺をはたらくなんてひどい人だと言い捨てる。
チャンドクは「何故、詐欺だと分かるの?」と聞き返す。
食べてみたから、あの丸薬が豆と麦粉に甘草を混ぜただけだと分かったと言うチャングムに「使えるけど、口が . . . 本文を読む
無実の罪で流刑地に向かう途中で無念を死を遂げたハン尚宮を失ったチャングムには、ハン尚宮の最期の言葉「宮で待ってる・・・」だけが残る。
「都に戻る」の決意はチャングムに無謀な脱走を繰り返させる。
頭のいいチャングムにはありえない後先を全く考えていない行動だった。
2度目の脱走で捕まったチャングムが罰として閉じ込められた倉には、この島の医女チャンドクが先に入れられていた。
何か思いつ . . . 本文を読む
息絶えたハン尚宮・・・
「捨てる!」と言う護送の兵たちに「触るな! 指一本でも触ったら、絶対に許さない!」と戦闘モードのチャングム、ハン尚宮の亡骸を抱えたまま兵士を押しのける。
しかしハン尚宮の遺体は川っぷちに埋められ、チャングムは済州島へと引き立てられる。
「嫌よ。 嫌よ。」
「あんな所に置いていく訳にはいかない。」
「なぜ墓も作らず・・・なんと無礼な事を・・・」
「離して~ . . . 本文を読む
涙涙の27話だ・・・バスタオル ジュンビ
内禁衛長の活躍で、硫黄アヒルの件はオ・ギョモの手を離れ内禁衛長の管掌で、立証実験が行われる事になった。
内医院は硫黄のせいだと言うし、民間の医員は身体に善いと言う、なら食べてみるしかないとごく単純な理由から内禁衛長やオ・ギョモらの前でアヒル料理を作る事になった。 (オ・ギョモは温泉行った時、王様と一緒に食っていたと思うが・・・)
クミョンの策 . . . 本文を読む
怒涛の26話の中のキーワードは「趙光祖(ジョ・ゴァンジョ)」と言う人物。
ドラマの中で「数ヶ月前の『士禍』の波乱・・・」と言う台詞をクミョン、オ・ギョモ、内禁衛長などがそれぞれ口にしている。
これは史実に残る1519年(中宗14年)の『己卯士禍(キミョカファ)』を指している。
さぁて、どんな事件が起きたのだろうか?
李王朝、第7代世祖(セジュ)の時に功労があった臣下の子孫たちは「 . . . 本文を読む
王様は倒れるほどの高熱が出てしまった。
こうなると御医(主治医)は皇后・皇太后からも責められ、オ・ギョモ提調大監からも(殿下の)症状が回復しなかったら命はないぞと脅され、なんともつらい立場に・・・
診脈には間違いはないと強気の御医とユンス食医(侍医)だったが、二人になると声を潜め「湯薬はしばらくやめる。 もう一度診脈しなければ・・・」 「このような前例があるか調べてみたまえ。」とかなり不 . . . 本文を読む
どうして気付かないの~とずっと思っていた、ハン尚宮とチャングムの縁・・・
やっと結び付いてお互いただ涙。
ハン尚宮の「ありがとうミョンイ。 ありがとうチャングム。」の言葉にその思いは凝縮されている。
韓国の女性は大人になっても仲良しさんってな感じで手を繋いで歩いているのを見かけるが、ハン尚宮もチャングムの手をとって、宮中でのミョンイとの思い出の場所を案内してまわる。
劇的な出会い . . . 本文を読む
司憲府に入ったミン・ジョンホが各官庁へ対し、改めて監査を実施。
結果、宮中に入る主だった物品がチェ・パンスル商団に独占されている事実が判明した。
これに対し甘い汁を吸っていた高官オ・ギョモは自分達の勢力を揺るがす者として、その排除に動き出す。
ターゲットになったのは当然ミン・ジョンホだった。
従事官(チョンサガン)クラスのチョンホに対するオ・ギョモ側のリサーチは次の通りだった。
. . . 本文を読む
この回は、ダーク・クミョン発動とハン尚宮&チャングムのやっとの関係認知につきるかと・・・w
ミョンイの日誌をパラパラと見たチェ尚宮、ハン尚宮の物と誤認。
あっさりヨンノに戻すように指示。
ここでこの料理日誌に色気を持ったのが、ことあろうヨンノ。
この日誌だけを戻さずにパクったw
帳簿が無くなったと探すチャングムにハン尚宮は「出納内人が出て、不安な人達の仕業よ。」と悠然と言い切 . . . 本文を読む
いよいよ、中盤への架け橋になる回です。 ナガイナイヨウニ ナッテシマッタ・・・orz
全権を下さいと願い出たハン尚宮に戸惑う皇太后に「良い考えです。」と皇后。
皇后は今回の騒動はハン尚宮の身分にあるとして、その座にふさわしい力が無ければ、再競合してもまた同じ事と進言する。
これを聞いて皇太后はハン尚宮の願いを聞き入れた。
その後皇太后は皇后にこれからは内命婦のことを任せるから . . . 本文を読む
気を失って部屋に戻ったチョン最高尚宮は「けしからぬ者どもをただではおかぬ。」と気力を振り絞って起き上がった所に、ヨンノの叔父、ユン・マッケが訪れる。
極めて厳格な法道であるからと最高尚宮の出宮を言い渡しに来たのだった。
王族以外は宮中で死ぬ事が許されない。
「家までご案内致します。」と言うハン尚宮を制して
最高尚宮は
「お前は私的な感情で水刺間を放り出すのかい?」
「こんな時 . . . 本文を読む
食材を求めて宮を出たまま戻らぬハン尚宮の事を知った皇太后は、競合の決着がついたと言い出す。
万事休す!と思った時、皇后が「この子は太平館の件でも師の志を継ぎ、事を解決しました。」とチャングムを援護。
王様も祝宴が終わってからの案件にと、競合の続行を勧めた。
第4品目は「焼き物対決」。
チャングムはカルビョン(カルビの古称)を細かく刻んだ物で松茸を包み焼いた物。
チェ尚宮は「酔 . . . 本文を読む
第20話ではトック妻の壮大なる野望を担った「赤蟻酒」なるものが登場したw
字幕版では伝説の酒「蟻精」となっている。
蟻をアルコールに漬け蒸留したものらしい。
だったらプカプカとお酒に蟻が浮かんでいるちょっと遠慮したい情景は無かったと勝手に安心。
中国では古くから蟻のパワーを「蟻力(イーリー)」と言って重視し、その力を得る為、漢方薬材に食用にと利用していたそうだ。
「蟻精」そ . . . 本文を読む