読む日々

テーマばらばらの読書日記

花のさくら通り

2013-11-18 | 
荻原浩「花のさくら通り」

広告制作会社が、資金繰り悪化のため、シャッター通りに近づいてる商店街の団子屋二階に移転。
そこから始まる、商店街再生プロジェクト。

広告制作会社社員、バツイチで、団子屋三階に住む羽目になる杉山が主役なのかな。

あとは団子屋の若旦那、守、
名刹の跡継ぎだけどパンクが好きな光照、その彼女で牧師の娘、初音あたりが準主役か?

人の本質をググッと抉るかのような人物描写がすごい。

かなりはいりこめる本です。

杉山と、別れた妻の元にいる娘との葉書でのやりとりにジーン。

最後は威張りんぼうの年寄り達に勝てて、その過程で商店街も人も成長できてます。

かなりお勧め。
シリーズものの三作目らしいのは残念( ´△`)
前二作、どーしようかな。

満足度100

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