「ちょっと迷惑な男がまき起こす奇跡のストーリー」というのがキャッチフレーズ。
阿部サダヲが主人公の牧本を演じる。
牧本は、身寄りのない人の埋葬を担当する市役所の「おみおくり係」の職員。
牧本自身も何か訳ありな感じで、その部分は深く説明されずもやもやするが、先入観を持たないための演出か。
牧本の真っすぐさをあざとく見せないところが阿部サダヲの演技力であり、魅力だ。
他人からみて、ぎりぎり許せる範囲の迷惑さ、というか面倒臭さが微笑ましい。
まあ、現実に職場にいたら、避けたいかもしれないが。
新しい上司が来て、「おみおくり係」の廃止が決定し、最後の仕事に取り組む牧本。
孤独死した男の部屋で見つけた遺品を手掛かりに、男の葬儀への参列者探しをする。
この男を宇崎竜童が演じているが、免許証の写真での登場だけで終わるかと思い、はらはらした。
過去に起こった事実は変えられないが、見落としていることがあったり、時間が経って解釈が変わることはある。
必ずしも、よい方向に変わる変わることばかりではないだろうが。
それでも、大概は、過去の想い出は、美化されていくものだ。
だからこそ、人間は生きていくことができるのだと思う。
一方、孤独死が減っていくような社会の在り方の必要性も感じた。
綺麗ごとになるが、牧本の仕事はない方がよいのだ。
点数は、7点(10点満点)。
タイトル:アイ・アム まきもと
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:水田伸生
主演:阿部サダヲ
他出演者:満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸、宮沢りえ、國村隼
上映時間:105分
阿部サダヲが主人公の牧本を演じる。
牧本は、身寄りのない人の埋葬を担当する市役所の「おみおくり係」の職員。
牧本自身も何か訳ありな感じで、その部分は深く説明されずもやもやするが、先入観を持たないための演出か。
牧本の真っすぐさをあざとく見せないところが阿部サダヲの演技力であり、魅力だ。
他人からみて、ぎりぎり許せる範囲の迷惑さ、というか面倒臭さが微笑ましい。
まあ、現実に職場にいたら、避けたいかもしれないが。
新しい上司が来て、「おみおくり係」の廃止が決定し、最後の仕事に取り組む牧本。
孤独死した男の部屋で見つけた遺品を手掛かりに、男の葬儀への参列者探しをする。
この男を宇崎竜童が演じているが、免許証の写真での登場だけで終わるかと思い、はらはらした。
過去に起こった事実は変えられないが、見落としていることがあったり、時間が経って解釈が変わることはある。
必ずしも、よい方向に変わる変わることばかりではないだろうが。
それでも、大概は、過去の想い出は、美化されていくものだ。
だからこそ、人間は生きていくことができるのだと思う。
一方、孤独死が減っていくような社会の在り方の必要性も感じた。
綺麗ごとになるが、牧本の仕事はない方がよいのだ。
点数は、7点(10点満点)。
タイトル:アイ・アム まきもと
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:水田伸生
主演:阿部サダヲ
他出演者:満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸、宮沢りえ、國村隼
上映時間:105分
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