静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

喜楽@神明町

2015年07月31日 07時10分11秒 | ラーメン(静岡市内)
喜楽@神明町

 あっさりしたラーメンが食べたい!
コテコテの豚骨ラーメンもいいですが、やはり夏場は辛いものがあります。
そういう時に普通のラーメンが食べたくなるとは理の当然というもの。
ですが最近こういうラーメンを出すお店が少なくなってきました。

 今日のランチはラーメンと決めて、さて困った。
なにしろこの暑さですから遠出はしたくありません。
実はごく近い場所に一軒あるんですがこれは気が向いた時に行く定めです。

 そこで思いついたのは、最近ご無沙汰している神明町の喜楽さんです。
ここなら間違いありません。
さっそく自転車で出かけていきます。



 お店の開店は11時半ですが何と10分も早く着いてしまいました。
でも看板には営業中と書いてありますから、図々しくドアを開けて中に入ります。
「いらっしゃいませ」
間違いなく一番乗りでした。

 カウンターの端に座ってメニューをながめます。
こちらにお邪魔するのは1年少し経っていて、その間に値上げされていました。
もともと安いお値段ですし消費税も上がりましたから当たり前です。

 ラーメンが500円から550円、うま煮ラーメンは600円から700円になっていました。
あれ、何か札が下がっている。
うま煮ラーメンのしただけに、「100円引き」という札がつり下がっていました。
これは好都合です。

 「うま煮ラーメン下さい」
こういうチャンスを逃すことはありませんからもちろんこれを注文しました。
オバチャンは奥の調理場に手伝いに行きます。

 こちらは年配のご夫婦で営業されているお店で、昼の2時間だけという短い期間だけです。
よく見るとメニューの内容も少し変わっていました。
冷やし系統のラーメンはないようです。
私の後から入ってきた男性はチャーハンの大盛りという注文でした。

 まもなくうま煮ラーメンがやってきました。
コショーを掛けていただきます。
このうま煮ラーメンというのは、モヤシなどの野菜炒めをあんかけにして乗せたラーメンです。
これがなかなか美味しいんですね。

 具にはキャベツ、ニラ、人参、玉葱、モヤシ、それに豚のコマ肉です。
あんかけですから熱々で、ふうふういいながら食べ進んでいきます。
あっさりと塩味で、飽きのこない味付けですね。

 麺は私好みの細麺。
それほど腰は強くなく、スルスルと食べられます。
スープもまた美味しいんだなあ。
喜楽さんのラーメンは静岡市内ではトップクラスに入る、美味しいラーメンです。

 熱かったですが最後まで一気に食べ終えてしまいました。
最後にお冷やを飲み干して無事終了です。
お会計をするとやっぱり割引で600円でした。
ということは値上げ以前と同じということです。

 美味しいラーメンで満足しましたが、まだ課題が残っていました。
それは「ワンタン」です。
いつかはここで缶ビールにワンタン。
絶対に食べるぞ。

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静高優勝

2015年07月30日 10時44分43秒 | 日記
静高優勝

 夏の高校野球静岡大会、静岡高校が優勝しました。
今回は前評判も良く、期待して見ていましたが、そこは高校生ですからどうなるかは分かりません。

 まずは初戦の日大三島戦。
去年も初戦で大苦戦しましたので一抹の不安が浮かびましたが、快勝で勢いが付きました。
次の大一番は準決勝の静商戦。
ここが最大の山場だと思って応援しましたが、打線が大爆発でした。

 そして決勝ですが選手もリラックスしていたようで、好手に渡って良いプレーが出ていました。
相手の飛龍高校も良いチームで、静高を上回る11安打とは恐れ入りました。
最終回の攻防は見応えがありましたし、ハラハラしたものです。

