ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

2009年12月、神戸を歩く(3)

2015年07月19日 00時00分03秒 | 旅行記

 旧居留地から東に向かい、歩き続けると、加納町6丁目にある神戸市役所に着きます。地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅に近い場所にあります。コースは違うものの旧居留地・大丸前駅から三宮・花時計前駅まで歩いたことになりますが、両駅の間はそれほど離れておらず、この程度で「歩いたなどとは何事だ?」と言われるかもしれません。勿論、我々にとってはまだ歩き始めでありまして、これから三宮駅周辺、元町駅周辺などを歩き周ろうと考えているのです。

神戸市役所の建物です。いつ建てられたのかわかりませんが、この辺りではかなり目立ちます。周囲は公園となっています。

 

 「阪神大震災の記憶」と名づけられたモニュメントがあります。時計は5時46分を指しています。つまり、地震が発生した時刻です。1995年1月17日、私はこの大災害をテレビで知りました。NHKは勿論、東京の民放各局も、この地震による災害の報道を続けていました。今も鮮明に思い出します。

 ここにあるマリーナ像と時計は1976年につくられています。その時からここにあり、1995年1月17日に倒れたのでした。神戸市は、とくに長田区や兵庫区の被害が大きかったようで、テレビ番組でも両区が大きく取り上げられています。中央区ですとポートアイランドの液状化現象が大きく報じられていたと記憶しています。

 我々がここに来たのは2009年12月26日でした。勿論、およそ1年3ヵ月後、2011年3月11日14時46分の大地震のことなど、知る由もありません。

 1995年1月17日、私はテレビで兵庫県南部地震のことを知りました。朝、東京のどこのテレビ局を入れても、神戸市などの惨状が報じられていたのです。しかし、報道に比べて、当時の村山内閣の動きはあまりに遅いものでした。

 さらに歩いていくと、花時計があります。神戸市役所2号館に太陽光発電システムがあり、花時計もそのシステムによって動いているとのことです。ただ、いつも疑問に思うのですが、太陽光発電はいったいどれだけの省エネルギー効果を持つのでしょうか。

これが花時計です。この角度のためなのか、花時計のデザインの意味がわかりにくいのですが、神戸市章でしょうか。何かの顔でしょうか。

 

〔2011年9月22日から28日まで、「待合室」第443回として掲載。一部を修正。〕


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