溝口三丁目にあった帝京大学医学部附属溝口病院が二子五丁目に移転して、もうじき5年になります。しかし、今は駐車場の入口となった旧病院正門の右側に植えられている桜は、今年も花を咲かせました。
高津駅西口を出て府中街道(国道409号)を西側に進むと、高津警察署の斜め向かいに広大な駐車場があります。帝京大学医学部附属溝口病院があった場所です。現在は主に病院向けとなっていますが、府中街道の反対側にも駐車場があるためか、それとも広大であるからか、満車になったところを見たことがありません。
病院があった頃には、左側に見えるスペースには病棟があり、緊急患者の搬送口もありました。よく救急車が出入りしていたことを思い出します。
私は、大分大学に勤務していた時にアルメイダ病院の近くに住んでいたためなのか、救急車を見ると何処の消防署・出張所のものかを見ています。多くは川崎市消防局の車ですが、時折、東京消防庁や横浜市消防局のものも走ってきます。それは今も変わりません。
この桜の木は何時からあるだろう、と思いました。この地に病院が開設されたのは1973年のことで、それからのことでしょうか。小学生以来、何度となく自転車でこの辺りを走り回っていましたが、その頃もこの桜の木はあったと記憶しています。花の咲き誇る情景を目にするようになったのは、溝口に住むようになってからのことですが。