 ともかく逃げ切って連続の優勝でした。
今年のチームは甲子園でも活躍してくれると信じています。
久しぶりに応援に行こうかな。

 さて、優勝が決まってしばらくした時のことです。
玄関のチャイムが鳴って、お客さんです。
何と近くの新聞店の方が静高優勝のポスターを持ってきてくださいました。





 あまりにも早すぎますから事前に準備していたものですね。
さっそく玄関先に張ってお祝いです。
おめでとう静高。
甲子園での健闘を祈ります。





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藤や@北千住

2015年07月30日 07時48分17秒 | 居酒屋
藤や@北千住



 「大はし」さんを出て、いよいよ最後のお店です。
場所も近くて歩いて数分、着いたお店は「藤や」さんです。
ここでも名物の煮込みをいただくつもりです。



 「こんばんは」
なんとこちらは一番乗りでした。
奥から暇そうに御主人が出てきて、のんびりと下準備をします。



 ここでは冷酒をいただくことにしました。
私はあまり注文しませんが、何しろ暑いですからこれもいいでしょう。
丸い煮込み鍋の前のカウンターに席を取りました。



 お通しはオクラと山芋の酢の物です。
日本酒にはさっぱり系も合いますね。
テレビでは大相撲中継の真っ最中で、こちらがつい気になります。

 お目当ての煮込みを注文すると、出してきたものを鍋に入れて温めはじめました。
こちらの煮込みはグツグツ煮こんでいるものではなく、ある程度下準備をして置いたものを温めて供するやり方のようでした。
まあ煮込みにも食べ頃がありますから、これは理にかなっています。



 出てきた煮込みは、串に刺したもので、色々な部位のものが混ざっていますね。
目立つのはハチノスでしょうか。
いずれもまだ歯応えを残したままで、食べ応えがあります。
味付けは醤油だけのような感じで、意外にあっさりしていました。



 お酒だけでは飲み足らず、チューハイを追加しました。
炭酸の弱いプレーンな酎ハイでした。
しかしこの御主人は割合にのんびりとした感じで、なかなか味があります。



 卓上には懐かしい味の素の瓶が置いてありました。
煮込みの味が足りない場合はこれを振りかけろということなんでしょうか。
居酒屋さんで味の素をドカンと置いてあるお店はなかなか見つかりません。



 こちらが煮込みの鍋で、ただいまは空の状態です。
向こう側のバットに煮込みが並んでいて、これを注文があってから鍋に入れるようでした。
こういうタイプの煮込みもあるんですね。

 6時を過ぎて大相撲も無事終了、私たちもお暇することになりました。
お会計は2800円でした。
これで1回目の東京ツアーは無事終了です。
 




なお、駅の看板が「北干住」だったかどうかは定かではありません。




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大はし@北千住

2015年07月29日 07時39分35秒 | 居酒屋
大はし@北千住

 上野から常磐線に乗って向かす先は北千住です。
江戸時代には宿場町として栄えた街、北千住は老舗の居酒屋さんが多いことでも有名です。
その中から今日は煮込みを中心に廻ってみようと計画を立てました。



 まずはメインのお店の場所を確認して置いて、初めのお店に戻ります。
こちらが「千住で2番」というキャッチフレーズで有名なお店、「大はし」さんです。
開店時間は午後4時半、少し遅れてお店に飛び込みました。

 「いらっしゃいませ」
中に入ってびっくり、もうすでに半分ほどは埋まっています。
私たちは右手のカウンターの奥から二番目に座りました。
一番奥には常連さんらしい中年の男性がお一人早くもグラスを並べていました。

 「ショーチューに煮込み二つ」
「あいよ」
御主人の店舗の良さは相変わらずです。
親子お二人でテキパキとお店を回していますね。

 こちらでは1杯ごとの注文もできますが、ほとんどの方がキンミヤのボトルを注文されています。
これが600ミリリットルですから、二人とはいえ1回で空けるのは難しいです。
目の前にボトルがドンと置かれて氷のサービスとともに炭酸が二本と梅エキスです。
これで各自適当な濃さに作っていただきます。

 なお、こちらのお店では店内の撮影は禁止ですから本日の写真はありません。
グラスに氷を入れ、ショーチューを注ぎ、梅エキスを垂らして炭酸で割りました。
どうしても濃いめになってしまいますからこれは効くなあ。
まずはお通しの小鉢が出てきました。

 そして大はし名物の、「牛煮込み」です。
牛のすじ肉を醤油味で煮込んだもので、トロトロではなく適度な歯応えが残っています。
一味を振っていただきますが、これがまた美味いのなんの。
久しぶりにいただきますが、さすがは「東京三大煮込み」です。

 しかしお店の繁盛ぶりも、もの凄いものです。
次から次へとお客さんがやってきて、開店から10分も過ぎたあたりですでに満席になってしまいました。
団体のお客さんは入れなくて断られる方もあります。
入り口横の椅子で席が空くのを待っている方もいますから凄いですね。

 私たちもうっかり遅れていたら危ないところでした。
お客さんは地元の方が多いようですが年輩客から若い方まで多種多様でした。
若い女性だけのグループがいたりするところが面白いです。

 さて、おつまみの追加です。
迷った末に、「生ウニ」と「ジュンサイ」を注文しました。
これがともに480円です。
安いなあと思っていましたがさすがに量は少なく、出てきた物を見て納得でした。

