ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

2003年6月1日、豊後国分駅付近の風景

2020年06月21日 11時24分15秒 | 旅行記

 かつて、私の「川崎高津公法研究室」には「待合室」というコーナーを設けていました。その第55回として2003年6月28日から7月4日まで掲載した記事「豊後国分駅付近の風景」を改題の上で再掲します。但し、文章は少し修正しました。

 今回は、福岡県の久留米駅から大分県の大分駅までの鉄道路線、久大本線の豊後国分駅付近です。近くに大分市歴史記念館があります。終点の大分駅から久大本線に乗ると、大分市内では最後の駅となります。

 大分市には意外なほどに麦畑が多い、ということに気がついたのは、今年になってからのことです。豊肥本線の中判田駅から竹中方面に向かうと、その麦畑が点在していました。道が細いために車を停めておけず、撮影をあきらめましたが、いつかは写真におさめたいと思っていました。

 2003年の6月1日、大分大学の開放イベント(開学祭と同時開催)が終わり、私は、何となく、大分医科大学(現在は大分大学医学部)のほうへ向かいました。これと言った目的はなかったのですが、開放イベントでは福祉科学研究センターの運営委員として写真撮影などを行っていたため、カメラを持っていました。大分医科大学から別府大学大分キャンパスのほうに出ると、すぐに野田に出ます。この辺りは畑が広がっています。大分市は中核市なのですが、面積が広いためか、農村や山村と言うべき場所が多く、この野田の周辺、机張原(きちょうばる)、竹中、端登(竹中駅の所在地)、吉野、大分大学の裏の住床などが代表的な所です。

 野田からさらに進むと、久大本線の豊後国分駅に出ます。名前の通り、国分寺があったところと推測されますが、駅は無人で、周囲も畑などが広がっています。 

 畑の麦穂を拡大して撮影してみました。御覧のように、実っています。この麦が刈り取られてからどのような製品に加工されるのかはわかりませんが、大分県といえば麦焼酎ですから、焼酎の原材料になるのかもしれません。あるいは、食パンなどでしょうか。

 上の2枚の写真とほぼ同じ地点から撮影したものです。写真ではわかりませんが、撮影者、つまり私の背中のほうに大分市歴史資料館があります。写真の右側に「豊後国分駅」という表示があります。駅を撮影したつもりなのですが、ホームはかなり左のほうにあり、ほとんど写っていません。奥に見える丘の上は住宅地で、国分台団地です。

 今度は、道路を挟んで反対側、大分市歴史資料館の真横にある麦畑を撮影しました。御覧のように、民家が点在してはいますが、緑に囲まれた地帯です。奥のほうに進むと賀来に出ます。左奥に見える丘は国分台団地につながります。また、大分医科大学、東野台などにもつながっています。


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