少し暗めの写真ですが、載せておきます。
南町田グランベリーパークのSnoopy Museum Tokyoにて。
昨日(2025年5月16日)、仕事を終えて帰宅する途中、二子玉川駅を利用しました。買い物があったからなのですが、ちょうど二子玉川ライズで、ふたこ座が開かれており、見て回っていたら、珍しい物がありました。
アゼルバイジャンのワインです。余程の店でないと、まず取り扱っていないのではないでしょうか。私は初めて見ました。絵の女性が弾いている弦楽器も気になります。
今回、ふたこ座に出店していたのは那須塩原市の会社です。今回、白ワイン2種類、赤ワイン2種類、ザクロのワインを試飲させてくれました。白のほうを好む私は、スッキリした味わいのバヤンシラという種類が気に入り、買いました。ドイツの白ワインであればトロッケンというところでしょうか。ラベルの下にWhite "Dry" Wineと書かれています。
裏には、おそらくアゼルバイジャン語で説明などが書かれています。アゼルバイジャン語はテュルク語族、つまりトルコ語の系統に属する言語なので、トルコ語を読解できれば、或る程度はアゼルバイジャン語も理解できるかもしれません。
私は3100円で購入しました。安い買い物とは言えませんが、何処かの店へに行ってワインを飲めば、一杯で確実に1000円以上、種類によっては3000円以上も払わなければならないので、考えてみれば安いものです。ふたこ座ではチェコの赤ワインを購入したこともあり、気に入っていますし、オーストリア(エステルライヒ)、ハンガリー、ジョージア、モルドバのワインも気に入ったので、ジョージア以外はこのブログで写真付きで取り上げました。どうやら、私は、渋みやえぐみの少ないワインを好むようです。
このブログで何度書いていることやら、と思っていますが、私はNHKの「日曜美術館」をほぼ毎週見ています。朝の本放送も夜の再放送も、です。
その「日曜美術館」でHilma af Klintの作品が扱われた回がありました。2025年4月13日(本放送)、4月20日(再放送)です。勿論、私は見ました。本放送を見て、すぐに「これは北の丸公園の東京国立近代美術館に行かなければならない」と思いました。再放送も見て固めました。スウェーデン出身にして前衛芸術の先駆者、そして神智学、人智学など幅広い学問に影響を受けた女性芸術家の作品は、テレビで見ると、前衛芸術にしては強烈な明るさを感じるものです。また、その宗教性に満ちた作品は、抽象絵画というレッテル貼りとは裏腹に、私にとっては或る種の具体性を感じさせるものでした。それとともに、曼荼羅を思い起こさせるものでもあったのです。
実際に東京国立近代美術館に行き、作品を見ると、私の思いは深まっていきました。「10の最大物」は、幼年期、青年期、成人期、老年期を描いたもので、基調となる色が彼女なりのイマージュなのであろうと考えられます。一体何周したか、というほど見ていました。眠りに入る前などに目を閉じて、時折見えてくるあれこれの紋様が、私の頭の中に浮かんできたのでした。
それ以上に興味を持ったのは、彼女が残した、おびただしいスケッチなどでした。数学のグラフなどを想起させる直線、曲線、円、扇形などの図形。会場に入ってすぐに見ることができる螺旋階段のスケッチ、人体の模型図にも似たスケッチ(骨格なども描かれています)。スウェーデン語やドイツ語などで様々な書き込みがなされています。スウェーデン語を読解できれば、楽しみはいっそう増えたことでしょう。それでも、ドイツ語のDas Produkt des Denkens und Fühlen、日本語に訳せば思考と感覚の産物という書き込みがなされた小さな作品を見て「やはり!」と納得させられました。
日本でHilma af Klintの作品が展覧会という形で公開されるのは、今回が初めてであるとのことで、期待していたら、それ以上のものを得られたのでした。
ただ、謎は残ります。まず、彼女が、自らの死後20年間は作品を公開しないようにという趣旨の遺言を残していたことです。少なくとも、私には、展覧会で作品群を見た後にも解けなかったのでした。仮にHilma af Klintの作品が、彼女の生前から評価されていれば、アートの方向性は変わっていたかもしれません。これは大きな損失であったと思われます。また、芸術家には現実の世界のエピソードに事欠かないものであったりしますが、彼女の場合は違っています。わからないところも多いのです。少なくとも、今回の展覧会では、Hilma af Klintの私生活がうかがわれるようなエピソードなどを知ることはできなかったのでした。しかし、彼女にとってはそれでよかったかもしれません。芸術作品は、それが作り(創り)上げられた瞬間に、作者との微妙な距離感を保ちつつも、作者から独立したものとなるからです。
このブログの移転先を決めかねていますが、私の専攻科目である行政法・租税法・財政法については別ブログ「川崎高津公法研究室」にて公開することといたしました。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、既に「行政法講義ノート」〔第6版〕の掲載を終了しております。「行政法講義ノート」〔第7版〕につきましても、順次削除することとします。
