静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

大村バー@年に一度の

2024年01月31日 07時11分33秒 | 居酒屋

大村バー@年に一度の

 

 日曜日の午後3時半過ぎ、今日は久しぶりに人宿町の「大村バー」さんにやってきました。
こちらのお店は日曜日は午後3時半の開店です。
ところが開店直後だというのにもうお客さんがかなり入っていました。
しかし手前のカウンター席に一つだけ空きがあって、私は何とかそこに座れました。

 お客さんはほとんどが常連さんで、皆さん出足が速いですね。
このブログを見ている方はご存知でしょうが、私は一年に一度は必ずこちらのお店に行きます。
それはもちろん冬場の名物を食べたくなるからです。
今回も席に着くとすぐにその注文をします。

 「コップ酒と湯豆腐下さい」
すぐに店員さんが一升瓶からお酒をチロリに注ぎ、燗をつけはじめました。
いつもは瓶ビールを注文するんですが、今日はあまりにも寒いので熱燗が恋しくなりました。
そう言えばここでコップ酒を注文したのはかなりの久しぶりになります。

 

 するとその燗酒が出て来るよりも早く名物の湯豆腐が出てきました。
これこれ、大村バーの冬の名物がこの湯豆腐です。
とはいえお酒がまだですからしばらく待つことにします。
そしてようやくお酒の燗がつかりました。

 

 前に置いたコップに店員さんが燗酒を注いでくれます。
これがぴったりとコップ一杯でした。
思わず口からお酒を迎えに行きます。
クー、これは五臓六腑に染みわたりますね。

 最近熱燗はあまり飲んでいなかったので、意外に新鮮でした。
そして待望の名物湯豆腐に行きます。
一口食べて、思わず笑みが浮かびました。
あいかわらず良い味出してるねえ。

 先代のおかみさんが開発されたという独特のあんかけ湯豆腐はまさに冬の風物詩です。
毎年これが食べたくて大村さんにやってくる私です。
ビールでも美味しいですが、熱燗にもぴったり合いますね。
出汁の効いた餡と刻み海苔に鰹節が絶妙のコンビネーションです。

 テレビではちょうど大相撲の千秋楽を中継しています。
今場所は郷土力士が振るいませんでしたが、若いですから来場所に期待したいと思います。
美味しい湯豆腐にお酒が止まりません。
15分ほどでコップが空になりました。

 

 一息ついてこれでお会計です。
長居は無用と今回も一番でお店を後にしました。
どうもごちそうさまでした。

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すき家@納豆鬼除け汁

2024年01月30日 07時09分52秒 | 散歩飲み

すき家@納豆鬼除け汁

 

 みなさんここのところ寒さが増してきましたね。
私はそれでもあいかわらずドラクエウォークにはまっていて、毎日お散歩三昧の日々です。
金曜日の昼下がり、今日ものんびりとお散歩をしています。
とはいえたまには息抜きをと、ご近所のすき家さんに飛び込みました。

 ただいまの時間は午後3時の15分ほど前ですが、お店が思ったよりも混んでいて驚きました。
カウンターに座ろうと思っていましたが、半分ほど入っていてテーブル席も二つほど埋まっていました。
そこで奥のテーブル席に入りました。
実は今日すき家さんに来たのには訳があります。

 

 よく見ると壁にはそのメニューが貼ってありました。
すき家さんが期間限定で出しているこの、「納豆鬼除け汁」が食べてみたかったわけなんです。
まずはタブレットでビールにその鬼除け汁を注文します。
するとあっという間にそれが出てきてびっくりしました。

 

 打ち込んでから1分ぐらいでしたからこれは凄いぞ。
まずはスーパードライの中瓶です。
そして同じトレイで納豆汁も出てきました。
なるほどこういうタイプでしたか。

 

 納豆鬼除け汁とは、通常の豚汁に納豆を乗せただけのものでした。
まあこうだというのは予想されていましたが、そうでしょうね。
とはいえまずは七味を掛けていただきます。
グラスに手酌でビールを注いで、乾いたのどを潤します。