 こちらは看板の「牛煮込み」「煮込み豆腐」以外のメニューは普通の居酒屋さんとそれほど変わりはありません。
ショーチューボトルのシステムだけがかなり激安になっています。
ですからのんびりと飲むには非常に都合の良いお店です。

 御主人の素早い動きを見ているだけでも飽きることがありません。
賑やかですがうるさいお客さんはおらず、まさにお江戸の下町風情が感じられますね。
壁に張り出されたメニューも多く、注文を考える楽しみもあります。

 さて、今日はもう1軒予定していますので、そろそろ引き上げなくてはいけません。
しかしさすがにボトルは3割ほど残っています。
無理に飲み干すこともできませんから、これでお会計にしました。

 すると、マジックを出されて、これでボトルに名前を書きます。
大きく、「電気がま」と書いておきましたから、誰か飲んでいただいてもかまいません。
キープが一ヶ月ですから、よほどのことがない限り行けないと思います。

 50分ほど楽しんで3200円でした。
一人1600円ですからこれもまた安いですね。
いよいよ最後のお店に向かいます。



 ごちそうさまでした。





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ふぶき@御徒町

2015年07月28日 07時38分40秒 | 居酒屋
ふぶき@御徒町

 関内の駅から京浜東北線で東京方面に向かいます。
すぐに来た快速電車に乗り込みますが、目的地の御徒町には停まらず、秋葉原での乗り換えになりました。
それでも時間は40分ぐらいあって、ちょうど一眠りできました。

 御徒町で電車を降り、アメ横の通りを歩いていきます。
するとJR高架の下に目指すお店を見つけました。
こちらが本日二軒目のお店、「ふぶき」さんです。
さっそくお店に入ることにします。



 「いらっしゃいませ」
元気に迎えてくれたのはかなり恰幅の良い御主人と、アルバイトらしい若い男性でした。
対照的なお二人がなかなか面白いです。
先客は男女二人のカップルだけで、こちらはテーブル席に座っていました。

 カウンターのまん中あたりに席を取りますが、後ろのテーブル席が空いています。
「ここに移っても良いですか?」
「すいません、テーブル席は3人以上でお願いします」
これは残念でした。



 まずはホッピー(390円)で乾杯です。
ナカもたっぷり入っていて嬉しいですねえ。
さて何を注文しましょうか。



 「刺身3点盛り(390円)」です。
3点盛りとはいいながら6点も盛られています。
ハマチ、鮪、ホタテ、しめ鯖、タコ、ネギトロと勢揃いしてこのお値段はお得です。
こちらのお店は海鮮関係が充実しています。



 メニューを見ますと末尾が90円というものが多いですね。
ここにはありませんが、「生牡蠣」という恐ろしいメニューもありました。
その中から「鯨ベーコン(290円)」を頼んでみました。



 「おまちどうさまです」
お値段がお値段ですから期待はしていませんでしたが、やはりこんなもんでしょうね。
クジラもすっかり高級品になってしまいました。



 そこにやってきたのは友人の注文した、「鮪かま焼き(490円)」です。
さっきからいやに丁寧に焼いているなあと思いましたが、それがこれでした。
とてもカマとは思えないボリュームです。

 一口いただいてびっくり、これは美味いや。
程良い塩加減で、旨味が凝縮されている感じですね。
これですっかり気に入りました。

 お店には続々とお客さんが入ってきます。
どうも看板商品が、500円の「本まぐろの鉄火丼」で、これを目当てのお客さんが多かったです。
私たちはランチを済ませていますから、残念ながらこれはパスです。
お客さんに出された鉄火丼は、実に美味しそうでした。



 ここでナカのお代わりです。
これがかなりの大盛りでびっくりしました。
とても150円とは思えません。
気を付けて作らないとあとで効いてきますから、これは注意が必要です。

 つまみも良いですが、酒飲みにはこのサービスが一番嬉しいですね。
こちらのお店はできてからまだそれほど経っていないようですが、人気があるはずです。
早い時間からやっていますし使い勝手も良いです。



 もう1品気になったもので、「ふぐ白子ポン酢(390円)」です。
そういえばふぐの白子って実に久しぶりに食べた気がします。
これは日本酒の方が合いそうです。

 濃いめのホッピーと美味しいおつまみですっかり長居をしてしまいました。
これでお会計は二人分で2490円ですから安いものです。
ごちそうさまでした、また来ますよ。

 帰りはアメ横を散歩しながら上野まで歩き、そこから3軒目に向かいます。
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