読む日々

テーマばらばらの読書日記

海辺の王国

2014-03-22 | 絵本
「海辺の王国」ロバート・ウェストール作/坂崎麻子 訳




戦時中のイギリスが舞台。
ドイツの空襲で家族と家を失った12才の少年が、偶然出会った犬を友に、海岸沿いを歩いて安住の地を探す物語。

辿りつく先々で人に冷たくされ、優しくされ・・。
最後、息子を亡くした教師と知り合い、安住の地だと思うのだが・・・。

昔のお話だし、ネタバレいいかな??



最後は、きちんと養子の手続きか何かを取ろうとして、教師が彼を連れ、彼の出身の街(これがまた車だとあっという間)へ行くと、死んだと思った家族が生きていて・・。
でも彼は、様々な体験をして、親を抜いて大人になってしまっていた。
自分と犬で作り上げた「王国」にいつか戻ると決意して終わってます。


なんとも言えない後味だけど、でも人の優しさとかっていい感じだし、傷ついた心は人とのかかわりで癒せることも感じられました。

ぜひ大くの人に読んで欲しい本です。

美容院

2014-03-22 | 雑感
息子の髪が伸び放題で。
保育園の頃から通い、1人で自転車で通い「いつもの感じで」なーんて言えるので、スタイルはともかく本人は気に行っていた近所の床屋さん。

なんか、いまひとつ垢抜けず、母としては美容院へ行かせたいな、とずっと思ってました。

昨日、いつもの場所へ行ったら、オーナーが「15時まで無理。電話してきて」と。予約がいるなんて8年かよって初めて言われた。

息子、そこで何となく踏ん切りがついた感じで「美容院でもいいよ」と。

私の行きつけもそれこそ予約が取れなくて、急遽ネットで探し、車で10分以内の小さな、おしゃれな感じのお店発見。
電話して伺ったところ、お店の若者たち、いい感じでした。


寝起きの後ろ頭しか撮らせてくれない

今度からはここに通うことになりそう。
校区外だから、あと1年は、1人じゃ行けないかな。