 

 さて、納豆は上に塊のまま置いてありました。
これをどうして食べようか迷いますが、まあ混ぜておくのが通常でしょうか。
とはいえ納豆に豚汁はそれほど違和感はないですね。
この鬼除け汁は税込み250円でした。

 

 豚汁の具ですが、通常と同じで、大根に里芋コンニャク豚肉人参などが入っています。
そこに納豆が混ざると絶妙なとろみが出てきて、一風変わった味わいになりますね。
豚汁に納豆もなかなかいいアイデアだと思いました。
さてお店ではここで面白いアクシデントが発生しました。

 お会計を終えた男性一人のお客さんがお店を出て行きます。
するとカウンターでお食事をされていたお客さんが店員さんに声を掛けました。
「椅子に置いてある荷物、お客さんが忘れたみたいだよ」
提示を受けて若い店員さんがすぐにその席に向かいました。

 私のほうからは見えませんでしたが、確かにリュックサックが席に置いてありました。
店員さんはそれを手にして出口に向かい、そのお客さんを追いかけます。
どうなるだろうかと思いましたが、車で来たお客さんだったようで、何とか間に合ったようです。
その店員さんが無事引き返してきて、教えてくれた男性にお礼を言いました。

 店内が何となくほっこりとした雰囲気に変わりました。
とりあえず無事で良かったですね。
私はのんびりとビールをちびちび飲んでいます。
そして3時を過ぎると急にお店が空いてきました。

 

 私が入った時は先客が8人ほどいらっしゃいましたが、いつの間には一人消え二人消えていきます。
そしてなんとついにお客は私ただ一人になってしまいました。
こういう移り替わりも面白いですね。
私もそろそろ潮時だと残りのビールを飲み干してお会計をしました。

 

 納豆汁もたまにはいいもんですね。
ごちそうさまでした。

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新新京北@ベトコンラーメン

2024年01月29日 07時11分29秒 | ラーメン(静岡市内)

新新京北@ベトコンラーメン

 

 今日のランチはラーメンです。
2024年初めてのラーメンは横浜中華街で、二杯目は第二美濃屋さんでした。
そして今回が静岡市内では初めての通常のラーメンということになります。
やってきたのは紺屋町にある、「新新京北」さんでした。

 お店の開店時間は午前11時半で、私はその開店直後に入店しました。
もちろん一番乗りで、他にお客さんはいらっしゃいません。
いつものカウンター席の右端に座りました。
まずはランチメニューでの確認です。

 

 この新新京北さんにはほとんど夜に訪問しているので昼の時間帯に来たのは三回目ぐらいでしょうか。
炒飯がサービス価格のようで、500円は安いですね。
しかし今回の目的はこれではありません。
店員さんに直接、「ベトコンしょうゆでお願いします」と声を掛けます。

 今日は久しぶりにベトコンラーメンが食べたくなってこのお店に来ました。
すぐに厨房からは鍋を振う小気味よい音が聞こえてきました。
そしてジョッキに入れたお冷やも出てきます。
ああ、これがチューハイだったらなあ。

 

 ノンアルのチューハイを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
するとそれほど待つこともなくラーメンが出てきました。
「おまたせしました」
おお、これが久しぶりに見るベトコンの雄姿か。

 

 具にはモヤシにニラ、豚肉にニンニクを炒めたものが乗っています。
この塊のままのニンニクがベトコンラーメンの名物なんです。
そして麺は私好みの細麺ストレートで、適度の腰があります。
この麺もなかなかいい具合に出来上がっていますね。

 

 

 さらには醤油味のスープがまた美味しいです。
スッキリとしているんですが、ニンニクのせいかコクがあって実に美味しいですね。
ベトコンってこんなに美味しいスープだったのかと驚きました。
もちろんコショーをしっかり掛けていただきましたが、これもよく合いますね。

 

