ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

『カフカ断片集』(新潮文庫)に書かれていたこと

2024年06月02日 00時00分00秒 | 本と雑誌

 気になるページに付箋を貼りながら読んでいました。

 これは、「或る意味でそうだ」と納得するとともに、「こうであってはならない」とも思うものです。

 「そう、あらゆる教育は、おそらく2種類に分けられる。

 ひとつは、まだ何も知らない子どもたちが、真実に向かって猛烈に突進していくのを防ぐこと。

 もうひとつは、骨抜きにされた子どもたちを、そっと、気づかれないように徐々に、虚偽へと導いていくことだ。」

 世に様々な教育論が溢れていますが、端的に、しかし見事に、実態を言い当てているのではないでしょうか。

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