静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

白鷹@シンプルに

2017年05月13日 07時21分20秒 | ラーメン(静岡市内)
白鷹@シンプルに



 今日のランチもラーメンです。
最近は懐かしい味のラーメンが好みで、それを狙ってみました。
こちらのお店に行くのも久しぶりで、もう三年あいてしまいました。
閑静な住宅街にあるお店は三番町の老舗「白鷹」さんです。

 「いらっしゃいませ」
11時半過ぎのお店は先客が三人で、すべて一人客でした。
まずはメニューを見ましたが、いつの間にか品数が少なくなっていました。
ひそかに期待していた「サンマーメン」はもうできないんですね。



 前回、と言っても三年前でしたが、来たときはまだいろいろなものがありました。
今回見てみると、ラーメン関係がスタンダードな三品でああとはチャーハン餃子カレーライスの三種類だけでした。
中華屋さんではお馴染みの五目ラーメンやタンメン系統が全くないというのが不思議です。
しかしこれ以外にセット物があって、そこから私は「半チャンセット(600円)」を注文しました。



 お冷やを飲みながら出来上がるのを待ちますが、卓上にあるソースの瓶を見て考えました。
これって何に使うもんでしょうか。
まさかラーメンに入れる方はいらっしゃらないでしょうから、カレーライスに掛けるのかな。
細かいことが気になる私です。



 さて、思ったよりも時間がかかって半チャンセットが出てきました。
これで600円は今時嬉しいですね。
まずはラーメンです。



 具にはチャーシューにメンマ、そしてなるとにノリというシンプルなものです。
麺は私好みの細麺ストレート、そしてスープはコクのある鶏ガラタイプです。
意外にも脂が多めで、しっかりとコクがありました。
まずはコショーを掛けていただきます。

 うーん、これは懐かしい中華屋さんのラーメンですね。
飽きないで毎日でも食べられる味でしょうか。
やはり正統派のシンプルなラーメンです。



 次は半チャーハンです。
上に乗った紅ショウガの赤と、グリーンピースの緑が冴えます。
このたった三粒がまたきれいに並んでいますね。
お兄さんの芸術的センスがよくわかります。

 このチャーハンも美味しいですね。
しっかりとチャーシューの切れ端が入っている食べ応えのあるチャーハンで、当然ですが一人前ずつ作っています。
お客さんはすべて中年以上の常連さんで、ご近所の皆さんに親しまれたお店だということがよくわかります。

 それにしても品数が少ないといぶかっていましたが、お会計の時に分かりました。
今日はお兄さんが一人だけでやっているようです。
一人で注文から調理配膳そして片付けまでやるのではなかなか手が回りません。
それで出来上がりが遅かったわけですね。

 当然手間のかかるメニューは無理ですから、品数も少なく絞ったというわけなんでしょう。
チャーハンも手間がかかると思いますが、これだけは残しておいたのかな。
忙しいにもかかわらず相変わらずの丁寧な言葉遣いで、こちらが恐縮します。
調理の合間にお会計をしてお店を後にしました。

 ごちそうさまでした。


 


コメント
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