 久しぶりにいただいたベトコンラーメンでしたが、まさかここまで美味しいとは思いませんでした。
いやあこれはくせになる味ですね。
なお、こちらのお店はランチタイムはそれほど混まないようで、私が食べ終わるころにようやく二人目のお客さんが入ってきました。

 さて、この「ベトコンラーメン」ですが、歴史は古いです。
初めてこれを出したお店は愛知県のお店だそうですが、私も昔そこでラーメンをいただいたことがあります。
販売された当時はベトナム戦争が行われていて、アメリカ軍がそこに介入していました。
その巨大なアメリカ軍と対抗していたのが、「ベトコン」です。

 南ベトナム民族解放戦線の略称ということですが、これが近代装備をしたアメリカ軍と五分以上に戦いました。
最終的にはベトコンが勝利してアメリカが撤退したわけですから、とんでもない底力です。
そのベトコンのパワーにあずかって、「ベトコンラーメン」の名前ができたそうです。
見るからにパワーのあるラーメンですからこれが大評判になって爆発的なヒット商品になりました。

 ところが好事魔多しです。
評判が大きくなると一部のメディアから「ベトコン」を商品名に使うのは戦争を商売にしていて不謹慎だという声が上がってきました。
中には戦争反対だという非難の声もあってお店も困惑したようです。
しかし一度広まった「ベトコンラーメン」の名前は消すことができません。

 そこで知恵を絞って、いい考えをひねり出しました。
それはベトコンの由来を変えたことです。
「ベトコンとは、ベストコンディションの略です」
と決めたわけでした。

 たまたま同じ呼び方になっただけだという理屈です。
これがなんとか成立して今ではこちらのほうが正式の名称になっています。
まあ名前などはどうでもいいんですが、ベトナム戦争もはるか昔になりましたから、ベトコンを知る人も少なくなりましたね。
由来はどうでも、美味しいラーメンならいいんじゃないでしょうか。

 

 私は美味しいベトコンラーメンを食べきってお会計をしました。
これが1杯800円ですから、今時のとんこつラーメンよりもかなりお得だと思います。
これは定期的に食べたくなる味ですね。
ごちそうさまでした。

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サイゼリヤ@ここが一番

2024年01月27日 07時08分47秒 | 居酒屋

サイゼリヤ@ここが一番

 

 「とさか」さんを出て、二軒目のお店に向かいます。
お酒は飲みましたがさすがに小腹が空いた。
そこでこれも毎回同じパターンになりますが、サイゼリヤさんに決めました。
しかしお店は駅南ではなく、けやきプラザにあるサイゼリヤさんです。

 というのもこちらのお店のほうが席が広いんですね。
駅南のお店は二人掛けのテーブル席が多いので、そちらに回されるとリラックスできない場合があります。
その点こちらのお店はほとんどのテーブルが広めの作りになっているので使いやすいんです。
ところが今夜のサイゼリヤさんは意外と混んでいて、入口付近の席はすべて埋まっていました。

 

 しかし店員さんが親切にも奥の席を指示してくれました。
ここは一組のお客さんしかおらずゆったりと座れました。
まずは赤ワインのデキャンタを注文します。
毎回感心しますがこの500ミリデキャンタが税込みで400円ですから素晴らしいです。

 

 では二軒目の乾杯です。
あ、もちろんお水もしっかりと用意しておいてありますからご安心ください。
そしておつまみも出てきます。
まずは「小エビのサラダ」です。

 

 先ほどのお店では野菜物は大根だけでしたからこういうサラダも恋しくなります。
さて、私たちがいるブースは先ほど書いたように先客はお二人しかいません。
そしてそのお二人が高校生ぐらいのカップルで、実に楽しそうでした。
若い人は良いなあと、それを横目で見ているおじさん二人です。

 

 そこに焼き立て熱々のピザが出てきました。
こちらはwチーズのソーセージピザです。
サイゼリヤさんには何種類かのピザがありますが、私はこのピザが一番好きですね。
シンプルなソーセージとチーズが実によく合います。