そして、2024年9月6日4時30分(午前)付の「鎌倉市役所の移転問題で同市監査委員が意見を出したが」を、2025年4月27日0時0分より「川崎高津公法研究室」にて公開することとし、このブログからは削除することといたしました。
移転先はhttps://studiumkawasakitm.blogspot.com/2025/04/blog-post_27.htmlです。
また、2024年8月6日15時付でこのブログに掲載した「横浜市の傍聴動員問題に関連した住民監査請求が棄却される」については、2025年4月26日に「川崎高津公法研究室」にて公開することとしました。コメントもいただいておりますので、しばらくこのブログにも残しますが、頃合いを見計らってこのブログからは削除することとします。
この他、いくつかの記事を削除する予定です。
余談ですが、私は、原則としてこのブログに掲載した記事を保存しています。
2024年12月上旬まで運営していたホームページ「川崎高津公法研究室」には「サテライト日田(別府競輪場の場外車券売場)建設問題」を掲載していました。これは、私が大分大学教育福祉科学部講師および助教授であった時に関わっていた問題について、2000年7月から2004年12月まで、不定期で連載していたもので、61編にも及ぶものでした。
ホームページを閉鎖したため、この長期不定期連載も終了することとなりましたが、私自身が思い入れのあるシリーズでしたので、別ブログ「川崎高津公法研究室」にアーカイヴとして再掲載することといたしました。まずは第1編を2025年4月24日に再公開することにして、今年中に、できれば8月末日までに全編を再掲載したいと考えております。
このブログの移転先をどうしようか、などと考えていますが、とりあえず「行政法講義ノート」については別ブログを立ち上げ、そちらで順次改訂の上で公開することとしました。
「川崎高津公法研究室」 https://studiumkawasakitm.blogspot.com/
何卒お見知りおきを。
このブログ「ひろば」は、当初、goo blogではなく、ocnのブログを利用していました。2014年の11月末日にocnのブログのサービスが終わったので、goo blogに引っ越した訳です。
それから10年半ほどが経過して、2025年4月14日に、突然のお知らせが入りました。
「goo blog サービス終了のお知らせ」でした。2025年11月18日をもって終わるとのことです。
さて、再移転を考えなければなりません。何処にしようか、などと考えています。これまでの記事は全てをデータとして保存していますが、再移転とともに一部の記事の公開を終了せざるをえません。
2000年から、一度の移転を経て続けてきたホームページも、2024年12月上旬に終了しました。ホームページについては、数年前から移転を考えていましたが、手軽なソフトが見つからないうちに終えるしかなくなりました。講義ノートなどは、ブログよりホームページのほうが公開しやすいので、これから半年程の間に検討します。
日曜日の朝、いつものようにNHK教育テレビの「日曜美術館」を見ました。
今、東京都美術館で開かれているジュアン・ミロ展が取り上げられていました。見ながら、妻と「行ってみたいね」と話し合っていました。
今日(2025年4月8日)の朝日新聞夕刊2面にもジュアン・ミロ展に関する記事が掲載されています。
2025年4月1日。本日より、2025年度が始まります。
そして、昨日、すなわち2025年3月31日より2年間、私は大東文化大学法学部長として、様々な仕事をさせていただくこととなりました。
〔他に、実はいわゆる充て職(あてしょく)として短期間ながら兼ねるもの、学部長就任期間中に兼ねるものがあります。〕
正直なところ、私が学部長としての適格性を有するかどうかについては、自ら大きな疑問符を頭に浮かべております。しかし、2004年4月から現在の職場におりまして、2007年4月から2009年3月まで大学院法学研究科法律学専攻主任、2009年4月から2011年3月まで法学部法律学科主任、2013年4月から2015年3月まで再び大学院法学研究科法律学専攻主任を務めました。そのため、いつかは就かなければならなかったということなのでしょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
全く関係ないのですが、溝の口駅(DT10、OM16)にて撮影した東急9000系9004Fです。あと何年、東急大井町線と田園都市線を走るでしょうか。
いつからJR東日本や東京メトロなど、多くの鉄道会社で馬鹿メロが多用されるようになったのだろう。
今月15日のダイヤ改正で、南武線でワンマン運転が始まりました。
そこで、川崎市などが御当地(?)の馬鹿メロを廃止したことが許せないなどとほざいていました。武蔵溝ノ口駅では、ホルストの「惑星」の中の「木星」のアレンジが使われていました(多くの人は、このメロディの原曲がホルストの曲であることとを知らないようです)。
いやいや、多少とも静かになって、少しばかりうるさくなくなって、よくなったではないですか。
地元民だから言います。川崎市は音楽の街を目指すとか何とか言っていましたが、騒音の街を目指すと言い換えるほうが相応しいですよ。