 このチーズをダブルにするとさらに美味しさが増す気がします。
2人で分け合って半分ぐらいの量がちょうど適量です。
しかしそこにまた新しいお客さんたちが入ってきました。
それがまた高校生らしいグループですが、今度はすべて男の子だけでした。

 その5人ぐらいのグループがなんと私たちの席と例のカップルとの間の席に入りました。
今までは静かだったのに急にガヤガヤとした雰囲気に変わりました。
まあこのお店のお客さんはほとんどが若い方ばかりですから、それが通常なんですが。
若いカップルが急にいそいそしだしましたね。

 私たちはピザを食べ終わってここでお会計です。
お腹も膨れてこれで1250円ですからコスパは最強ですね。
ごちそうさまでした。
 

 

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とさか@ボトルで安心

2024年01月26日 07時12分07秒 | 居酒屋

とさか@ボトルで安心

 

 今日は久しぶりに友人との二人飲みです。
ただいまの時間は平日の午後4時すぎですが、この時間で開いているお店が静岡市内では珍しいんです。
したがって大体同じようなお店に向かうことが多くなります。
今回も迷いましたが、一番安定している駅南の「とさか」さんに決めました。

 なお、隣のお店も午後4時開店ですが、ここにはまだ一度も入ったことがありません。
タイムサービスでドリンクが半額なのでいつかは行ってみたいものですね。
開店早々ですからもちろん一番乗り、だと思っていたら私たちの前に一人の女性がいてその方が先にお店に入りました。
それに続いて私たちも入り、席はいつものテーブルに案内されました。

 

 まずはショーチューのボトルが前回で空になったので、今回新規に注文をします。
すると最初にお通しが出てきました。
これは毎回同じもので野菜の煮物に鬼おろしです。
308円ですが、鬼おろしはおかわりができます。

 

 鬼おろしにはゴマ油とお醤油を掛けていただきます。
たぶんここでしか食べないものですが、たまに食べると意外に美味しいです。
しばらくしてホッピーとキンミヤの一升瓶が出てきました。
この一升瓶が税込み2420円なのでかなりお得だと言えますね。

 

 

 そして無料サービスの氷も出てきました。
一升瓶はけっこう重いので最初はしっかり持たないと危ないです。
酔っぱらわないうちに軽くしておこうと、最初からショーチューが濃い目になりますね。
そしておつまみもまとめて注文をします。

 

 まずは恒例の「上馬刺し」です。
こちらのお店の馬刺しは何種類かありますが、このスタンダードの馬刺しが一番美味しいような気がします。
この馬刺しが税込み583円ですからお手頃ですね。
そしてもう一品も出てきました。

 

 こちらは「炙りマルチョウ」です。
まさに脂の塊といった状態で出てきました。
美味しいんですが唯一の欠点は時間がたつと固くなってしまうということです。
まあそうなる前に全部食べてしまえばいいんですけどね。

 

 そして注文した時に、「20分ほど時間が掛かります」
と言われた「コロコロ厚揚げ」が出てきました。
この厚揚げがまた美味しいんです。
一度注文してからはこれがお気に入りになっていて、最近では毎回注文しています。

 カリカリの厚揚げが甘口のお醤油によく合いますね。
私の目の前に厨房があるので料理の出て行く姿がよくわかります。
一番目を引くのはパイナップルが丸ごと乗ったサワーです。
これは実にインスタ映えしますが、もちろん私たちは注文したことがありません。

 5時を過ぎるとお客さんも増えてきました。
こちらのお店は安くて料理も種類が多いので人気があるようです。
私たちの隣のテーブルにもグループ客が入ってきました。
お店は天井が少し高めになっているので話し声が響かず、快適に過ごせます。

 ナカのお代わりを何回か繰り返してようやくホッピーが空きました。
気がつけば1時間半が経過しています。
ということでそろそろお開きにしましょうか。
お会計をしてお店を後にしました。

 では、ごちそうさまです。
 

 

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